どうもUGです。

この記事ではDTMでストリンスの打ち込みをするときに使用するコンプの使い方についてお話します。

 

楽曲をキレイに彩るストリングスですが、

曲の中での音量やバランスはとても難しいですね。

ストリングスを大きくしたいけど、大きくしたら

音がレッドゾーンに突入してしまう…

よしならばコンプだ!

コンプのプリセットに「strings」ってあったからこれで

「あれ?なんかもっと微妙になったし、なんなら割れてない?」

 

こんな悩みを持っている人多くないですか?

私もストリングスの打ち込みには気を使います。

 

どうすればストリングスをしっくり聞かせられるのか?

コンプレッサーでどうにかなるのか?

 

結論から言うとストリングスにコンプをかける必要はありません。

理由は2つ

すでに音圧がある。

もう一つは音量の上下が激しい。

 

これがコンプを必要としない理由です。

 

この記事を読むことでコンプの動作原理をしることで

ストリングスにコンプをかける必要性を理解できるようになり、

より楽曲を彩れるストリングスパートを作ることができるようになります。

 

さぁそれでは、

DTMストリングスの打ち込み時のコンプの使い方について

みていきたいと思います。

 


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コンプをかける目的

コンプレッサーの目的は音量差をなくして

楽曲を聞きやすくすることが目的です。

 

ドラムでコンプの使用例を例えると

ドラムはkick Snare Hihat Tom4 シンバル ライド

のパーツがありこれらを個別で録音すると

9トラック必要になります。

そしてこれにOHやルームマイクを合わせると最低でも12以上の

トラックが必要になります。

 

ドラムの中で1番大きい音を出すのはkickです

Snareも大きい音を出しますが、KickとSnareでは鳴っている

帯域が違います。

 

TomはSnareやkickに比べると音は小さいですし

使用頻度は少ないです。

 

しかしフィルインなどでタム回しをしたりするときには

重要な音になるので、そのときははっきり聞き取れる音量に

なっていなければいけません。

 

音量バラバラのパーツをまとめて

「大きい音は小さく、小さい音は大きく」することで

ドラム全体のバランスをとる

これがドラムにおけるコンプの扱い方です。

もちろんコンプ特有の音質を使って積極的に音作りように

コンプを使うこともありますが、基本はバランスを整えることにあります。

 

もう少し正確に表現すると

コンプを使っていない状態でボリュームバランスを整えたものを

より聞きやすくするために使う

 

と言った方がよいかもしれません。

コンプから見るドラムとストリングスの違い

ドラムはワンショット楽器です。

叩いた直後から音はすぐに減衰します。

(シンバルのように長いリリースがあるものもありますが)

 

コンプが動作するのは1ショットとして発音したわずか1秒くらいの間の世界です。

 

しかしストリングスは抑えている限り音が鳴り続けます。

 

ということは一定の音量が存在していることになります。

 

これをコンプレッサーを使って音量を上げるという必要はありません。

なぜなら普通にフェーダーのボリュームで調整してやれば

わざわざコンプを通さなくてもよいからです。

 

良い音をつくるときの基本は必要のないパラメーターを追加しないことです。

コンプは0.010秒の世界の音を作るエフェクター

さてコンプが音を加工できるのは大体一秒以下の世界です。

正確にはもっと短く1ms〜10ms

つまり0.001秒〜0.010秒というとてつもない世界です。

コンプがわかりくいという人はこの秒数の変化を聞き取ることになれていない

からです。

この話はまた次回にするとして、

 

ストリングスはドラムに比べるとアタック音が遅い(つまり弱いです)

ストリングスとSnareが同時になったらストリングスのアタック音は聞こえないのは

そういう理由です。

 

コンプでいくらアタック音をでるように設定しても

ドラムには負けます。

というか打撃音(パーカッション)の要素のある楽器にはストリングスは勝てません。

 

ストリングスは柔らかい弓を使って弦をこするからです。

 

ストリングスは音量の上下が激しい

柔らかい弓で弦をこすり続けるということは

とても繊細な動きがプレイやーに要求されます。

 

わずかで弓の動きに必要以上の力が加わると

音量が変化してしまいます。

 

一人ならまだしも

ストリングスと呼ばれる楽器はバイオリンが何十人とあつまって

演奏しているパートの総称です。

 

つまりロングトーンを弾いている間に

たくさんのプレイヤーの音量の「揺れ」が存在します。

 

本来であれば全員が一定の音量で引き続けることがベストです。

しかし一定の繊細な動きをし続けることはとてもむずかしいことです。

 

超一理由の演奏者でも1番難しい音はなにかと言われたら

「ロングトーン(全音符)だ」というほど

一定の音量を保ち続けるのは至難の技なのです。

 

ちなみに力いっぱい弾くと

「ギーコー」というノイズでしかなくなりますw

俗に言うしずかちゃんバイオリンです

(ひょっとして最近のしずかちゃんうまくなってたりするのかな?)

 

この微妙な音量の変化を繰り返しているストリングスに

コンプレッサーをかけるとどうなるか?

というと、音量の変化のたびにコンプレッサーが作動して

音引っ込めたりまた出したりを繰り返します

 

コンプは「ある一定の音量に対してどれくらい圧縮するか」ということを

基準に動作するので、音量が不規則に動く楽器にはどちらかというと

向かないのです。

ストリングスのような音の揺れが激しい持続音で

0.0.10秒の世界でコンプ作動すると

コンプを動かす、やめる、を繰り返してしまい

その設定があいまいだとそれがノイズになってしまいます。

 

これがストリングスやパッドなどの持続音にコンプを使った場合ノイズがのる理由です。

ストリングスにコンプを掛けるときは

光学式という通常のコンプよりルーズにコンプがかかる

ものを使うことで、ストリングスをコンプ処理することができますが、

やはり基本はかけないのであれば掛ける必要はないのです。

 

コンプレッサーの応用として使えるプラグインMV2

wavesが出しているプラグインにMVという

マキシマイザー系のプラグインがあります。

これは大きい音はそのままに小さいおとだけ持ち上げるというもの

小さい音が持ち上がれば当然全体の音量はあがるのですが、

もともとの大きい音量の部分には圧縮されないという

一風変わったプラグインですが、

 

これを使うことで、小さいストリンスを大きくし

大きい音はそのままにすることができます。

 

ある意味ストリングス専用のコンプと言ってもいいかもしれないほど、

ストリングスのバランスをよいものにしてくれます。

 

これはオススメできます。

購入は最近セールで流行りのwaves Goldのなかにも入っていますし

単品でwavesサイトや代理店からも購入することができます。

waves.com

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さいごに

DTMストリングスの打ち込み時のコンプの使い方

いかがでしたか?

 

以外にストリングスは音圧があるということを認識している人は少ないです。

 

音量が鳴り続けているということはその場を音が支配しているということです。

 

これがわかれば安易な「コンプ=音圧」すべての楽器に音圧が必要だから

かけてしまえ

 

という考えにはならないと思います。

 

どうしてもかけたいときは

光学式コンプのような動作の緩やかなコンプか

紹介したwavesのMV2を使うことでよりよい効果が得られるかもしれません。