RETRO-II USBマイク レビュー デザイン重視のマイク付きAIF

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RETRO-II USBマイクはコンデンサーマイクにオーディオ・インターフェイスが一つになったマイクです。

DTMを始めたいけど安く済ませたい。でも録音みたいなこともやってみたいという人にはうってつけの製品です。この記事ではRETRO-II USBマイク を実際使ってみて感じたメリット・デメリットについてまとめました

UG
  • 元ゲーム音楽屋(NintendoDSなど)
  • 作曲歴20年以上
  • DTM記事執筆500以上
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RETRO-II USBマイクとは

クラシックプロが開発した卓上のコンデンサーマイク+イヤフォンです。1言で言えばマイクに1in 2outのオーディオ・インターフェイスを内蔵したものです。つまりこのタイプのマイクタイプのオーディオ・インターフェイスがあればDTMに必要な機材である個別のオーデイオインターフェイスがなくてもDTMはできます。

RETRO-II USBマイクの価格

画像画像

サウンドハウスでは¥5,980 税込)

アマゾン等で¥8,580になります。サウンドハウスの方が1,600円くらい安いです。

なぜレトロという名前なのか?

マイクにはカラオケやライブで使われるような手で持つタイプのマイクのデザインから、マイクスタンドに釣りさげてつかうようなデザインまで様々です。

RETRO-II USBマイクがなぜレトロという名前を使っているかというと、元になったデザインがユニバーサル カーボンマイクロフォン(1932)というタイプのものだからと思われます。

ユニバーサル カーボンマイクロフォン(1932) 画像

RETRO-II USBマイクの特徴

USB2.0対応
・24ビット96kHzサンプリングレートの高音質A/D、D/Aコンバーター
・ヘッドホンレベル、マイクレベルを調整可能
・ダイレクトモニタリングが可能なヘッドホン出力
・-10dBパッドスイッチ
・ローパスフィルター
・ミュートスイッチ
・デスクトップスタンド付属
・マイク部分は、5/8インチねじのマイクスタンドにマウント可能
・2.1m USBケーブル付属
・Windows 2000/XP/7/8/10/Mac OSに対応

タイプ:コンデンサーマイク
・指向性:単一指向性
・周波数特性:20Hz-18kHz
・感度:-10dBFS/Pa±3dB
・最大入力レベル:2.8V
・S/N比:-90dBA以上
・ダイナミックレンジ:88dB
・ローカット周波数:80Hz、-10dB
・ヘッドホン出力:ステレオミニジャック
・ヘッドホン出力レベル:最大30mW、32Ω
・寸法:台座:φ90mm
    高さ:177.5mm
     マイク部:φ100mm
・重量:350g

RETRO-II USBマイク 収納箱

黒を貴重としながらもポップらしさもあるかわいいデザイン

RETRO-II USBマイク 箱取り出し画像

箱の中は本体と説明書とUSBケーブルのみ。しっかりとしたスポンジで保護されています。

RETRO-II USBマイク 正面画像
 正面
RETRO-II USBマイク 横画像
RETRO-II USBマイク 後ろ画像1
後ろ

500mlのペッドボトルと大きさを比較するとRETRO-II USBマイクの方が少し小ぶりです。

RETRO-II USBマイク サイズ比較画像
RETRO-II USBマイク ネック部分角度変更画像

ネック部分は180度回転しますが、マイクの角度を下にすることはできません。

RETRO-II USBマイク ネック取り外し画像

ネック部分を取り外してマイクスタンドにとりつけることも可能です。

RETRO-II USBマイク マイクスタンド装着画像

このクラスで24bit/96kHzの録音/再生が可能は魅力です。ダイレクトモニタリングが可能なので、演奏しながらのレコーディングも問題ありません。

さらに地味なポイントの高さはUSBケーブルの長さ2.1mと長く、USBコネクタがしっかりして抜けにくいです。

RETRO-II USBマイク 後ろ画像アップ

イヤフォンアウトはピンタイプなのでヘッドフォンを使っている人は変換ジャックが必要になります。このミニジャックもしっかりと入る感じなのですぐに抜けてしまうようなことはありません。

RETRO-II USBマイクの使い方

ドライバー等は必要ありません。マイクとMacをUSBケーブルで接続すればそれだけで認識します。

Mac オーディオMIDI設定画像

Logic Proでも接続だけで認識します。接続名は製品名ではなくUSB Advanced Audio deviceとなります。

Logic Pro オーディオ設定画像

基本的な使い方はマイクのパネルで操作できます。

RETRO-II USBマイク 正面画像

右側のヘッドフォンでボリューム調整。このボリュームはシステムのボリュームと連動します。その上にあるのはローカットスイッチ。派手さはありませんが自然にカットしてくれます。

スラッシュの入ったマイクのアイコンはオマイクインプットのON/OFF切り替えです。点灯すればオフという仕様は慣れが必要かもしれません。-10と書かれたのは感度調整、です。ダイレクトモニタリングではないときにその差がわかります。

最後に一番左のマイクのアイコンはマイクの感度をステップ形式で切り替えます。

RETRO-II USBマイクのメリット・デメリット

デザインがおしゃれ

シンプルでスタイリッシュなデザインです。机の上でちょっとしたインテリアになります。個人的にはこれの白バージョンがほしいところです。 また土台がしっかりしている(重量:350g)のでかなり安定性高く、三脚スタンドに立ててたときのような不安定さはありません

画像

マイクもヘッドフォンの音は価格相応、

コスパ最強!というつもりはありませんが、6,000円以下のイヤフォンアンプとしては及第点だと思います。イメージとしては一世代前のiPhoneのような音質に近いように思います。

周波数特性:20Hz-18kHzというスペックですが、それなりの音質で録音できます。デモテイクなどを取りたいときには便利です。

IOSでの使用可能

これは私の環境では試せていませんが、iphoneでも動作するようです。

1番の心配はiPhoneに対応するかでしたが、iPhone 8plusを使用していますが、サードパーティのUSBアダプターに挿した所、給電せずに使用できました。また、iOS14でも認識しています。今のところiOSで使いたい私としてはとても良い結果でした。

CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / RETRO-II USBマイク より

操作に若干クセがある

ヘッドフォンを変更するときはマイクの右側のプラス・マイナスボタンで変更します。これはOSと連動しています。ただ使いにくいのは左側のマイクインプットゲインです。こちらはプラス・マイナスを押してもMacの画面に変更がでないので音を聴いて判断するしかありません。

またボタンはクリックタイプではないので押している感覚はありません。この辺りでコスパをはかったように思います。

吹かれに弱い(ポップガード必要)

ボーカルレコーディング用途は考えていないためか、とにかく吹かれにめちゃめちゃ弱いです。すぐに「ボフっ」って音がなります。しかしこのサイズのマイクにあうポップガードは見当たらないのでDIYする必要があります。

RETRO-II USBマイクの音質

アコースティックギターを録音しローカットの差について比較してみました。

(音量にご注意ください)

ローカットなし

ローカットあり

多少歪みっぽい部分もありますが、6,000円以下のマイクなのでこれ以上の贅沢は望まない方がいいです

まとめ

このタイプのマイクタイプのオーディオ・インターフェイスは初めて購入しましたが、デザインの良さと使い勝手が良いのでわりと気に入っています。ビデオ会議やパッと思いついたメロディやギターを録音するのには便利だと思います。

サウンドハウスでは¥5,980 税込)

アマゾンでは¥8,580

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