MODO BASS 2は、弦やピックアップ、奏法まで調整できるフィジカルモデリング方式のベース音源です。
自由度が高い一方で、「設定項目が多くて何を触ればいいのかわからない」「スライドを自然に打ち込めない」「どのプリセットから音を作ればいい?」と迷うこともあります。
私自身、MODO BASS 2ではプリセットをそのまま使うだけでなく、Finger・Pick・Slapを曲に合わせて切り替えたり、内蔵アンプを外して外部のアンプシミュレーターで仕上げたりしています。
また、音質についても「フィジカルモデリングだからサンプリング音源よりリアル」と単純には感じていません。単体ではサンプリング音源の方が生々しく感じることがありますが、実際の楽曲では十分使えるというのが私の評価です。
この記事では、MODO BASS 2を実際に使って分かったメリット・デメリットから、基本的な使い方、スライド、弦とポジション、よく使うプリセット、音質、無料版CSとの違いまで解説します。
MODO BASS 2をこれから使う人はもちろん、すでに持っているけれど使いこなせていない人にも役立つ内容です。
- 22種類のベースから曲に合ったモデルを選べる
- 弦・ピックアップ・Finger/Pick/Slapなどを細かく調整できる
- スライドなどベースらしい演奏表現を作り込める
- 弦とポジションを意識した打ち込みができる
- 単体の生々しさではサンプリング音源に一歩譲る
- 設定項目が多く、初心者はどこを触ればよいか迷いやすい
- リアルな演奏にするにはベースの運指を多少理解した方がよい
- 個人的には内蔵アンプ/エフェクトの音は好みではない
MODO BASS 2とは

MODO BASS 2は、IK Multimediaが開発したフィジカルモデリング方式のベース音源です。
一般的なサンプリング音源が、あらかじめ録音したベースの音を再生するのに対し、MODO BASS 2は弦の振動や演奏方法、楽器本体、ピックアップなどの挙動をモデリングし、リアルタイムで音を作ります。
そのため「収録された音を選ぶ」というより、ベースそのものを自分で組み立てて演奏させる感覚に近い音源です。
サンプリングではなくフィジカルモデリングで音を作る
MODO BASS 2の大きな特徴は、大容量のサンプルライブラリを再生する方式ではないことです。
弦の種類や太さ、弦高、ピックアップ、演奏位置などを変更すると、それに応じて音の鳴り方も変化します。
さらにFinger、Pick、Slapなどの奏法も選択できます。
単に「良いベースの音を鳴らす」だけならプリセットから始められますが、必要に応じて楽器そのものを調整し、自分の曲に合わせたベースサウンドを作れるのがMODO BASS 2の特徴です。
MODO BASS 2は22種類のベースを収録

MODO BASS 2には、エレクトリックベース、フレットレスベース、アップライトベースを含む22種類のベースモデルが収録されています。
初代MODO BASSの14モデルに8モデルが追加され、Fretless JazzやFretless Bass Manといったフレットレスベース、Studio UprightやRockabillyといったアップライトベースも選択できるようになりました。
さらに通常のエレクトリックベースでは、弦の本数、スケール、チューニング、ゲージ、弦高なども調整できます。
「22種類のベース音源が入っている」というより、22種類のベースモデルを出発点として音を作り込めると考えた方がMODO BASS 2の特徴を理解しやすいです。
Patternsからベースラインも作れる

MODO BASS 2には、ベースフレーズを収録した「Patterns」機能があります。
1,500以上のMIDIパターンが用意されており、ジャンルや曲のセクション、長さ、拍子などからフレーズを探せます。
ベースラインをゼロから考えるのが難しい場合でも、Patternsからフレーズを探して制作のスタート地点にできます。
具体的な使い方については後ほど紹介します。
MODO BASS 2を実際に使って感じたメリット
MODO BASS 2を使っていて特に魅力を感じるのは、単にベース音が鳴ることではなく、「どのようなベースを、どのように演奏させるか」まで自分でコントロールできることです。
22種類のベースから曲に合った音を選べる
MODO BASS 2には22種類のベースモデルが収録されています。
Precision BassやJazz Bass、StingRayなどをイメージしたモデルだけでなく、フレットレスやアップライトベースまで用意されているため、さまざまなジャンルに対応できます。
重要なのは、単純に22種類のサウンドを切り替えるだけではないことです。
選んだベースを出発点に、弦やピックアップ、奏法などを変更して、自分の曲に合う音へ追い込めます。
ピックアップ・奏法まで細かく音作りできる


MODO BASS 2では、弦の本数や種類、ゲージ、弦高などを変更できます。
さらにピックアップの種類や位置、Finger・Pick・Slapといった奏法、演奏位置なども調整できます。
「別のベース音源を探す」のではなく、今使っているベースそのものを調整して曲に合わせられるのがMODO BASS 2の大きなメリットです。
弦とポジションを意識した打ち込みができる

