クオリティが高くゴリゴリしたメタル系のベースを探している!
そんな人におすすめなのがProminyのSR5 Bass 2です。ProminyのSR5 Rock Bass 2はとにかく「ゴリゴリのベースです」その存在感の強さゆえにポップスなどでは使い所を選ぶほどですが、恐ろしくリアルで圧倒的なサウンドを見せつけてくれます。
個人的にはV-METALとのセットが最強でこれさえあれば最強のメタルサウンドが手に入ります。
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価格 | |
購入のしやすさ | |
エンジンの安定度 |
SR5 Rock Bass 2とは
日本が世界に誇るソフト音源制作デベロッパーProminyが作ったゴリゴリロックベース音源、それがSR5 Rock Bass 2です.
Prominyの音源はそのどれもが他とは違う圧倒的な存在感をもっておりプロがコンペレベルならこれでOKと太鼓判を押すほどです。SR5 Rock Bass 2もそのレベルと言っても過言ではなく、ベースにゴリゴリの存在感が欲しい場合などにオススメです。
SR5 RockBassとSR5 RockBass2の違い
Prominyサイトからの抜粋ですが、R5 Rock Bass 2 の新機能は以下の通りです。
– 究極のリアルタイム操作性・柔軟性 – SR5 SPI (Super Performance Instrument)
– エフェクト&アンプ・シミュレータ
– Heavy buzz sustain (非常に強くピッキングして敢えて「ビビり」を強調させたサスティン音)
– Heavy hammer-on (非常に強くハンマリングして弦がフレットに当たる音を強調したハンマリング音)
– ナチュラル・ハーモニクスが全弦、全フレットで演奏可能
– プレイキーで演奏可能なノイズ、その他FX(効果音)などのサンプルを数多く追加
– ポリフォニック演奏の強化
– バリエーション豊富なコード・プリセット
– ユーザー・コード(独自のコードを作成可能)
– カスタマイズ可能なストラム・キー
– アルペジオ・キー
– コード認識機能が備わったインテリジェント・アサイナブル・キー・スイッチ
– 本物のダウン・チューニングのサンプルを収録
– リアルタイム・レガートスライド / ハンマリング&プリング
– NKS (Native Kontrol Standard ®) に対応その他の主な機能・特徴
– フレットボード・モニター
– ストローク自動検出機能 (Auto Stroke Detection )
– ベース・ギターからダイレクトにレコーディングされたStingRay5そのままの音
(SR5内蔵アンプシミュレータまたはお持ちのアンプシミュレータで好みの音を作ることが可能)
– すべての弦、すべてフレットの音を収録
– ピッキングノイズおよびその他のノイズもすべての弦、すべてのフレットを収録
– 単一ベース音源としては世界でもっとも大きなヴァーチャル・インストゥルメント
前人未到の波形収録数および奏法バリエーションによる圧倒的な表現力
・全ての弦、全てのフレットを音を余すところ無く収録、ハイポジションでの演奏の再現も可能
容量の違いはSR5 RockBass 約15GB、14,000サンプルに対してSR5 RockBass2 約26GBは21,700サンプルおよそ1.7倍の容量アップになりました。ダブルストップが収録されたことやスクラッチノイズの追加などいろいろなアップグレード要素はありますが個人的にストライクだったのは次の3点
- デフォルトでアンプシミュレータとストンプによって作られた音がよくできている
- ベロシティによる音質さが出たHeavy buzz sustain
- トーンコントロールのノイズ
特にHeavy buzz sustainは最高です。SR5のときはベロシティによる音質の変化の度合いが小さくもうちょっと強弱によって音質に違いをつけたいなーと思うことがありましたが、2になってからはベロシティによる音質の違いもいい感じになりましたし、Heavy buzz sustainによるビビリは弾いていてかなり気持ち良いです。
トーンコントロールのハイがSR5に比べて良い意味でノイジーになりました。アンプシミュレータをオンにしてHighをマックスにするとノイズが目立ちますwこのノイズがまたいいノイズなんですよねw
SR5 Rock Bass 2の価格
史上の平均価格は16,400円程度ですが、サマーセール時には11,000円程度まで下がります。
またbundleセットも販売しておりとくにV-METALとのセットは泣く子はさらに泣くほどのメタルサウンドが手に入ります。
そして7/8まで8,980円で購入できます。もちろんこれはSR5 Rock Bass1を持っている人へのアップグレード価格ではなく、買えばそのまま使えるSR5 Rock Bass 2の価格です。狙っている人はお早めに!!
