コンデンサーマイクを使う時に必要なのが「ショック用マウント」「マイクホルダー」
といわれるものです。
一言で言うとマイクに振動を与えないためにゴムを使ってマイクを浮かしている状態にするものです。(厳密にはもうちょっと複雑ですが…)
今回は私が普段使っているノイマンのU87のショックマウント交換にかかった費用と購入方法について解説します。
ショックマウントとは
ショックマウントとはマイクスタンドとコンデンサーマイクを接続するためのものです。ダイナミックマイクと違いコンデンサーマイクは感度が高いため、床からの振動等のノイズが拾いやすくなっています。
そのため、マイクとスタンドの間にゴムを仲介させることでそれらの振動ノイズを相殺する目的としてショックマウントが使われます。
ショックマウンに使われるゴムの材質は特別なものではなく、髪の毛をくくるときに使われるようなゴムと似ています。
ショックアマウントのゴムは経験劣化していきます。先日私が使っていたショックマウントもついにゴムが伸び切って見えてはいけないものが見えてきました。
首の皮一枚とはこのことwもう40年近い前のマイクで当然この部分も交換していません。マイクを修理して取り付けた瞬間がこれだったのですが、もしかしたらすぐにちぎれてマイクが地面に衝突していたかもしれません。
さてとりあえずこの部分の修理?についてU87の修理をお願いしたゼンハイザージャパンさんに連絡するも返信はこず
まぁこの程度であれば「ふつうにググってください」ということなのでしょう。検索したらすぐに出てきました。
純正のショックマウントは高い
まず検索して出てきたのはノイマン純正のショックマウントです。サウンドハウスさんでは(¥38,556 税込)で売られています。
正直かなり高いです。
このあたりは「ぼったく◯」かよと思ってしまいます。アマゾンでは類似品として次のもの売っています。こちらは似たような風貌でお値段半額以下最初こちらにしようかと思いましたが、
サスペンションホルダーが自体が壊れているわけではないのでゴムだけを探しました。
ゴムの値段
ネットで探しても「完全に純正」というところを見つけられなかったのですが、サウンドハウスさんではE87バンドという商品名で
(¥1,404 税込)で販売しています。私はアマゾンで買ったのですが、
サウンドハウスさんは一本の値段なのでアマゾンの方が安いです。アマゾンのやつを買ってからわかったのですが、ゴムをむすんでいるハトメの大きさが小さいんです。
以前のものは取り外すのも大変なくらいピッタリの大きさだったのですが、多少不安が残りますが、現在のノイマンの純正のハトメもこの大きさなのか確認ができないのでこれが純正と非純正の違いなのかわかりません。
しかしゴムの長さや強度に問題はなく今はこれで問題なく使うことが出来ています。
ちなみにノイマンショックマウント純正品のゴムは探しても出てきませんでした。どこかでゴム2つで3,000円という話を聴いたことがあります。そうなるとおそらくサウンドハウスさんで取り扱っているのが純正品かな?と思っています。
中には自作する人もいるらしく、そうするとハトメとゴムで500円くらいでできるみたいです。
まとめ
ショックマウント自体が壊れてしまったわけではなかったので費用は1400円程度、Amazonで普通に購入できました。
ショックマウントのゴムは経験劣化する材質なので、予備用にも数本は持っておきたいところです。