以前はメモリを64GBの環境で使っていたのですが、Mac mini 2018に乗り換えたことで16GBまで減りました。
最近はオーケストラ系の音源を使うことも少なくなってきたし、MIDIをオーディオ化することが多くなるのでそれほどメモリはいらないかな?
という理由でしたが甘かったです
メモリは最低32GBあった方がいいです。メモリ使用量の多いDTM音源を読み込ませるためにメモリが32GB以上いることはこちらのブログに書いたので参考にしてもらえた嬉しいです。
しかしメモリが大量に使用されるのはDAWやソフト音源だけではありません。今回私がメモリが多い方が良いと思った理由はsafariでした。最近のsafariはかなりメモリを食います。
なぜsafariはメモリ大量消費するのか?改善策はあるのか?
safariの中に含まれるプラグインがメモリを使う
safariのメモリ使用量は227.5MBですが、
そのほかのGmailを使用すると独立したhttps://mail.google.comという独立したプロセスが立ち上がります。
見ていただければわかりますが、メモリ使用量は529.1MBとsafariの倍以上になります。
他にもアマゾンを見に行くとhttps://www.amazon.co.jp(295.MB)
会議用アプリチャットワークを使うとhttps://www.chatwork.com(247.5MB)
グーグルが立ち上がるとhttps://www.google.com(221.5MB)
楽天サイトに行けばhttps://www.rakuten.co.jp(157MB)
そしてwordpressを立ち上げるとhttps://96bit-music.com(143.2MB)という形で
safariを起動しっぱなしにしていると、1632.6MB 1.6GBのメモリを消費することになります。
「だったらsafariを落とせばいいやん?」
と思う人もいるかもしれません。
確かにその通り!あなたの言っていることはなんら間違っていませんw
DTMに必要のないアプリは使わないのが当たり前ですが、
やはりあると便利なネット環境なので、「safariを落として必要な時だけ立ち上げる」というのが逆にストレスなんですよね。
贅沢と言われてもそれが当たり前になっているならばそれは贅沢じゃないんですw
改善方法
必要な時だけsafariを使う
とは言ってもやはり1.6GBのメモリを解放するのに一番手取り早いのは
safariを常時使用しないことです。
または、必要なサイトだけ表示しておくことでsafariのメモリ使用量はかなり抑えられます。
ある意味健全なDTMerになれるかもしれないので、
ここをきっかけにsafariの常時使用をやめるのもいいかもしれません。
iphoneやタブレットを使う
ネット関係はIphoneやタブレットを使うのはアリな気がします。
ただ、ファイル便などを使う場合はやはりmac内でsafariやブラウザ環境を立ち上げることが良い気がします。
chromeを使う
safariが重たいならほかのブラウザを使う方法もあります。
Chromeではてツイッタープロセスはchrome Helperとして認識します。
アプリ 108.6MB
chrome Helper(ツイッター)129.1MB
safari アプリ 226.6MB
108.6MB
ツイッタープロセス 204.7MB
かなりメモリ使用量に開きがあります。しかし
OSと連動していると言われているsafariの方がCPUのスレッド数値が1/3〜1/5くらいです。
CPUスレッドはDAWにとっても重要なので、DAW以外のアプリに負荷がかかるのはあまりよろしくありません。
メモリを無駄使いするsafariの使い方
サイトによって、機能拡張的に読み込まれるサイトとそうでないサイトがあります。
例えば、gamilを違うタブに分けて使うと、Gmail用のメモリは別々に使われます。
Gmailなどはそのタイプです。
これだけでメモリ1GB使うのでかなり注意が必要になります。
メモリ増設
やはり物理的な増設に越したことはありません。しかし、imacでのメモリ増設はとても素人がするには難しいですし、
発売されたばかりのMac mini 2018は増設できるとは言ってもやはり簡単ではありません。
もしこれからmacやパソコンを買うのであれば32GBは強くオススメします
まとめ
とにかく多少高くても最初から32GBはあったほうがいいです。大は小をかねるではないですが、これからDAWに限らずアプリの仕様メモリはどんどん増えていくと思います。