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SR5 Rock Bass 2の使い方
使い方のコツとして知っておきたいのは本来ベース音源は低音楽器ゆえに鍵盤では左の方(低音)よりに音色が割り当てられていることが保とんどですが、SR5 Rock Bass 2はかなり高音域よりにアサインされています。(青色のところからが音域になります)
なので、今まで使っていたベース音源から差し替える場合には音域を調整するトランスポーズ等の処理が必要になります。
また、一般的な音源は鍵盤を押しこむと音が発音し鍵盤を話すと音が止まる仕様ですが、SR5 Rock Bass2及びProminyのギター音源は鍵盤を押すと離しても音がなり続けます。
これはギター本来の発音方式をエミュレーションした結果です。つまり発音をとめるためにはストップキーになる鍵盤を任意の位置で入力する必要があります。
少し煩わしいように感じるかもしれませんが、音の止め方というのは演奏において非常に重要なファクターになります。その止め方をリアルに再現できるため、SR5 Rock Bass2ではストップのバリエーションがスライトを合わせて3つほどあります。
SR5 Rock Bass 2 CPU負荷について
左がシングルCPUにかかる負荷、右がマルチコアで分散された負荷です。Prominyの音源は基本CPU負荷が高めですが、SR5 Rock Bass2はそれほど高くないので使いやすいです。
CPU計測環境
パソコン Macmini2018
CPU Corei7(i7-8700B)6コア HT使用時12コア 3.2GHz/ターボブースト(TB)使用時4.6GHz
メモリ 32GB
システム OS10.14.6 Mojave
Audio/IF APOGEE Symphony Ensemble
バッファー 256
DAW LogicPro10.6.2
48kHz/24bit
再生ストレージ HDD
SR5 Rock Bass 2のメリット
エフェクト搭載により簡単にゴリゴリの音が出せる
SR5 Rock Bass2には4つの音色プリセットがあり簡単にゴリゴリな音色を呼び出すことが可能です。そのプリセットのできはとてもよく完全に完成した音色レベルです。ベースの音作りは中々難しいのでこれらのプリセットは有り難いです。
ここから必要になるのは適切なローカットになります。
ローカットはやりすぎると音痩せの原因になってしまうので注意が必要です。正しいローカットのやり方はベースの音域をしっかりと意識するところから始まります。
詳しくは以下の記事を参考にすることでベースの音作りについてより詳しくなれるのでオススメです。
ローカットの効果がいまいちわかりにくいという人はハイカットすることで実はローカットが学べるという逆説的な考え方もあります。
ラウンドロビンは最大4つ
同じ音が発音しないようにするためのラウンドロビンは最大で4つです。これだけでもかなりリアルなベーストラックを作ることができますが、ポイントとしてはラウンドロビンは4より3の方がオススメです。
その理由は4つだと1つのパターンとして認識しやすくなります。なのでラウンドロビンを3つにすること予測パターンを良い意味で裏切ることが可能です。
最大4音源下げチューニングが可能
SR5 Rock Bass2は5弦ベースなので5弦の音はLow B (B0)周波数で言えば30.1Hz¥となりますが、そこから4つさげることでG0(24.4Hz)まで下げることが可能です。
そのため悪魔の咆哮とも言える究極の低音サウンドを楽しめます。
さてそれだけの低音域、果たしてスピーカーで再生できるのか?ということを疑問に思う人も多いのではないでしょうか?しかし安心してください。たしかに基音となる30.1Hzを再生できるスピーカーは正直ほとんどないでしょう。
そうなるとやはり音が再生できないの?と思うかもしれませんが、基音である30.1Hzを感じることはできませんが、ベースには多くの倍音を含んでいるのでベースとしての音はしっかりと聞き取れます。
SR5 Rock Bass 2のデメリット
変更できるエフェクトは搭載されていない