ベースでは、同じ音程でもどの弦のどの位置で弾くかによって音のキャラクターが変わります。
MODO BASS 2を使う場合も、MIDIノートの音程だけではなく「実際のベースならどのように演奏するか」を意識すると、より自然なベースラインを作りやすくなります。
特にスライドでは、この考え方が重要になります。
スライドを細かくコントロールできる
MODO BASS 2で個人的に気に入っている機能のひとつがスライドです。
SlideをMIDIからコントロールできるため、フレーズに合わせて演奏表現を加えられます。
単にスライドを入れるだけでなく、弦や音のつながり方まで考えると、よりベースらしいフレーズを作れます。
大容量のサンプルライブラリを必要としない
MODO BASS 2はフィジカルモデリングによってリアルタイムに音を生成するため、大容量のベースサンプルライブラリを読み込む方式ではありません。
サンプル音源を多く使用している環境では、ストレージ容量を圧迫しにくいこともメリットです。
MODO BASS 2を使って感じたデメリット
MODO BASS 2は自由度の高さが魅力ですが、その自由度がそのまま使いにくさにつながる部分もあります。
音作りできる項目が多く初心者は迷いやすい
MODO BASS 2ではベースモデルを選ぶだけでなく、弦、ピックアップ、奏法、演奏位置、アンプなど多くの項目を変更できます。
細かく音を作り込める一方で、
「どこを触れば欲しい音になるのかわからない」
という状態にもなりやすいです。
最初からすべてを調整する必要はありません。
まずは曲に近いモデルやプリセットを選び、必要な部分だけ変更する方が使い方を覚えやすいです。
リアルな打ち込みにはベースの運指を理解した方がよい
MIDIノートを入力するだけでもベースとして鳴らせますが、より自然な演奏にしようとすると「実際のベーシストならどう弾くか」という考え方が重要になります。
同じ音程でも使用する弦によって音のキャラクターは変わりますし、不自然なポジション移動を繰り返せば、音そのものが良くてもフレーズとして違和感が出ることがあります。
ただし、ベース経験者と同じレベルの知識が必要なわけではありません。
弦の位置と基本的な運指を少し理解するだけでも打ち込みは変わります。
リアルにしようとすると打ち込みに時間がかかる
MODO BASS 2ではスライドや演奏方法などを細かくコントロールできます。
そのため自由度は高いですが、すべてのニュアンスを作り込もうとすれば、そのぶん打ち込みにも時間がかかります。
短時間でベースラインを作りたい場合はPatternsやプリセットから始め、必要な部分だけ調整する方が効率的です。
MODO BASS 2の基本的な使い方
MODO BASS 2は設定項目が多いため、最初からすべてを調整しようとすると何を触ればよいのか分かりにくくなります。
基本的には、
- ベースモデルを選ぶ
- 奏法を決める
- 楽器本体の音を調整する
- 必要に応じてアンプや外部プラグインで仕上げる
- MIDIコントロールで演奏表現を加える
という順番で進めると分かりやすいです。
まずは曲に合ったベースモデルを選ぶ
最初に「MODEL」から使用するベースを選びます。
最初から細かな設定を変更する必要はありません。
まずはモデルやプリセットを切り替えながら、曲のイメージに近い音を探してみてください。
Finger・Pick・Slapなどの奏法を選ぶ
次に「PLAY STYLE」で演奏方法を設定します。
MODO BASS 2ではFinger、Pick、Slapなどを選択でき、同じベースでも奏法によって印象が大きく変わります。
まず楽曲で必要な奏法を決め、そのあと細かなニュアンスを調整する方が分かりやすいです。
弦・ピックアップなどを調整する
基本的な音が決まったら、必要に応じて弦やピックアップなどを調整します。
重要なのは、すべての設定を変更することではありません。
プリセットの状態で問題なければそのまま使用し、「もう少しこうしたい」と感じた部分だけ変更する方が簡単です。
必要に応じてアンプや外部プラグインで仕上げる
MODO BASS 2にはアンプやエフェクトも用意されています。
ただし、必ず内蔵アンプやエフェクトを使用する必要はありません。
私自身は内蔵アンプやエフェクトより外部のアンプシミュレーターなどを使うことが多く、MODO BASS 2では主にベース本体と奏法のサウンドを作っています。
MIDIコントロールで演奏表現を加える

