経験談から語るDTMデスク 自作の注意点!失敗しないためのポイント

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かっこいいDTMデスクを憧れていたりしませんか?しかし、購入するとそれなりの金額がします。だったら自作すればいいや!と思って自作する人も最近は増えています。

しかし、何も考えずに自作してしまうと、DTM機材の破損につながる事故の元です。

この記事ではどのようなDTMデスクを自作するのが危険なのか?について体験談を元に解説していきます。

ポイントは以下の3つ

  • 机の上にどれくらいの重さのものが載せるか確認
  • 絶対目の高さより上に液晶ディスプレイを置かない
  • 凝りだすとデスク作りハマってしまう
UG
  • 元ゲーム音楽屋(NintendoDSなど)
  • 作曲歴20年以上
  • DTM記事執筆500以上
  • ショートアニメ、CM、企業PV音楽を制作
  • 詳しいプロフィール

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DTMデスクを選ぶ(自作)するときに気をつけたいこと

意外と忘れている人が多いのですが、DTMデスクを自作するうえで絶対しておきたいポイントというか、これを無視して作ってはいけないという話です。

デスクの横幅について

88鍵盤のMIDIキーボードを乗せる場合最低でも150cmは確保したいところです。

しかし横幅だけではなく奥行きを考えないとデスクの上がキーボードだけで占領されてしまうことになります。

DTMデスクの上は思っている以上に重たいものは乗っている!

大きいDTMデスクといってもどこからを大きいとするのかは環境次第だと思いますが、150cmを超えるデスクとなると一般的に「大きい」部類にはいると思います。ちなみに私が持っているのはこちらお値段19,900円北欧カラーでとてもオシャレな多目的デスクです。

しかし、大きいとそれだけ中央にかかかる重みが増えてきます。

DTMデスクに乗せているのは次のものです。

液晶モニターAppleシネマディスプレイ27インチ
専用液晶スタンド Neo-Flexワイドスクリーンスタンド
10.7kg
7.5kg
メインモニタースピーカーADAM A7X 9.2kg ×2
インシュレーターPRIMACOUSTIC / RX5HF2.8kg ×2
サブスピーカーBOSE120 3.3kg ×2
打ち込み用の鍵盤NI Komplete Kontrol S88 13.2 kg合計62.0kg

そしてこの環境で10ヶ月近く使った結果がこちら

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赤い線をつけてみたのでどれくらいそっているか解ると思います。かなりそってますw

木製で大きいDTMデスクを選ぶとなると中央にそりが発生します。そして机の前に私が座り作業しているため肘をついたりうつ伏せになったりwで不定期ながらに重さが加わります。

先に言っておきたいのはこちらの商品が不良品とかそういうわけではなく耐荷重は天板/約40kgということつまり乗せすぎということです。

なので大きいDTMデスクを買う時はその机の耐荷重を調べること。必ず何をどれくらい乗せるのか重さをきっちりと計測しておきましょう。

追記

最近は新しいMIDIキーボードに買い替えました。Arturia KEY LAB88 ESSENTIALというタイプです。重量は8.48 kg とNI Komplete Kontrol S88より5kg近く軽いです。ですが、軽い鍵盤に載せ替えたからといっても反ってしまったデスクは元には戻りません。

DTMデスクをそらせないためには?

以下のタイプのような天板の下に補強棒入っているタイプをオススメします。これがあると多少の重量はこの補強棒で分散してくれます。

画像

軽いDTMデスクが振動した結果

一応A7Xの下にスタビライザーは弾いていますが、それでもDTMデスクに振動は伝わります。その結果がこちら

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止めていたネジが出てきますwまぁこれは改善の方法は色々とあると思いますが、振動でネジが浮き出てくる。数ヶ月に一回くらいの割合でこのようになりもとに戻しますw

DTMデスクとは?

画像

DTMデスクとは作曲に必要なスピーカーやMIDIキーボード、パソコンのキーボード、液晶モニターなどを1つのデスクの上において作業するための机です。

DTMデスクのメリットとデメリットは次の2つ

メリット
デメリット
  • 作業効率が良い
  • 見た目でテンションが上がる
  • 価格が高い
  • 大きい
  • 使い方が限定される

DTMデスクのメリット

1つのデスクの上に必要なものがまとまっていることで制作を効率化してくれます。また上記の専用のDTMデスクの場合は机の下にMIDIキーボードを収納できるタイプもあるので、スタイリッシュな制作環境が手に貼ります。

またクリエイティブな制作環境が目の前にあることで創作のモチベーションが上がります。

DTMデスクのデメリット

普通に「DTMデスク」として売られているものであれば、問題はありません。普通の大きなデスクをDTMデスクとして使うと、乗せるものにもよりますが、机がたわみます。強度の弱い机をDTMとして使ってしまうと今回私が書いているようなトラブルに見舞われます。