プリセットにはアンプシミュレーター等を再現したプリセットがありますが、それらを個別で設定できるようなエフェクトパラメーターはありません。
本格的な音作りがしたい!となった場合はプリセットからエフェクト処理されていないDIサウンドであるDRYを選択し、他のVSTプラグイン等で音作りをする必要があります。
音源比較
エフェクト処理はしていません。マスターにOxfordLimiterだけさしてます。1から4小節目は5弦で5から8小節は4弦に切り替えて演奏してます。スライド等はなるべく同じように打ち込んでいますが多少の違いがあります。基本ほとんどエディットしていない状態で下手打ちと思ってください。
SR5 Rock Bass
SR5 Rock BassはDIのみでの録音なので音の作り込みはアンプシミュが必要です。それでも芯のある音なので音楽をしっかりと支える土台のベース音源として使いやすいです。ちなみにLogic付属のベースアンプシミュレーをかますとこんな感じです。
Modobass
音のバラツキ感はmodobassの方が良い意味で出ている気がしますが、よくいえば無難な音色で悪くいえば面白みがない音ともいえます。やはり質感という点においては地味な印象を受けます。modobassにもビビり感はあるにはあるのですが、やはり非常に作られた感があって、「なんか違う」という印象があります。
SR5 RockBassに使用した同じベースアンプシミュを通しています
下手打ち感がより強調される結果になりましたw
SR5 RockBass2
GUIは同社から出ているHummingBirdに近くなりましたとにかくゴリゴリ感がやばいですw頭振りたくなりますw本当にHeavy buzz sustainが最高です。ちなみにDIだけの音にするとこんな感じになります。SR5 Rock Bassと比べ重心が下がっている感じがします。
SR5Bas2が必要かどうかはモデリングベースにはない質感を求めるかどうか
ベースといえば最近はやりのModobass!使いやすいベース音源として多くの人が使うようになってきましたが、サンプリングされた音源に比べModobassやはり質感の弱さが目立ちます。これはモデリング音源の弱点でもありますが、やはり本物をサンプリングしたものとモデリングで作ったものとではリアルさにおいてサンプリングの方に軍配が上がります。
この「質感」という部分が一番感じるのはやはり金属的な音質の部分です。ピックと弦が擦れあうような音この部分が私がベースに求める音質です。残念ながらmodobassはその部分が弱いんです。そして私が代わりに使っていたベース音源がTrilianとSR5 Rock Bassでした。Trilianのゴリゴリ感は好きなのですが、やはり古い印象を受けますし、スライドに関しては現状では即戦力にはなりません。
最強ベース音源[Trilian]のたった一つの弱点は〇〇だった
逆にそこまで質感を求めない生らしさの質感を強く求めないのであればModobassは末永く使えるベース音源と言えます
SR5Bass2は用途が限られるロック専用的なベースですが、その用途に絞るならば、12000円程度でロックの質感が300%にできるのであれば、ピンポイント音源として買うのは悪くない選択です。
まとめ
音源にメトロノームが重なってしまいごめんなさい!改めてこの音源の魅力は私が求めていた質感それはHeavy buzz sustainが叶えてくれたように思いますwやはり弦が擦れる!ビビる!これらの音は絶対重要です。
比較にモデリング音源であるModobassを使いましたが、Modobassが悪いというわけではありません。SR5にしてもModobassにしても適材適所で使わないと音源のポテンシャルは発揮できないということを忘れてはいけません。
Prominyの他の音源に言えることなのですが、ここの音源は打ち込んで楽しいのはもちろんのこと弾いて楽しいのが特徴だと思います。思わず弾きたくなるのはそれほど元の音が良いおかげだと思っています。
かなりゴリゴリ感があ流のでおとなしい曲では暴れすぎな印象を受けると思いますが、激しいロックやメタルでは強い味方になってくれると思います。
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