基本的な音が完成したら、MIDIコントロールを使って必要な演奏表現を加えていきます。
すべてを使う必要はありません。
ベースラインの要所にスライドなどを加えるだけでも、単純にMIDIノートを並べた状態とは印象が変わります。
MODO BASS 2でスライドを打ち込む方法
MODO BASS 2の大きな魅力のひとつが、ベースらしいスライドを打ち込めることです。
自然に聞かせるには、開始音と到達音だけでなく「どの弦を使って移動するのか」を意識することが重要です。
MIDI ControlからSlideをコントロールする
MODO BASS 2では「MIDI CONTROL」からSlideをコントロールできます。
Slideだけでなく、VibratoやMute、Play Styleなどの演奏表現もMIDIから操作できます。
またSlideの量やSlide Noiseも調整できるため、フレーズに合わせてニュアンスを作れます。
スライドでは弦の位置を意識する
実際のベースでは、スライドは基本的に同じ弦の上で指を移動させて音程を変えます。
そのため、
「実際のベースでこの2音を同じ弦上で演奏できるか」
を考えると、フレーズを組み立てやすくなります。
単にスライドらしい音を鳴らすのではなく、実際の運指を意識できるところもMODO BASS 2の面白さです。
スライドが不自然なときに確認するポイント
スライドが思ったように聞こえない場合は、
- SlideのMIDIコントロールを確認する
- 開始音と到達音のつながりを確認する
- 実際のベースで演奏可能な弦・ポジションか考える
といった点を確認してみてください。
特に弦とポジションを意識すると、スライドだけでなく通常のベースラインも自然に組み立てやすくなります。
弦とポジションを意識してリアルに打ち込む方法
MODO BASS 2で自然なベースラインを作るうえで重要なのが、MIDIノートの音程だけでなく「実際のベースならどの弦・ポジションで弾くか」を意識することです。
同じ音程でも弦によって音のキャラクターは変わる
例えば4弦ベースのAは、4弦5フレットでも3弦開放でも演奏できます。
音程としては同じAですが、弦の太さや押弦の有無などが異なるため、まったく同じ響きにはなりません。
MIDIエディターだけを見て音程が合っているかを確認するのではなく、「実際のベースならどこで弾くか」を考えるとフレーズ全体のつながりを自然にしやすくなります。
フレーズ全体を実際の運指として考える
リアルな打ち込みにするために、1音ずつ最適なポジションを探す必要はありません。
重要なのはフレーズ全体です。
近いポジションで演奏できるフレーズなら、なるべくその範囲で弾くことを意識すると自然になります。
特にスライドでは、開始音から到達音まで同じ弦上で移動できるかを考えると演奏をイメージしやすくなります。
ベースが弾けなくても指板を完全に覚える必要はない
ベースの指板をすべて暗記しなければMODO BASS 2を使えないわけではありません。
まずは、
- 同じ音程でも複数のポジションがある
- 近いポジションで演奏できるフレーズを意識する
- スライドでは実際に指を移動できるか考える
この3点を意識するだけでも十分です。
MODO BASS 2でよく使うお気に入りプリセット
MODO BASS 2には多くのプリセットがありますが、私が実際によく使っているのは「Is Love – Articulated Slap」と「Supermagic – Teen Rock」をベースにしたサウンドです。
どちらも元のプリセットをそのまま使っているわけではありません。
私は内蔵アンプの設定を外した状態を「NoAmp」として自分で保存し、外部のアンプシミュレーターなどで仕上げています。
Is Love – Articulated Slap

Fusion J-Bassを使用したプリセットです。
特に気に入っているのが、スラップで鳴らしたときの、もちっとした粘りのあるサウンドです。
硬くアタックだけが目立つスラップより、この少し粘りを感じるキャラクターが好みなので、スラップサウンドが欲しいときによく使っています。
ただしスラップ専用として使っているわけではなく、曲やフレーズによってPickやFingerへ切り替えることもあります。
Supermagic – Teen Rock

こちらはMetal Bassを使用したプリセットで、ローエンドがほしいロック系の曲で使うことがあります。
低音域を使ったベースラインや、Pickで輪郭を出したいときなど、Fusion J-Bassとは違ったキャラクターが欲しいときに選んでいます。
内蔵アンプを外して外部のアンプシミュを使っている
個人的には、MODO BASS 2に内蔵されているアンプシミュレーターやエフェクトはあまり好みではありません。
そのため、気に入ったプリセットから内蔵アンプの設定を外し、ベース本体のサウンドをMODO BASS 2で作ったあと、同社のAmplitube 5 Max V2などを使って仕上げています。

私にとってMODO BASS 2の魅力は、アンプやエフェクトまで含めた完成済みのサウンドというより、ベース本体と演奏方法を細かく作り込めることにあります。
Patternsを使ってベースラインを作る
「ベースの音は作れたけれど、どんなベースラインを打ち込めばいいかわからない」というときに便利なのがPatternsです。
ジャンルや曲のセクションからフレーズを探せる
Patternsでは、ジャンルだけでなくIntro、Verse、Chorusなど曲のセクション、長さ、拍子などからフレーズを絞り込めます。
大量のパターンを1つずつ確認する必要がなく、目的に近いフレーズを探しやすくなっています。
MIDIパターンはDAWへドラッグ&ドロップできる
気に入ったパターンはDAWへドラッグ&ドロップしてMIDIデータとして使用できます。
オーディオではなくMIDIなので、DAWへ持っていったあとに音程やノートの長さを変更したり、不要な音を削除したりできます。
Patternsをそのまま使うより編集した方が曲に合わせやすい
個人的にはPatternsを完成されたベースラインとして使うというより、
「こういうベースラインなら合いそう」というアイデアを探す機能
として使う方が便利だと感じます。
気に入ったパターンをDAWへドラッグし、コード進行やリズムに合わせて変更すれば、ゼロからベースラインを考えるより短時間で形にできます。
MODO BASS 2の音質をチェック
MODO BASS 2の音質については、単純に「リアルかどうか」だけで評価するのは難しいと感じています。
単体ではサンプリング音源の方がリアルに感じる
MODO BASS 2を単体で聴いた場合、個人的にはサンプリング方式のベース音源と比較して、生々しさやリアリティでは一歩譲る印象があります。
そのため「ベースをソロで鳴らしたときに、できるだけ実物と区別できないような音が欲しい」という目的なら、サンプリング音源の方が好みに合う可能性があります。
楽曲の中では問題なく使える
一方、実際の楽曲の中でMODO BASS 2を使用すると、個人的には音質面で大きな問題を感じることはありません。
むしろ弦、奏法、演奏位置などを曲に合わせて調整できるため、ミックスの中で必要なベースサウンドを作りやすいと感じています。
【既存の試聴素材を配置】
「リアルな音」と「リアルな演奏」は別
ベース音源そのものの音がリアルでも、MIDIの打ち込み方によって結果は大きく変わります。
すべてのノートを同じベロシティで入力したり、実際には演奏しにくいポジション移動を繰り返したりすると、音質が良くても打ち込みらしさが残ります。
MODO BASS 2は「何もしなくても自動的にリアルになる音源」というより、自分で音と演奏表現を作り込めるベース音源と考えた方が実際の使用感に近いです。
MODO BASS 2のCPU負荷をMac Studio M4 Maxで確認
MODO BASS 2をLogic Proで1トラック使用した状態でCPU負荷を確認しました。
検証環境はMac Studio M4 Max/メモリ64GBです。