少し前まではあまり種類はなかったのですが、最近は少しずつその数が増え始めています。そのいくつかをご紹介します。

wavebone Headquarter

最近注目されているwavebone Headquarterお値段は¥60,500 税込ですが地域によって送料がかかるとのことですが、日本の代理店beatcloudを見ると次のように書いています。

  • 北海道 ¥29,500
  • 青森県 ¥29,000
  • 岩手県 ¥29,000
  • 宮城県 ¥29,000
  • 秋田県 ¥29,000
  • 山形県 ¥29,000
  • 福島県 ¥29,000
  • 茨城県 ¥29,000
  • 栃木県 ¥29,000
  • 群馬県 ¥29,000
  • 埼玉県 ¥29,000
  • 千葉県 ¥29,000
  • 東京都 ¥29,000
  • 神奈川県 ¥29,000
  • 新潟県 ¥29,000
  • 富山県 ¥29,000
  • 石川県 ¥29,000
  • 長野県 ¥29,000
  • 岐阜県 ¥29,000
  • 静岡県 ¥29,000
  • 愛知県 ¥29,000
  • 三重県 ¥29,000
  • 滋賀県 ¥29,000
  • 京都府 ¥29,000
  • 大阪府 ¥29,000
  • 兵庫県 ¥29,000
  • 奈良県 ¥29,000
  • 和歌山県 ¥29,000
  • 鳥取県 ¥29,500
  • 島根県 ¥29,500
  • 岡山県 ¥29,500
  • 広島県 ¥29,500
  • 山口県 ¥29,500
  • 徳島県 ¥29,500
  • 香川県 ¥29,500
  • 愛媛県 ¥29,500
  • 高知県 ¥29,500
  • 福岡県 ¥29,500
  • 佐賀県 ¥29,500
  • 長崎県 ¥29,500
  • 熊本県 ¥29,500
  • 大分県 ¥29,500
  • 宮崎県 ¥29,500
  • 鹿児島県 ¥29,500
  • 沖縄県 ¥63,000
  • その他の地域 ¥200,000
  • 上記以外 ¥0

基本送料がかかるっぽいですね。ですが個人的にデザインも機能性(とくに88鍵盤がおけるタイプで鍵盤デスクに限っては高さ調整も可能らしいのでかなり気になっています)

現在はブラックだけですがいずれ他の色も取り扱うことを検討しているとのことなので要チェックです。

追記2022/02/25

waveboneのDTMデスクを購入しました。お世辞抜きに素晴らしいデスクです。詳しい詳細は以下の記事で確認できます。

MIDDLE ATLANTIC ( ミドルアトランティック ) / MDVDSK スタジオデスク

サウンドハウスさんで取り扱っているDTMデスク価格は¥50,000 税込送料はかからないのがよいです。打ち込みに使う鍵盤が61鍵盤であるならば特に問題はないコスパがよいDTMデスクです。

PRO STYLE KWD-100 KWD-200

KWD-100が税込販売価格¥49,500- KWD-200が税込販売価格¥69,850-

ミュージックランドKEYブランドが制作したDTMデスクです。ラック等スペースも十分に確保されています

この他にも高いものでは50万近くするものもありますが、そうそう多くの人が購入はできません。

DTMデスク自作でもこれだけは守ったほうが良い点

DTMデスクを自作する場合に見落としがちなポイントを紹介します。

液晶は絶対目の高さ!その理由

パソコンの液晶を目の高さよりあげてしまうと首と肩への疲労が5倍増しになります。精度の高い集中力を必要とするDTMが液晶の高さ一つでゆらいでいては困りますよね。

しかし多くの人がDTM時のモニター液晶の位置をないがしろにしがちです。

特に市販のタイプだとデスクのうえにラックが乗っているタイプなどでその上に液晶モニターを置いてしまうとものすごい高さになります。

そのような場合におすすめしたいのがモニターアームスタンドです。

モニターアームスタンドとは液晶モニターに可動式のアームを取り付けることで高さや角度をフレキシブルに調整できるすぐれものです。

私が使っているのはエルゴトロンのLXデスクマウントモニターアームですが、アームがしっかりと止まってくれるので、重宝しています。

まとめ

何度も言いますが、デスクの性能が悪いという話ではなく単に乗せすぎですwしかし、多くの人も気がついたら(モニターやスピーカーの買い替えなど)色々と乗せすぎの環境になっているのではないでしょうか?次回買う時は値段が多少高くてももう少し重さに耐えられるものを選ぼうと思います。

みなさんのDTMデスク購入のヒントになれば嬉しいです。

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