EZBASSレビュー簡単ベース打ち込みでもリアルにできる5つの凄い機能

EZBASSのレビュー動画を見て「これはヤバい!」と思った人は多いと思います。でも中には「すごいってことはめちゃ操作が難しいのでは?」と思ってしまう人もいるでしょう。でも安心してください。めちゃくちゃ簡単でした!もしリアルなベース音源を探しているなら候補に入れておいて損はありません。

EZBASSの魅力はたくさんありますが、今回は特に5つの機能に絞って紹介したいと思います。

どんな人に向いている?
  • ベースの打ち込みをリアルにしたいけどやり方がわからない
  • 手持ちのオーディオファイルにあったベースを作りたい
  • さくっと簡単にベースをそれらしく打ち込みたい
  • ってか楽したい

EZBASSの魅力とは(何ができるのか?)

  • リアルなベース音色を2つ搭載
  • 簡単にリアルなフレーズと音作り
  • MIDIインポート機能でMIDIフレーズにあったフレーズ作り
  • Audioインポート機能もすごい
  • プラグイン上でベース打ち込みが終わる

リアルなベース音色を2つ搭載

VintageとModernの5弦ベースを2フィンガーとピックの2つから選べます。あとはエフェクトやアンプを使ったバリエーションがあります

最低音域はDropAまで出せます。

エフェクト機能は独立しているわけではなく、プリセットに応じて変更されます。一応アンプサウンドもありますが、アンプ系の音を作り込みたい場合はDAW上でアンプシミュを使うとよいでしょう。

サンプルの切り替えはベロシティの強弱とRRかもしれませんが、どの程度のRRが収録されているかわかりませんでした。Pickで書き出してみたところアップとダウンが切り替わっているのは音を聞いてわかります。一見同じように見えて実は微妙に異なっているのでRRかもしれませんが、その音色幅はすこし地味にように思いました。

Trilian、MODO BASS、SR5BASS2どれとも違う非常に使いやすくオーソドックスな音色です。曲のジャンルは選びません。70〜80年代のポップスやファンクからピックで弾いたゴリゴリのMetalまでそつなくこなします。

簡単にリアルなフレーズと音作り

EZBASSの本領発揮はプラグイン内でのフレーズ作成がメインになりますが、使いやすい音色とある程度のアーティキュレーションはキースイッチがつけられているので通常のTrilianやSR5BASS2のようなキースイッチを多用して任意のDAWでもある程度の打ち込みはできます。

ジャンルスタイルからベースパターンを選ぶ!

ベースのフレーズが思いつかない人でも安心です。ジャンルにマッチしてベースフレーズを選ぶことで簡単にベースをラインを作れます。もちろんこのラインは変更することも可能です。

MIDIインポート機能でMIDIフレーズにあったフレーズ作り

すごいと思ったのはドラムのパターンからベースフレーズを作り出してしまう機能です。最初はToonPackのSD3などの製品にしか対応しないのかな?と思いましたが、SMF形式で書き出せるフレーズであれば、ToonPackである必要はなく、BFD3やMODO DRUMのMIDIフレーズを読み込ませることが可能です。

これはめちゃめちゃ便利だと思いました。こうなると必要なのは曲にあったビートをイメージすることだけです。あとは、専属のドラマーとベーシストがスタジオで「ヘイ!ブラザーこんな感じでどうだい!?クールだろ?」といいながら曲作りを進めていく感じになります。

ちなみにMIDIドラムフレーズからベースを作成するとちゃんとMIDIの位置まで再現してくれます。

Audioインポート機能もすごい

MIDI機能だけではなくオーディオを取り込んでそこからベースラインを作り上げてくれます。もうこうなるとなんでもありな気がします。

プラグイン上でベース打ち込みが終わる

EZBASSの魅力はプラグイン上でフレーズを完成させてしまえるほどのピアノロール機能の充実です、

ここまで触ってき思ったことは

  • EZシリーズを触ったことない人でも簡単に使えた。
  • 音は良いグリスが最高
  • ストップノイズ感がいい
  • GUIがかっこいい(ただよすぎるためにCPU負荷が高いのでは?)