Logic Proのパフォーマンスメーターを見ると、一部の処理スレッドに負荷はかかっていますが、MODO BASS 2を1トラック使用した状態では大きなCPU負荷は見られませんでした。
少なくとも今回の環境では、MODO BASS 2単体のCPU負荷を気にする必要はほとんどないと感じます。
ただし、CPU負荷は使用するMacやバッファサイズ、サンプリングレート、同時に使用するプラグインなどによって変化するため、この結果は今回の環境での実測として参考にしてください。
無料版MODO BASS 2 CSと製品版の違い
「MODO BASS 2を購入する前に音や操作感を試したい」という人は、無料のMODO BASS 2 CSを利用できます。
MODO BASS 2 CSでは’60s P-Bassを使用できる
MODO BASS 2 CSで使用できるベースモデルは「’60s P-Bass」です。
製品版では22種類のベースモデルを使用できるため、音色の選択肢には大きな違いがあります。
ただし、フィジカルモデリングによる音や基本的な操作感を確認する目的なら、まずCSから試せます。
CSでもPatternsを試せるが制限がある
MODO BASS 2 CSでもPatternsを利用できますが、製品版と比べて使用できる内容には制限があります。
Patternsを含めたMODO BASS 2の操作感を確認したい場合にも、無料版を試す価値があります。
購入前ならまずCSを試してみるのがおすすめ
特にMODO BASS 2は、単体で聴いたときの音の傾向がサンプリング音源とは異なります。
そのため、
- フィジカルモデリングの音が好みに合うか
- 自分のMIDIフレーズを鳴らしたときにどう聞こえるか
- 音作りの操作方法が自分に合うか
を自分のDAWで確認してから製品版を購入するのもおすすめです。
MODO BASS 2を5項目で評価
ここまでMODO BASS 2を実際に使用してきた結果をもとに、「音質・機能性・操作性・安定性・価格」の5項目で評価します。
| 評価項目 | 評価 | 理由 |
|---|---|---|
| 音質 | 4.0 | 単体で聴くとサンプリング音源と比べて生々しさでは一歩譲る印象がある。ただし楽曲の中では違和感なく使えるレベルで、弦や奏法などを調整できる自由度も高い |
| 機能性 | 4.0 | 22種類のベース、弦・ピックアップ・奏法のカスタマイズ、スライドなどのMIDIコントロール、Patternsまで1つの音源にまとまっている |
| 操作性 | 4.0 | 音作りの自由度は高いが、そのぶん設定項目が多く、初めて使う場合はどこを調整すればよいのか迷いやすい |
| 安定性 | 4.5 | Mac Studio M4 Max+Logic Proで使用した範囲では大きな問題はなく、1トラック使用時のCPU負荷も小さかった |
| 価格 | 4.0 | 22種類のベースモデルと細かな音作り機能を考えれば内容は充実しているが、通常価格では気軽に購入できる価格帯とは言いにくい |
総合評価:4.1/ 5.0
MODO BASS 2の最大の魅力は、完成されたベースサウンドを選ぶだけではなく、弦・奏法・ピックアップ・演奏表現まで自分で作り込めることです。
MODO BASS 2がおすすめな人・おすすめしない人
MODO BASS 2は自由度の高いベース音源ですが、すべての人に向いているわけではありません。
MODO BASS 2がおすすめな人
- ベースの音色を曲に合わせて細かく作り込みたい
- Finger・Pick・Slapやスライドなどの奏法をコントロールしたい
- 弦やピックアップ、演奏位置まで調整したい
- MIDIを自分で打ち込んでベースラインを作りたい
- 大容量のサンプルライブラリを増やしたくない
特に「このフレーズはこう弾かせたい」といったところまで自分で決めたい人とは相性がよいです。
MODO BASS 2をおすすめしにくい人
一方、次のような人には別のベース音源の方が合う可能性があります。
- ベース単体で聴いたときの生々しいリアリティを最優先したい
- プリセットを選ぶだけで完成度の高い音が欲しい
- 弦や奏法などを細かく設定したくない
- ベースラインをほとんど自分で打ち込みたくない
MODO BASS 2を選ぶポイントは、**「最もリアルなベース音源か」ではなく、「自分でベースの音と演奏をどこまで作り込みたいか」**だと考えています。
MODO BASS 2を安く購入する方法
MODO BASS 2はセール対象になることがあるため、急いで必要でなければ現在の販売価格を確認してから購入するのがおすすめです。
MODO BASS 2のセールを確認する
セール期間中であれば、通常価格より大幅に安く購入できる場合があります。
ただし割引率や終了日はセールによって変わるため、購入時点の価格を販売ページで確認してください。
無料のMODO BASS 2 CSを試してから購入するのもおすすめ
音や操作感が自分に合うか分からない場合は、先に無料のMODO BASS 2 CSを試す方法もあります。
特に音質のリアリティを重視する人は、デモ音源だけで判断せず、自分の曲の中で鳴らしてみることをおすすめします。
楽曲の中で使ってみて問題がなければ、製品版を購入するという流れでも遅くありません。
【MODO BASS 2の現在価格・セールを確認するCTA】
MODO BASS 2のよくある質問
MODO BASS 2に無料版はありますか?
はい。無料版の「MODO BASS 2 CS」があります。
使用できるベースモデルなどに制限はありますが、MODO BASS 2の音や基本的な操作感を確認できます。
MODO BASS 2でスライドはできますか?
できます。
MODO BASS 2ではSlideをMIDIからコントロールできます。自然なスライドにするには、開始音と到達音だけでなく、実際のベースでどの弦を使って演奏するのかも意識するのがポイントです。
MODO BASS 2は容量が大きいですか?
MODO BASS 2は大容量のサンプルライブラリを読み込む方式ではありません。
フィジカルモデリングによってリアルタイムに音を生成するため、大容量のサンプリング音源と比べてストレージを圧迫しにくいのが特徴です。
MODO BASS 2はベースが弾けなくても使えますか?
使えます。
MIDIノートを入力して演奏でき、Patternsに収録されたMIDIフレーズをベースライン作成の叩き台として利用することもできます。
ただし、よりリアルな打ち込みを作りたい場合は、弦の位置や基本的なベースの運指を理解しておくと役立ちます。
MODO BASS 2はセールになりますか?
MODO BASS 2はセール対象になることがあります。
割引率や開催期間はその都度変わるため、購入するときは現在の販売価格とセール終了日を確認してください。
まとめ:MODO BASS 2は音と演奏を自分で作り込みたい人におすすめ
MODO BASS 2は、サンプリングされた完成済みのベースサウンドを鳴らすのではなく、弦やピックアップ、奏法、演奏位置などを調整しながら、自分でベースの音と演奏を作り込める音源です。
単体で聴いたときの生々しさでは、サンプリング音源の方がリアルに感じることがあります。
一方、実際の楽曲の中では音質に大きな問題を感じることはなく、Finger・Pick・Slapの切り替えやスライドなど、フレーズに合わせて演奏方法を細かく調整できるところにMODO BASS 2の強みがあります。
私自身もプリセットをそのまま完成形として使うのではなく、気に入った音をベースに奏法を変更したり、内蔵アンプを外して外部のアンプシミュレーターを使ったりしています。
そのため、「最初から最も生々しいベース音が欲しい」という人より、「曲に合わせてベースの音と演奏を自分で作りたい」という人におすすめです。
購入を迷っている場合は、まず無料のMODO BASS 2 CSを自分の曲で使ってみて、音の傾向や操作感が合うか確認してみるとよいでしょう。
派手な音と複雑なフレーズで作られた楽曲ってかっこいいけれど、手持ちの音源じゃイメージしているベース音にならない!
そんな人はIK MultimediaのMODO BASS 2を使ってください。
古今東西のベースをモデリングしており、、打ち込みでもっとも難しいベーススライドの抑揚を完璧に再現するトップオブベース音源!それが
IK MultimediaのMODO BASS 2!!
詳しくは本編でお話しますが、ピックアップ、弦の種類、弦のテンション、フレットの選択、など細かいところまで自由にカスタマイズできるので、世界にあなただけのオリジナルベースを作ることができます。
記事では、MODO BASSの詳細な機能紹介と、リアルなベースサウンドを作り出すための操作方法、そしてプロデューサーやベーシストが知るべきおすすめプリセットを3つピックアップして解説します。
MODO BASSを使いこなし、あなたのDAWプロジェクトに革新的なベーストラックを追加しましょう。
MODO BASS 2 概要

