DTMにグラボは必要?必要ならどれくらいのスペック?

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DTMにグラフィックボード(グラボ)は必要?という話をよく聞きます。

結論からいれば必要ありません何をもって必要とするのかが問題です。おそらくグラフィックボードがあれば

「プラグインがたくさん立ち上がる」

「CPUパワーをDAWに無駄なく使える」

という考え方から「DTMにグラボはいるのか?」という話になったと思います。

しかし、DTMにグラボのある無しでプラグインの数が作業に支障をきたすレベルで

作用してくるという話は聞いたことがありませんし、

私はオンボードと呼ばれる専門のグラボの性能には及ぼないグラボで

DTMをしていますが、問題を感じたことはありません。

そこで今日はDTMにおけるグラボの役目についてお話します。

UG
  • 元ゲーム音楽屋(NintendoDSなど)
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  • DTM記事執筆500以上
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グラフィックボードとは?

グラフィックボードとはディスプレイに画像や動画をうつすためのものです。

今ほど、昔は液晶の解像度が256色とか65536色とかの時代ではそれほどグラフィックを扱うメモリは

少なくてすみました。

しかし24bitカラーや32bitになり、液晶も27インチが普通になってきた今、

より高画質で高詳細の情報を液晶に映し出すためにはグラフィックボードが必要というわけです。

グラフィックボードはマザーボードに直接搭載されているものと

あとで、増設できるグラフィックカードの2種類があります。

最近ではThunderbolt接続で増設できるeGPUなるものもあります。

グラッフィックボードをつんでいないパソコンでDTMはできる?

画像

私が使っているMacMini2018はグラフィックボードはCPU内蔵のGPU「UHD Graphics 630」というもので

マザーボードに搭載されています。

先程もお話しましたが、これでDTMをやっていますが、

「グラフィックに足を引っ張られてDAWが思うように動かない」

「CPUパワーを持っていかれる」

というようなトラブルを感じたことはありません。

そもそも最近のオンボードのグラボもかなりの性能です。

今後DAWの表示が今より3Dレンダリングをするようなものが出てくれば

グラフィックボードは必要になるかもしれませんが、そんな複雑な処理を

プロの作曲家は望まないでの、今後も当分の間はグラボという存在が

DTMにとって必要不可欠なものになることはありません。

グラボがないパソコンはマルチディスプレイ出来ない?

カード式であれば専用のHDMI端子が複数あるのでそれでマルチディスプレイを表示できますが、

MacMini2018のようなHDMI端子が一つしかないパソコンでも

Thunderbolt経由でデュアルディスプレイ表示は可能です。

グラフィックボードよりメモリにお金を掛けた方が恩恵がある

タワーマックプロ以外のユーザー

macBook iMac MacMiniの場合グラボの増設は

Thunderboltによる外部増設しかありません。

しかし、外部グラフィックボードはどんなに安くても

3万〜10万くらいです。

かりに3万くらいであってもそのお金があれば

32GBのメモリを購入できるので、そっちの方がお得です。

dtmに必要なメモリはどれくらい?32GBは必要?

グラフィックボードが必要になるDTMerとは?

画像

DTMにグラボは必要ありませんが、

最近はYoutuberなど動画を作るDTMerも増えています。

レンダリングの処理にはグラボによって影響されるので

ガンガン映像編集をする予定があるDTMerはグラボがあった方が

よいかもしれません。

実際ゲーム関係者ですとDTM以外のソフトを動かすことも多く

そうなると高性能なグラボが必要になるケースもあります。

DTMステーションさんでもグラボの必要性についてかるく触れられている記事がありました。

平井:ゲームコンポーザー系の方だと、裏でUnityやUnreal Engineを動かす方もいらっしゃいますが、それだけではなくグラフィック関連のニーズは高まっています。やはり、音楽制作で完了ではなく、YouTubeなどで作品を公開する場合、DAWの裏でAdobe Premiereなどの動画編集ソフトを立ち上げながら作業するというケースも増えています。そのため、どうしてもCPUパワーだけでは力不足となりGPUパワーが必要になるのです。その場合、それに適したマシンをお勧めしています。

DTMステーション
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DTMYoutuberとして動画編集をガンガンするためにグラボにお金をかけるならば

まずはDTMでたくさん音楽を作ることの方が先決です

内蔵のグラボでもレンダリングができないわけではありません。

時間に差はありますが、動画の書き出しはできるので

しっかりと優先順位をつけることをおすすめします。

まとめ

DTMでグラフィックボードにお金をかけるならばメモリにお金を掛けた方が恩恵が高いです。結論としてはプロの作曲家でもグラフィックボードを酷使するような人はいません。

しかし動画編集も考える人であればグラフィックボードの存在は少しだけ気にかけてもいいかもしれません。

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