ということ、さすがEZというだけあって誰でもすぐに触れてすぐにかっこいい音が出せます。もうベースの打ち込みに時間を費やすのは終わりにしてよいので…と思うほどのできです。

CPU負荷について

  • パソコン  Macmini2018
  • CPU  Corei7(i7-8700B)6コア HT使用時12コア 3.2GHz/ターボブースト(TB)使用時4.6GHz
  • メモリ 32GB
  • システム OS10.14.6 Mojave
  • Audio/IF Motu896HD
  • バッファー 256
  • DAW   LogicProX10.5

ベース音源なのでそれほど負荷は高く有りません。分散処理も効いていてとても軽いです。

EZBASSの購入からインストールまで

Toontrackの製品は管理ソフトによるインストール方式になるのでToontrackのアカウントを作成する必要があります。

公式サイトでアカウント登録後にTonntrack product Manegeをダウンロードします。

ダウンロード後は普通にインストールし、インストール完了後起動すると左上にRegisterNew Productというボタンがあるので

メールに送られてきたシリアルナンバーを登録すると、以下のような画像になります。

あとはここからEZBASSをダウンロード/インストールします。

インストール時に注意したいのはサンプルの場所です。システムが入っているストレージに入れてもよいのですが、外部SSDに入れたい人はここでインストール先のストレージを選ぶようにしておきましょう。

あとは一応再起動して、DAWを立ち上げればインストールされていすはずです。

初回はサンプルの読み込みに時間がかかりますが、何度か立ち上げているとSSDの場合は読み込みが高速化されます。

EZBASSを使う注意点(メリット・デメリット)

簡単にかっこいい音が出せるということはそれだけ「誰でも同じ音になりやすい」ということです。ルート弾きの同音連打のようなフレーズならまだしも、目立つラインのフレーズを多用しすぎると音楽から新鮮味がなくなってしまいます。

実際のリスナーからすれば「そんなことは気しない」という部分もあるかもしれませんが、クリエイターである私達がその部分さも当然と思ってしまうのは少し創造性にかけてしまう気がするので私自身は注意しているところです。

ですが、それに負けてしまうくらいのフレーズとそのバリエーショの良さがあるので、そのラインに負けないメロディ作りに全力を傾けたいところです。

便利な音源は常に本質的な問い「作曲とはなにか?」について考えさせてくれるね

UG

ベースは打ち込み?それとも生の方がいい?

「リアルでもやっぱり打ち込みってわかるよ」「ベースを打ち込みとかマジないわ弾かきゃ駄目」と思っている人もいるでしょう。それはそれで間違っているとは思いません。

なぜならばその人達は自分の立場にこだわりを持っているからです。ドラマーならリアルなドラム音源であっても生の方が良いというでしょうピアニストだったら「ピアノは打ち込みかどうかすぐにわかる」というでしょう。

アナログ的な音を好むレコーディングエンジニアだったら「Protoolsはよくない」というかもしれません。それを良い悪いで考える必要はないと思います。それぞれの立場の1つの意見です。

なのでEZBASSの良し悪しはそれを使って良い曲を作ることができたとき初めてあなたにとって「価値があった」ということがわかります。言い換えれば「使ってみなければわからない」とも言えます。

EZBASSはかっこいいベースをフレーズを作るというよりも「EZシリーズの特徴」である「簡単にそれらしいフレーズを使って曲を作り上げる」という使い方がよいように思います。

つまり24時間体制であなたに専属のベーシストが一人ずっとそばにいて作ったドラムのリズムパターに合わせたフレーズを作ってくれます。あなたがやるべきなのはベース以外の音、かっこいいギターのリフだったり、コードだったり、そして何よりも大切なメロディだったり…

それらに集中できる環境を作ってくれるのがEZBASSのように思います。

SYSTEM REQUIREMENTS.
  • 5 GB of free hard disk space.
  • 64-bit Windows 7 or newer, 4 GB RAM (8 GB RAM or more recommended).
  • macOS 10.9 or higher, 64-bit Mac with 4 GB RAM (8 GB RAM or more recommended).
    64-bit host (with support for VST, AU or AAX). Standalone is included.

EZBASSの値段(どこが一番安い?)

公式サイトではUSD179.00

sweetwater.comでは149$を毎月5$の36ヶ月分割できます。

一番安いのはsonicwireかもしれません16,500円ですが、現在は5%の還元があるのでクレジット決済だと825円のポイントバックがあります。

EZBASS認証台数について

なおEZ BASSは1度に2台、最大で4台まで認証可能です。認証方式は管理ソフトにやおるシリアルナンバーなのでIlok等は必要ありません。

EZBASSのデモについて

今の所はありませんが、今後は予定しているとのことです。

さいごに

語彙力がなくて申し訳ないですが、久々に良い意味で「ヤバい音源だな」というのが第一印象です。プラグイン上で作ってしまうというのは少し意識的な面でのなれが必要ですが、それでもなれてしまえばベースの打ち込み時間は少なくなり、それでいてクオリティが3割増しになります。

もちろん、これでBassは終わり!と考えるのではなく、ここからさらに良いベースを作り上げるにはどうしたらよいか?という視点をもつことで生のベースにいきつくのも素敵なクリエイティブ思考だと思います。

しかし、とにかく簡単です。驚くほど簡単です。こうなると他のEZシリーズが欲しくなってしまいます。