| メーカー | IK Multimedia |
| システム | Mac® (64-bits) Minimal: Intel® Core™ 2 Duo or Apple M1, 4 GB of RAM (8 GB suggested), macOS 10.13 or later. Runs natively on Apple’s M1 processors. Supported Plug-in formats (64-bit): Audio Units, VST 2, VST 3, AAX. Windows® (64-bits) Minimal: Intel® Core™ 2 Duo or AMD Athlon™ 64 X2, 4 GB of RAM (8 GB suggested), Windows® 10 or later. Requires an ASIO compatible sound card. Supported Plug-in formats (64-bit): VST 2, VST 3, AAX. |
| 認証方式 | シリアル認証 |
| 認証数 | 10 |
| マニュアル | 英語 |
| 価格 | $219.99→セール価格($87.99) |
| 備考 | 目立って使用者がいればその名前やコメントも追記 体験版の有無 アンインストーラーの有無 |
「弦の状態、ピックアップの位置、弦の太さ、ピックアップ」などベースをイチから作り上げるのと同じくらいの音作りが可能なのがMODO BASSです。
打ち込みで一番むずかしいスライドのリアリティはサンプルベースをはるかに凌駕します。単体で聴くと機械的なサウンドにも感じますが、楽曲のなかではホンモノ以上の存在感があり、楽曲のボトムエンドをしっかりとささえ、歌うときにはどんなベース音源より華麗に歌い上げます。
楽曲でスライドを駆使して「うわぁ!ヤバい!このベース超かっこいい!!」と言わせたい人にとってはこれ以上にないほど最強の音源です。
Plugin Boutiqueで購入すると、バウチャー(キャッシュポイント)がもらえて、なおかつ無償プラグインもプレゼント!
MODO BASS 2を使うときのコツ
ここではMODO BASSをよりリアルに使う方法について解説しています。
メリット とにかくスライドが最強
多くのプリセットやピックアップの再現で作られる音色の数々はとにかく選んで楽しい、作って楽しい、ワクワクがつまったベース音源です。
しかし、その中でもスライドのサウンドは格別です。連続した音の変化はモデリングの得意とするところです。このスライド等の音が気持ちよくて他のベース音源に戻れなくなったというプロの作曲家も大勢いるほどです。
とにかくリアルなスライドに拘りたいのであればMODO BASSはかなり使えます。
デメリット 単体で聴くと少し機械的なサウンドにも感じる
モデリングといってもまだサンプル音源のような色艶はまだ出しにくい部分があります。しかし、楽曲の中では発音ごとの音の揺れなどが実に生々しいので機械的なサウンドが気になるは
おもにベースだけで鳴らす曲の場合は気になるかもしれません。
その理由としてはベースアンプ等のサウンドがあまり好みでない可能性があります。その場合は他のベース・アンプシミュレーターのプラグインを使うとしっくり来るかもしれません。
私はNembrini Audio のBASS DRIVERをよく使いますがこれを使うとベースアンプ特有の深いローエンドと張りのある音色になるのでバンド系で使う場合には抜群の効果を発揮します。
弦とポジションをしっかりと意識しよう!
DAWに付属のベース音源等はいくつかのポイントを絞ってサンプリングして作られています。例えば開放弦のEADGBEといったような感じです。しかし、ベースはギターと同じく、弦とポジションが違っても同じ音程が出現する楽器です。
そして同じ音程と言っても倍音の出方などが異なるため同じ音であっても同じ音ではないわけです。
リアルなベースはこれらが考慮されて作られています。例えば、一番低い4弦Eの5フレットのAと3弦開放のAでは3弦開放の方が高域が強調された感じに音になります。
ちなみにベースプレイヤーが一番演奏しやすいフレットは7フレット付近と言われています。7フレットあたりをメインにフレーズを作るようにするとさらにらしさが出てきます。
モデリングくささはオーバードライブで解決

