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UJAM Virtual Bassist SLAPレビュー轟音業火の鬼スラップ・ベース音源

UJAMVirtualBassist SLAP

ミクスチャーやオルタナティブロックで聞けるスラップ・ベースを作りたいけれど、スラップベースのラインが適当になっているので曲が垢抜けない。

教則本などを見て打ち込んでもそれっぽくならない。その理由は「ロックなスラップに最適化された音色」と「ロックなスラップのライン」を意識できないからです。

しかし、これらは一流のベースプレイヤーレベルの知識が求められます。

しかし、Virtual Bassist SLAPはその2つを持っていなくてもベースプレイヤーが考える最高に熱いロックなスラップラインを鍵盤1つで再生できます。そしてそれを自由に作り変えることも可能です。

もう適当なベースラインやオクターブで動くだけでのスラップラインから卒業です!

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プレイヤーレベルの知識なんてもってない

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Virtual Bassist SLAPがあれば大丈夫だよ!

メリット
デメリット
  • ロックなスラップベースフレーズを簡単に作れる
  • エフェクトが豊富
  • わかりやすいキースイッチ
  • フレーズ内でスライドを多様するのは少し面倒
タップできる目次

Virtual Bassist SLAPとは

UJAMVirtualBassist SLAP
メーカー/製品名UJAM/Virtual Bassist SLAP
特徴スティングレイ・ベースを使用
350以上の個別のフレーズを持つ30のスタイル
SLAPとフィンガースタイルの両方の演奏テクニック
100以上のプリセットと
30以上のフィニッシャーマルチエフェクトモード
MIDIドラッグアンドドロップ
システム要求Windows 7以降 
(64ビットのみ)
OS X 10.11 / macOS 10.12以降 
(macOS 11 Big Surをサポート)(64ビットのみ)
M1はRosetta2にて動作確認
VST、AU 2、AAX
AU 2バージョンは、LogicProX以降とのみ互換性
バージョン2.1.1
認証方式UJAM公式サイトシリアル入力方式
認証数認証制限なし※
インストール容量7.92GB
マニュアルの有無英語版
日本語版(VirtualBassist全般)
価格(メーカー価格) ¥18,579→(イントロセール¥12,820)
備考
体験版あり
30日間無料体験版ダウンロード

Virtual Bassist SLAPは「より良い音楽を、よりはやく」をスローガンに、音楽制作のプラグイン・サンプル音源を開発しているUJAMの最新のベース音源です。

Virtual Bassist SLAPに搭載されているフレーズはシンプルなオクターブスラップではなく、オルタナティブ・ロック、ミクスチャーで聞くことができる「アグレッシブに攻めまくったスラップ・ベース」です。楽曲に熱いスラップベースラインが欲しい人には強い相棒になります。

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ヤバいベース音源だ

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一度使ったらハマるよ!

認証制限なしについて

オーサライズ方法は公式サイトにシリアルを入力するタイプの方式であり、基本的に認証制限はありません。

しかし、同じライセンスで異なるコンピューターで共有することはできないのでその部分だけは注意が必要です。

弊社では認証可能なコンピュータ台数制限を設けていないため、複数のコンピュータへUJAM製品をインストールすることができます。
また、複数のユーザーが1台のコンピュータで同じライセンスを使用することも許可しています。
しかし、同じライセンスを複数のユーザーが複数のコンピュータで共用することはできません。

引用元:UJAMライセンスの認証・台数制限より

Virtual Bassist SLAPのレビュー

音質
機能性(オリジナル性)
操作性(使いやすさ)
安定性(CPU負荷)
価格(購入のしやすさ)
総合評価
リンククリックで読みたい内容の箇所に飛ぶことができます!

今回比較するのは、TonetrackのEZBassです。ただEZBassはVirtual Bassist SLAPベース音源ということであってもコンセプトは基本的に違います。

違いは多数ありますが、。奏法に特化指定言うならば次の通りです。

SLAP:スラップに特化しながらもフィンガー奏法とのバランスの両立を図っている

EZBass:フレキシブルにベースのフレーズやパターンを作り込むことができる

なので、どちらが良い悪いではなく、使用用途をはっきりとさせた上で両者の違いを見ないと正しく比較はできません。

今回私がVirtual Bassist SLAPに求めるのは以下の内容です。

EZBassより簡単にゴリゴリ感のあるスラップ・ベースを作ることができるのか?(音質+機能性)

