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DTMストリングス打ち込み時の音割れ防ぐコンプの使い方

ストリングスにコンプをかけると音が割れることがある

 

ストリングスに合うコンプレッサーってどれ?

楽曲をキレイに彩るストリングスですが、曲の中での音量やバランスはとても難しいですね。ストリングスを大きくしたいけど、大きくしたら音がレッドゾーンに突入してしまう…よしならばコンプだ!コンプのプリセットに「strings」ってあったからこれで「あれ?なんかもっと微妙になったし、なんなら割れてない?」

こんな悩みを持っている人多くないですか?私もストリングスの打ち込みには気を使います。

この記事ではストリングスに使うコンプの設定方法や考え方について説明しています。

目次

なぜストリングスでコンプを使うと割れるのか?

ストリングスと呼ばれる楽器はバイオリン、ビオラ、チェロ(コントラバスも含むことがある)が何十人とあつまって演奏しているパートの総称です。

ストリングスは非常に繊細な楽器です。僅かな力の差で音量が変わってしまいます。

この微妙な音量の変化を繰り返しているストリングスにコンプレッサーをかけるとわずかな音量の変化のたびにコンプレッサーが作動して音引っ込めたりまた出したりを繰り返します

コンプは「ある一定の音量に対してどれくらい圧縮するか」ということを基準に動作するので、音量が不規則に動く楽器にはどちらかというと向かないのです。ストリングスのような音の揺れが激しい持続音で0.0.10秒の世界でコンプ作動するとコンプを動かす、やめる、を繰り返してしまいその設定があいまいだとそれがノイズになってしまいます。

ストリングスにおすすめのコンプ

ストリングスはそもそもある程度の音圧がある楽器です。なので無理をしてコンプを使う必要はありませんが、そもそもクラシックの世界ではコンプはほぼ使いません(弱くひくところをコンプで持ち上げると作曲家の意図を無視することでもあるので)

しかし、ポップスなどではストリングスの存在感を増やすためにコンプを使われるシーンはあります。ポップスではストリングスをバスにまとめて音量、音質調整を行います。

ストリングスはなるべく甘い(ルーズな)かかりをするコンプが向いています。僅かな音量変化にコンプが追従するとと音割れの原因になるからです。

使いやすいのはVCAタイプのコンプや光学式のコンプを使えば、音が割れて困るということは少なくなります。

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コンプレッサーの応用として使えるプラグインMV2

wavesが出しているプラグインにMVというマキシマイザー系のプラグインがあります。

これは大きい音はそのままに小さいおとだけ持ち上げるというもの小さい音が持ち上がれば当然全体の音量はあがるのですが、もともとの大きい音量の部分には圧縮されないという一風変わったプラグインですが、これを使うことで、小さい音量を大きくし大きい音はそのままにすることができます。ある意味ストリングス専用のコンプと言ってもいいかもしれないほど、ストリングスのバランスをよいものにしてくれます。

これはオススメできます。購入は最近セールで流行りのwaves Goldのなかにも入っていますし単品でwavesサイトや代理店からも購入することができます。

waves.com

コンプは0.010秒の世界の音を作るエフェクター

コンプが音を加工できるのは大体一秒以下の世界です。正確にはもっと短く1ms〜10msつまり0.001秒〜0.010秒というとてつもない世界です。コンプがわかりくいという人はこの秒数の変化を聞き取ることになれていないからです。

ストリングスはドラムに比べるとアタック音が遅い(つまり弱いです)ストリングスとSnareが同時になったらストリングスのアタック音は聞こえないのはそういう理由です。コンプでいくらアタック音をでるように設定してもドラムには負けます。というか打撃音(パーカッション)の要素のある楽器にはストリングスは勝てません。

さいごに

まとめると次のようになります。

ストリングスは僅かな音量変化が激しい楽器、それゆえコンプの反応がシビアなものだと音割れを起こしてしまう。

ストリングスにコンプを使うときは光学式やVCAタイプがオススメ、それでもリダクションは浅い目(-2dB〜-4dB程度)

些細な楽器だからこそ表現できる世界があります。その表現を最大限に活かすためにもストリングスのコンプの使い方はしっかりと覚えたいところですね。

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