アンサンブルの中ではバツグンの存在感を発揮しますが、それでもどことなくモデリングくささ(機械っぽい)が残るのがMODO BASSです。そういう場合はオーバードライブを使うことほどよく馴染んでくれます。
MODO BASSの中にもエフェクターは内蔵されていますし、外部のVSTプラグインを使ってもOKです。
また、MODOBASSはAMPとDIのバランスを変更することができます。DIはアタック、AMPは低音感をつくることができます。
イコライザーやコンプを使えばアタック部分や低音感を補うことは可能ですが、音質が変わってしまう場合があるので、音作りはボリューム調整で行うのが、良い音になるためのセオリーとおも言えます。
DIとAMPをパラアウトできればさらに音作りの幅が広がりますが、残念ながらそれはできません。
MODOBASSの話からは少し外れますが、ベースを2トラック用意するだけで太く芯のあるベースになる可能性があるのでオススメです。


MODO BASSでリアルなフレーズを作り込みたい!
突き詰めればどこまでもリアルに近づいていくのがMODO BASSです。そのため通常のベース打ち込み教本を使ってもあまり効果はでません。(ゼロではないですよ)そんな人におすすめしたいのがこちらの記事で紹介している教則本です。
一言でいえば本物のベース教則本なのですが、フレーズの組み立て方がわかりやすく書かれているのでこの本を見ながらMODO BASSで打ち込みするとリアルなベーストラックを作ることが可能です。
MODO BASS 2のサウンド
16種類のベースをモデリング
ジャズ・ベースからプレシジョンベース、など16種類のベースを物理モデリングによって作り出しています。
まったくサンプルを使っていない100%物理音源です。
弦と指やピックあたるときのノイズまで再現しているので物理音源ではありますがかなり生々しいサウンドです。
奏法 弦、ピックアップ、などのモデリング
奏法はフィンガー、ピック、スラップとベースの基本奏法を選択可能
弦は新しいものから古いタイプのものそして太さ。ピックアップは14種類から選べ、
それぞれブリッジとネックの2箇所にそれぞれ自由に設置できます。このおかげでほぼ無限に近いサウンドバリエーションが可能です。
キースイッチやMIDI CCによる音色、奏法のコントロール
キースイッチにより上記の奏法の違いをはじめ、弦のポジション、オルタネイティブの切り替えなどを細かく設定できます。

