どうもUGです

今回は「楽曲の魅力を200%引き出すDTMのリバーブの使い方」について

お話します。

 

リバーブを効果的に使うことができればとてもリッチな空間を演出できます。

しかし一歩間違えれば楽曲のクオリティをぶち壊してしまいます。

それはなぜか?楽曲に必要のない空気感を作ってしまうからです。

 

空気感とは言い換えれば臨場感でもあります。

リバーブがかかっているサウンドとそうでないサウンドでは

音の現実感が違います。

 

しかしその空間がとても嘘くさいものだったら

すぐに現実に引き戻されます。

この現実というのは音楽を聞いていない状態のことです。

 

つまり適正なリバーブサウンドの音楽であれば

ユーザーをあなたの音楽の世界で幸せにすることができます。

 

しかし、どうすればよいのかわからないというDTMerは思ったよりも多いです。

 

適正リバーブサウンドは

 

かけ方(量)

リバーブの意図

各楽器の配置

 

これらで決まります。

 

そのほかにも

リバーブはボーカルだけにかければいいのギターやドラムには?

ベースにもリバーブは必要?

リバーブは違う種類を使ったほうがいいってホント?

 

などなど

リバーブを悩んでいる人はたくさんいます。

 

今日はそのリバーブを使う時の簡単なお作法について

詳しくお話したいと思います。






リバーブの正しいかけ方

リバーブのポイントはかける量です。

どんなによいリバーブもかけすぎては曲の魅力は引き出すところかマイナスです。

 

しかし、慣れていないと、「最適な量」がわかりにくいと思います。

そこでオススメするのが

「自分の中で気持ちよい!と感じるリバーブ量の半分」にすることです。

 

なぜなら自分が気持ちよいと感じる時はすでにそのリバーブサウンドに酔っている可能性があります。

 

お風呂などで歌っているときは気持ちよいのは主観でしかものを見れていなからです。

客観的になるとお風呂の残響音はそれほど気持ちよくないですからねw

 

そしてもう一つ半分以下にしなければいけない理由があります。

それは、最終的にマスタリングをするとすべての音量が上がってきます。

つまり、埋もれていたリバーブサウンドも上がってきます。

こうなると大げさにかけただけのうるさいリバーブサウンド楽曲になってしまう可能性が高いです。

 

だから「自分が気持ち良いと感じた量の半分以下にする」ということが大切なのです。

 

音に酔いやすい

コーラスやディレイなどのモジュレーション系もとにかく

客観的に見て「ちょっとかけ過ぎかな?」と思ったらすぐに半分以下にしましょう。

 

リバーブの種類と使う意図

効果的なリバーブサウンドを得るためにはリバーブの種類と意図をしっておくことが大切です。

リバーブには大きく分けて

 

ホール

プレート

チェンバー(ルーム)

の3つがあります。

 

ホールとチェンバー(ルーム)イメージがあると思います。

ちなみにチェンバーとは「間、とか房、とか部屋という意味があります)

 

ざっくり説明すると

ホールとルーム大きい会場、小さい部屋(部屋)

プレートは残響が明るい感じ(響きの明るさ)

ホールやルームは部屋にマイクを立てればその部屋の残響を録音できますが、

そのような部屋がない場合でもリバーブをサウンドをかけたいという

思いで作られたのがプレートリバーブです。

 

なので、部屋鳴りを作るというよりは残響自体を作り出すことを目的にしたのが

プレートリバーブなのでホールやルームの響きより人工的な響きがするため

音が抜けもよくなっています。

 

ホールとルームは部屋の鳴りをつくるのに対して

プレートは部屋ではなく響きの明瞭を作る

 

こんな感じで覚えてください。

 

部屋の存在は臨場感となると最初にお話しました。

 

例えば、広大なバラードを歌い上げる時

小さい部屋と大きい部屋で歌った場合どちらが自分に突き刺さるかを考えたとき

おそらく大きい部屋(ホール)で歌った方が心地よく感じると思います。

 

なぜなら

 

広大という場面を演習できるのが大きいホールだからです。

つまりリバーブは演出したい場面を想定すればそれほど大きく使い方を間違えることはありません。

 

逆に広大なバラードをまったくリバーブがかかっていない状態で聞くと

ものすごく嘘くさいというか感情がない印象を受けます。

 

しかし部屋で小さく彼女に語りかけるようなバラードの場合は

広大なサウンドは必要ありません。その方が現実感があります。

 

ロックでテンポが速い曲の場合はリバーブが多すぎると

他の楽器に残響が干渉して音の輪郭をぼやけてしまう可能性があります。

 

自分がリバーブをつかう時に注意するのは、

リバーブの演出がどこにあるのか?これを常に意識するようにしましょう。





リバーブと各楽器の配置の関係

例えば、楽曲全体(2mixファイル)にリバーブをかけるとどうなるか、

小さい音ほど埋もれていく、つまり音像が遠くなっていきます。

ミックス時のバランスとは音像調整であり、リバーブはそれをさらに

大げさにできるものと言えます。

 

なので、予めしっかりとどの楽器はどの場所にあって、どれくらいの音量で

聞かせたいか?ということを考えながらミックスすることで

わずかなリバーブでも全体の音像を破綻することがなくなります。

 

しかしここを守らないと無駄にに響いた現実感がない楽曲になってしまいます。

シンセのリバーブはオフにすることの重要性

ピアノにはホールリバーブ

バイオリンは短いルームリバーブ

シンセにはプレートとルームリバーブ

 

そしてそれの残響時間が適当だったら、

リバーブタイムが他の楽器に干渉しあって音がにごってしまう原因になります。

 

ギターなどで音を明るく響かせたいというときなどはプレートリバーブを少しかける程度で

ディストーションサウンドによく響くリバーブサウンドでゴージャスな雰囲気を作ることができます。

 

何をどう響かせたいのか?

ボーカルにリバーブをかける理由はもっとも楽曲のなかで

もっとも説得力があるからです。

ボーカルの役目は言葉を届けることです。

その言葉の意味がリバーブなしでも十分に伝わるのであれば、必要はないでしょう。

 

考え方としては

リバーブサウンドを聞かせたいのか

ボーカルの歌詞を聞かせたいのか?

 

そのバランスを考えて量を決める。という考え方が大切です。

 

また他の楽器の場合、

ギターの場合は分厚い壁サウンドをリバーブで作ることもできますし、

ソロのときだけリバーブをかけることもあります。

 

このときずっとギターにリバーブがかかっていてソロになってもかかっているのと

ソロだけリバーブがかかっているのではどちらが

ソロの存在感があると感じるか?という疑問をもてるかどうかです。

 

低音パートはリバーブはいらない

ジャンルにもよりますが、基本は必要ありません。

低域にリバーブを使っても響きを感じる高音部が少ないと

響きを感じにくいですし、低音部に響きが多いと音の明瞭度は下がり

サウンドに切れがなくなります。

 

エフェクティブな処理をする。

キックなら大きなリバーブを掛けて効果音的に使うなどの方法で使うことはありますが、

常用させる意味はあまりありません。





さいごに

楽曲の魅力を200%引き出すDTMのリバーブの使い方

どうでしたか?

 

ここに書いたことをしっかり守れば有償のリバーブプラグインなどに頼る必要性は

ありません。

もちろん有償のリバーブプラグインはそれなりの魅力や機能があるのでその価格になっているわけですが、

リバーブの本質をしっかりと理解することの方がよっぽど大事だと私は思います。

 

リバーブはかけすぎ注意!

これだけを守るだけでも、楽曲はよりドラマティックになり

より魅力的な音楽になるでしょう。