DTMに必要なディスプレイの大きさは?種類や値段はいくらくらい?

長時間DTMをするということは同じだけ液晶画面を見続けていることになります。目の疲労は集中力の低下につながり、作業効率も落ちてしまいます。その披露の原因の1つは液晶の大きさです。小さな画面にプラグインを大量に立ち上げていたら見えにくいですよね。なので環境が許せる範囲でできる限り大きいものを使う方がいいですが、その大きさや種類の多さにどれを選んだらいいのかわからない人も大勢します。そこで今日は簡単にDTMに使えるモニター・ディスプレイの選ぶ基準についてお話をしたいと思います。

パネルの種類

ディスプレイには様々な選ぶべきポイントがありますが、ディスプレイの種類はざっくりわけるとVA方式、IPS方式、の二種類になります。どれもこれも一長一短の良さがあります。それぞれの液晶の特徴をまとめると

  • VA方式 深い黒が表現できる。コントラスト比が高いため映画などの鑑賞に適している。
  • IPS方式 視野角が広いため見る位置や角度による色やコントラストの変化が少なく、どこから見ても映像が鮮明

そこで「どちらがよかわからない」DTMerが選ぶ基準におすすめなのはVA方式です。理由は深い黒が表現できるという点です、DTMの多くは黒をベースにしたDAWが多いため、できる限り黒がはっきり見えるほうがよいです。IPSの場合もコントラストの変化が少ないのですが、「どこから見ても映像が鮮明」というのは同じ位置でDTMをしつづける場合に関してそれほどメリットにはなりません。

つぎに考えたたいのは「パネルの種類」です。パネルの選択肢とは「光沢があって画面が明るく見えるグレアパネル」と「光沢がなく画面がすこし暗く見えるノングレアパネル」この二種類から選ぶのがよいでしょう。

グレアパネルは光沢感あるので画面の綺麗さも際立つので多くの人が「グレアパネル」を選ぶ傾向にありますが、光沢感は反射しやすいので、部屋のライトや光が写り込む可能性があります。DAWのソフトは基本黒色をベースとしているものが多いのでその映り込みによってDAWの操作が思い通りにいかない煩わしさを感じてしまうかもしれません。

ノングレアパネルはグレアパネルと反対に反射しにくいので映り込みはかなり軽減されます。しかし画面の明るさはグレアパネルより若干劣るので、それが逆に見にくいと感じる可能性もあります。しかし発光がすくないぶん眼精疲労も抑えられるメリットがあります。

VAとIPSならVAの方がおすすめ理由は黒の発色が強いため

グレアパネルは光沢がありキレイであるが映り込みが気になる

ノングレアは光沢がないマット感じで少し暗く感じるが映り込みがないぶん黒色ベースのDAWの操作にはよい

画面の大きさ

何インチ以上を使うと使いやすいと感じるのかは人それぞれですが、小さい画面であればあるほど目の疲労は溜まりやすいですし、DAWの画面自体も小さくなります。解像度を調整することで見やすくすることも可能ですが、それだとディスプレイの性能を十分に活かしきれないことになります。では画面が大きければよいのか?という話になりますが、そうとも言い切れない理由があります。それはディスプレイの高さが目の高さを超えると肩こりにつながるリスクがあります。

富士通によると推奨するディスプレイの高さは次の図のように言われています。

なのでディスプレイの高さのてっぺんが目の高さより高すぎると首を上げ続けるような状態になってしまい肩こりの原因になります。それを考えると肩がこらない大きさでかつそれなりの画面の大きさを確保したい最適の大きさは27インチ〜32インチの間くらいが使いやすい大きさと言えます。

またウルトラワイドディスプレイというモニタは画面の横幅を広げているタイプなので、同じ27インチでも高さは23インチ相当くらいになります。なので34インチくらいのものを使うと27インチでありながら横幅も大きく使えます。DTMは基本横画面を大きく使うことが多いのでウルトラワイドはかなりDTMライクなディスプレイともいえます。

ちなみに27インチの横幅は59.66cmになり、ウルトラワイド34インチの場合79.7cmになります。34インチウルトラディスプレイのとなりにモニタースピーカーなどの設置を考えている人は机の大きさも考慮する必要があります。

ちなみに私が使っているのが180cmクラスのかなり大型のデスクですが、大型のデスクを買う時は中央が重みの影響で沿ってしまう可能性があるので、あまり重量のあるものを置くのはやめた方がいいでしょう。

大きい木製DTMデスクを購入するときに気をつけたい 2つのポイント

ディスプレイの大きさは27インチ〜34インチがベスト

横幅が問題ないのなら34インチウルトラワイドはおすすめ

理由は目の高さより高すぎるものは首や肩の凝りにつながる

画面の高さ調節について

ディスプレイに最初から付属しているスタンド(ディスプレイを立てかけるためのもの)はあまり高さ調節ができないものもあります。そういうときは別のスタンドに買い換えることでより低い位置にディスプレイを設置できるのでそれらも検討するのがよいかもしれません。

私が使っているのはNeo-Flexワイドスクリーンスタンドというものですが、かなり高価です。しかしこのスタンドのおかげで数年前の大阪北部の地震でもディスプレは机の上から落下することはありませんでした。

地震にも耐えたNeo-FlexワイドスクリーンスタンドでストレスフリーなDTM環境を作ろう

液晶スタンドを交換することでより高さ調節が効くので大きいディスプレイの場合はスタンド交換もあり

デュアルディスプレイのメリット・デメリット

多くのDTMerはデュアルディスプレイや多い人ではクワッド(4枚)ディスプレイを使っている人もいます。DAWのミキサーを専用のそれ専用のディスプレイにしたり、プラグインだけのディスプレイに使ったりとメリットもあると思います。

しかし液晶ディスプレが多いということはそれだけ視点を大きく動かさないといけなくなるほど目、首、肩に披露が蓄積されやすいです。効率を求めるディスプレイで体に負荷をかけてしまうのはある意味本末転倒とも言えるので、私個人としてはシングルディスプレイが製作時の集中にもっとも適していると思っています。

また、画面の大きさにもよりますが、ディスプレイが多ければ多いほど電気代が高くなります。

テレビは型(インチ)ごとに電気代は大きく変わるの?4Kテレビの電気代は高い!? より引用

2Kと4Kの比較は50インチなのでその環境でデュアルディスプレイを使用している人はいないとは思いますが、デュアルディスプレイ環境にかかる電気代金も数年も立てばそれなりの金額になってきます。

さいごに

小さいより大きいディスプレイの方ががたくさんの情報量を提示できるので便利ではあります。しかし、目の高さをを大きく超えるものは逆に首から肩にかけてのダメージが蓄積しやすいのでその辺りを考えると27インチから34インチでウルトラワイドを視野に入れるのがもっとも披露効果の高いディスプレイのように思います。