MODO BASSの使い方のポイント
モデル別の音色の傾向を知ろう!
有名なベースの種類としてジャズベースとプレシジョンベースの違いを参考に他のベースの音の傾向知ることで楽曲にあったベースを選択することが可能です。
ピックアップが2つ、一つは硬い音、もう一つは柔らかい音それらをブレンドすることで幅広い音作りが可能、スラップ奏法にもよく合う
ピックアップは一つ、ゴリゴリなロックな音が得意シンプルな回路はアンプのカラーを出しやすい歌に馴染みやすいベースとしてロックからポップまで幅広く使われる。
音選びがわからない場合はプリセットから好みのものを選ぶとよいでしょう。奏法別にプリセットは管理されその合計数は133種類になります。
| Finger | pick | Slap | XTreme |
| 46 | 42 | 27 | 18 |
MODO BASSおすすめベースプリセット!!3選
Jaco
個人的にここから使えばいいと思う!というプリセットを3つ紹介します。まずは名ベースプレイヤーとして名を馳せたジャコ・パストリアスタイプ
基本はフィンガーベースとえばこれを使っていればハズレ無し!というくらいオールマイティな音、しっかりとしたオトムエンドをささえつつ、歌うようなベースラインにも対応できる万能タイプ!とにかく困ったらこれを使っておくとよいです。
Solid Mute PBass
ロックなミュートベースが欲しいならコレ!しっかりとしたアタック感とピックと弦がふれるノイジー感で埋もれることなくしっかりとしたリズムを作り上げます。若干歪ませて使うことでよりロックなサウンドになります。
ModenSlap
赤いボディがかっこいいSlapタイプのベースです。メリハリが聴いたサウンドなのでスラップのニュアンスを正確に再現しています。ロック特有のスラップから往年のファンキーなスラップまでしっかりとリズムを作り出します。
EZ BASS VS MODO BASS
最近出できたEZ BASSはサンプル音源です。スライドもかなり自然で何よりも多くのフレーズをそのまま楽曲に使えるのが魅力です。
「どちらが良いか?」というのが気になるところですが、ベースフレーズ等を考えるのがめんどくさい。という人はEZ BASSがオススメで、ベースサウンドをゼロから作り上げたいという人にはMODO BASSの方がハマると思います。
EZBASSレビュー簡単ベース打ち込みでもリアルにできる5つの凄い機能
MODO BASSのCPU負荷について
- パソコン Macmini2018
- CPU Corei7(i7-8700B)6コア HT使用時12コア 3.2GHz/ターボブースト(TB)使用時4.6GHz
- メモリ 32GB
- システム OS10.14.6 Mojave
- Audio/IF Motu896HD
- バッファー 256
- DAW LogicProX10.4.8
- 再生ストレージ HDD
この環境で負荷は26%程度、やはりそれなりの負荷はあります。

ベースをレイヤーして作るときの注意

私がよく使っているサンプル音源はTrilianまたはSR5Bass2です。とくに最近はSR5BASS2がお気に入りです。ただあまりにもロック過ぎてそれ以外のジャンルでは多少使いにくい音色なので適材適所でTrilianとSR5BASS2を使い分けています。Rock P-Bass Pickならせばなんとかなる感じがすごいです。
スライドがいまいちなのが本当に残念ですが、それ以外のベースとしての臨場感は文句のつけようがありません。シンセも含めてベース音源はやっぱりこれを抑えておけば間違い無しといえます。
SR5BASS2は日本が世界に誇るソフト音源メーカーProminy社のベース音源のSR5BASSの新しいバージョンです。
べース一本だけに15GBというサンプル容量(使用するときはそんなに多くはありません)で圧倒的にロックな音を出してくれます。