これを踏まえながら比較していきたいと思います。

EZBassについて詳しく知りたいかたはこちらの記事を参考にしてください。

音質

Virtual Bassist SLAPはアクティブピックアップを搭載したバランスの良い個性を持つスティングレイ・ベースをサンプリングして作られています。

Virtual Bassist SLAPには音作りの要素としてキャラクターとアンプ、そしてFuzzとDrive,そしてイコライザーとコンプ、オクターバー、単体でも売り出しているFinisher(簡易版)というマルチエフェクトを搭載しています。

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キャラクターは4つの中から選択するのですが、音の変化度合いが大きく好みの音を作りやすいと思います。

ユニークだと思ったのはFuzzとDriveが装備されていることです。普通歪みは1つだけのことが多く、その歪みもTUBEサウンドを意識したものが多いです。

Virtual Bassist SLAPはさらにFuzzを搭載することで、より攻めたベースサウンドを作ることができます。

AMPタイプは4つから選ぶことができますが、正直なところ好みのアンプサウンドがなかったのでここはDirectを選びDAWの方で好みのアンプシミュを使います。

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自分の好きなアンプシミュを使えるのは良いね!

EZBassはVirtual Bassist SLAPと比べスッキリとしたサウンドです。よく言えば使いやすく悪くいえば個性がない音のように感じる人もいるかもしれません。

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エフェクトはVirtual Bassist SLAPより少なく、アンプシミュとサブベース、あとはベース自体の出力(ブリッジ側とネック側)の音をミックスして音を作ります。

特殊系のエフェクトがないためそのような効果が欲しい場合は別のプラグインエフェクトを使って音作りをするとよいでしょう。

それではちょっと簡単なデモを作ってみました。

EZBass SLAP+Finger
Virtual Bassist SLAP SLAP+Finger

Virtual Bassist SLAPめっちゃ攻めてる感が良いです!!EZBassも作り込めば似たような雰囲気を出せますが、「スタジオに見た目ちょっと怖そうだけれどめっちゃうまい攻めまくるベーシスト呼んできた」という印象はVirtual Bassist SLAPです。

機能性(オリジナル性)

30パターン×11のバリエーションをすぐに呼び出せる

Virtual Bassist SLAPには30のフレーズにそれぞれ11バリエーションを含んだフレーズを鍵盤1つで再生できます。またそれらをMIDIで書き出しDAWに読み込ませることもできるので、カスタマイズも可能です。

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ブログ用に横に並べていますが、本来は1つのウィンドウに収まっています。

UJAMがリリースしているドラム音源、ギター音源はすべてこの仕様になっていますが、ツボを抑えた演奏が多くクリエイティブマインドを焚き付けられます。

MIDIファイルとして書き出すという選択肢があるのも嬉しいのですが、私はキースイッチを使ってパターンを切り替えるのが好きです。

その理由としてリアルにプログラムされた演奏データを任意の箇所にいれることで思っても見なかったグルーヴが発生することがあります。これはピアノロールにペタペタと打ち込んだだけでは出せないニュアンスがあります。

そしてこのグルーヴが気持ちよくて演奏に生命力が吹き込まれます。

もちろん腕に自信がある人は細かくグルーヴをプログラムするのもよいですが、なれていない人にとってはキースイッチの置く場所をちょっと工夫するだけでもかっこいいフレーズになります。

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また、「このフレーズかっこいいけれどもうちょっとだけ突っ込みたい、もうちょっとハネさせたい」という場合はMicro timingを使うことでさらに微妙なニュアンスを作り出すことが可能です。

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Swingを10%くらいにするとより本物っぽくなるよ

現状の使い方はあくまでベーシストにおまかせといった感じです。これを自分で細かく調整する場合に使うのがInstrumentalモードです。

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Playerではキースイッチで演奏パターンを選択
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Instrumentでは奏法やアーティキュレーションを選択

Instrumentalモードではスライドのアップダウンや、タッチノイズなど生ベースに必要不可欠といっても過言ではない細かいニュアンスを自分でコントロールすることが可能です。これも、キースイッチで行います。

EZBassにも予め用意された大量のフレーズがあります。数だけで言えばVirtual Bassist SLAPより上ですが、SLAPの数は18であり、フレーズのパターンも汎用性が高いものも多いですが、Virtual Bassist SLAPほど攻めたものはあまりありません。