SR5はとにかくスライドの設定が細かくできアンプを通っていないDI直の音は音が作り込みやすくてよく使っています。
具体的なレイヤーサウンドの作り方
このサンプル音源2つとMODOBASSを組み合わせてベースレイヤーサウンドを作ります。考え方としては最近流行りのダンスKickの帯域別的な作り方です。アタック ボディ トーンと言ったように帯域別に音源を割り当てます。
アタック SR5 Trilian ボディ MODOBASS トーン なし トーンに関してはいわゆるサブベース的な感じなので、今回は必要ないのですが、必要であればここにサブベース的なSINE波を足してもよいでしょう。
アタックが弦とピックがこすれる一番色気のある部分にDI直のSR5入れます。またSR5はアタックだけではなくボディとして使います。そしてさらに弦の当たる音を強調するためにTrilianのmute系の音を使います。
mute系の音は用途に応じて選んでもいいですが、ボディの帯域と喧嘩しなようにしましょう。あとはバランスとエフェクトです。そしてステレオギターとドラムそしてMODOBASS
悪くはないんですが、もう少し色気がほしいんです。次にMODOBASSにSR5をプラス
弦のゴツっと感が強調され色気が出てきました。
最後はMODOBASS+SR5+Trilian
非常にムンムンした感じですwTrilianの音はMODOBASSとSR5のアタックを補うような形にしつつ、埋もれないベースを目指しています。バランスのとり方やエフェクトの仕方は楽曲によって異なると思います。みなさんがベストだと思うバランスにしましょう。
MODOBASSでリアルに打ち込むために必要なもの
多くのDTMerがMODOBASSを使えばリアルなベースを打ち込めると思い打ち込みに試行錯誤をしているかもしれません。その答えをDTM教則本に求める人も多いです。しかし、MODOBASSのリアルな打ち込みはDTM教則本に答えはありません。
MODOBASSをリアルに鳴らすための方法はずばりBASSの教則本です。
DTM教則本では得られるものは次の4点です。
- スライドの打ち込みの方法
- ベロシティによる音質変化と数値入力の方法
- 音価の調整(短いとどうなるのか?長いとどうなるのか?)
- リズムによるジャンルの説明
あくまでDTM教則本の目的は「らしさ」を追求するための方法です。
そしてこの教則本がイメージしていると思われるベース音源はそれほどクオリティの高いものではなくDAWで標準に搭載されているものの場合があります。
当然この打ち込み方法からもMODOBASSをよりリアルに鳴らせる方法はありますが、MODOBASSの存在は上記の打ち込み内容を遥かに凌駕している音源です。
言ってしまえば何をどうやって鳴らすかという考え方は生のベースと変わりがありません。
生のベースを使って出来たフレーズやラインはベース音源にはない問題がはらみます。それが運指とフレットポジションです。ベースのリアルな打ち込みはこの運指とフレットポジションの理解こそが重要です。
弦とフレットポジションを使えば音は変わります。そしてその後に続くベースラインも変わり、そこにベーシストとしての作曲意図が出せるようになります。
ベースの教則本にはそのラインの作り方や、どのフレットポジションを使うべきなのかが書いてあるものが多いです。もちろん、そこまでリアルにするなら「もう誰かに弾いてもらえよ」と言いたくなる気持ちもわかりますが、それはどの楽器にも言えることです。
ピアノであってもギターであってもドラムであってもリアリティを求めるならば生の方がいいです。
しかし私達には良し悪しを覗いた「追求する」というクリエイティブな楽しみ方が存在しています。その追求心のさきにある一つ方法としてMODOBASSをリアルに豊かな響きにする方法としてDTM教則本より、BASSの教則本を参考にすることで得られるものの大きさがあるというのが今回のお話です。
おすすめベース教則本
私が個人的に読んで気に入ったのが、ベース・ライン作りをイチから学べる111のアイディアとテクニックです。この本の良さは
- ベースラインを発展させる方法
- メロディとの関係を意識したベースラインの組み方
- 発展させる上で使って良い音とその場所
これについて詳しく学べます。MODOBASSを持っていない人でもこの本から学べるものがかなりあります。ベースの打ち込みに迷っている人にオススメです。しかしMODOBASSを持っているとより理解が深まるのはグリッサンドやスライドを使ったラインがMODOBASSなら生ベースと変わらないレベルで再現できるのでダイナミクスな動きについて、かなり詳しく学べます。
例えばこれは書籍内の84個目「ペダルへのアプローチ」という項目を打ち込んだものです。ペダルノートとはコードは変わりながらも、ベースは同じ音をで演奏し続けることをいいます。一つ目は基本ライン、2つ目は発展ライン、3つ目は発展ラインその2となります。
MODOBASSを使えば弦の指定からフレットの指定まで自由にできるので、生ベースのラインが無理なく打ち込めます。
ジャズ、フュージョン、ファンク、ブルース、ロック、ラテン、R&Bのジャンルから一流プレイヤーが使ったベースラインが記載されています。この本でラインを学べばより特化したベースラインを手に入れることができます。
MODOBASSの価格(最安値 クロスグレードについて)
国内代理店では30,000円〜45,000円程度、
また99.99ユーロ以上のIK製品をお持ちの方向けに
一番安価な購入方法はIK MultiMediaの総合音源的なTop Studio Max2を購入すれば、その中にModoBassが入っています。
Top Studio Max2が30,000円を切る値段とパック内容をみればどれだけMODO BASSを安く購入できるかわかると思います。
IK Multimediaの音源を一通り揃えたい人ならばこの買い方が一番オススメです。
まとめ
まとめるとMODO BASS 2
- 22種類のベースをモデリングしたベース音源
- ピックアップの種類や位置、弦の太さ、種類、弦の数などを細かく変更可能
- プリセット133種から望みのベースを再現
- フレットレスサウンドはない
- スライドは最強
- 若干機械的なサウンドになる(現在モデリング音源の限界)
出音のリアルさを求めるならばサンプル音源ですが、フレーズを弾いたときの音の変化は自然そのもの、ベースの音色が定まっていると曲に安定感と個性が出てきます。