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ただTonetrackから発売されているSD3やEZDrummerと一緒に使うことで親和性の取れたリズムパターンを作れるのが強みです。

Finisher簡易版を装備

FinisherはUJAMが単体でリリースしているマルチエフェクトの簡易版です。歪み系、リバーブやディレイ、モジュレーションから飛び道具的な音まで用意されていて個性的な音を作ることが可能です。

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Finisherを装備するようになってからUJAMの製品の音作りの幅は格段に広がり、独自性の強いプリセットも多く見られるようになりました。

EZBassにはこのような派手に加工できるエフェクトは搭載されていません。もちろんDAW側で自分の好みのエフェクトを使えばよいだけですが、音源内にユニークなエフェクトがあると試しやすく時短にもなるので、使う使わないは別としてもこういう攻めたエフェクトは大歓迎です。

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個人的にはLow Endが好きかな

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低音モリモリになりそう!

操作性

パラメーターも必要最低限なので難しいという印象はありません。このあたりのUIの良さは本当に無駄なく作られている印象です。

ただ、ベースのスライド音にバリエーションがあるのは良いのですが、指定した音域からスライドはできません。

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えースライドできないの???

スライドは一定の弦のみからのバリエーションとなります。ただアップ、ダウン、アップ+ダウンそれぞれに38種類ずつバリエーションが用意されているので、シビアなスライドを求めない、雰囲気が伝わればよいという使い方では苦労することはないのではと考えます。

スライドアップ19パターン抜粋
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ピンポイントではないけれどこれだけ使えればいいかもね

あと、弦によっては若干他の弦のハーモニクスかなにかが入っていしまっているような音があり、それが不協和音に感じる場合もありました。

読み込み速度は問題なし!

音源のローディングにかかる時間はDTMをするうえでとても重要です。素早く音源が読み込めればそれだけ早く作業が開始できます。

仮に10秒早くなるとします。毎日、その10秒を短縮し続ければ1ヶ月で300秒(5分)一年で1時間の時間を確保できます。

この話をすると「たかだか1時間」という話をする人もいますが、その1時間で得られる経験値はその後大きな意味を持ちます。

ローディングはSSDかHDDに保存するかでローディングの速度が変わります。私はラトックシステム RS-EC22-U31Rという外付けの2.5インチSSDの2TBを音源用として使用しています。

転送速度はおよそ540MB/秒ほど、この環境でVirtual Bassist SLAPもEZBassも10秒程度のローディングになるのでそれほど遅いという印象はありません。

安定性

Virtual Bassist SLAPの方がエフェクトの搭載数や、キースイッチ等の量の問題か、若干負荷がありますが、それでも15%程度です。ベース音源はそんなに多く立ち上げることもないので、この負荷に関してはそれほど気にする必要はないと考えます。

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負荷が軽いのは正義だ!

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それは間違いない!

価格

Pluginboutique楽天
EZBass取扱なし¥16,500
Virtual Bassist SLAP¥18,579→¥12,820¥11,800
ModoBASS取扱なし¥31,900
Trilian取扱なし¥21,450

日本の代理店の方が数千円安くなっていることが多いですが、PluginBoutiqueで何かしら購入するともらえる月替りのプラグインは金額にすると一万円近いものがもらえるのでお得感は圧倒的にPluginBoutiqueです。

ただ、海外サイトということでちょっと不安を覚える人もいると思います。その場合はこちらの記事を参考にしていただければスムーズに購入することが可能です。

関連動画

まとめ

音質
機能性(オリジナル性)
操作性(使いやすさ)
安定性(CPU負荷)
価格(購入のしやすさ)
総合評価
リンククリックで読みたい内容の箇所に飛ぶことができます!
メリット
デメリット
  • ロックなスラップベースフレーズを簡単に作れる
  • エフェクトが豊富
  • わかりやすいキースイッチ
  • フレーズ内でスライドを多様するのは少し面倒

使ってみて思ったのは、音質、機能性は本当に素晴らしいです。一貫したUJAMの哲学がVirtual Bassist SLAPにはあります。

かっこいいスラップベースのラインを作るのは難しく気がつけばオクターブ奏法になりがちです(それはそれで良い面もあるのですが)ロックの中で最大限に主張してくる音質とそれにマッチしたスラップライン、かなり無敵感があります。

ベースはメロディやギターと違って聞こえにくい部分もありますが、その部分のクオリティを上げると驚くほど楽曲のクオリティは上がります。

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