今回の記事はDTMソフトの値段の相場等についてお話します。
DTMを始めるにあたってどのソフトが良いのか?というのはDTMerの卵さんたちの悩みどころのひとつ買ったはいいものの使い方が難しいやら思ってたことができないやら失敗はしたくないですもんね。
それでは早速DTMソフトの値段の相場とソフトの使いやすさについて見ていきたいと思います。
STEINBERG ( スタインバーグ ) / Cubase Pro 11
最もユーザーが多いとされているDAW価格は¥62,700
学生の場合はアカデミック割引が使えるのでその場合¥35,800
Cubase Artist11
こちらはproより機能が限定されたバージョン
価格は¥41,800
アカデミックバージョン¥19,800
Cubase Elements 11
さらに機能限定されたバージョン
価格は¥13,200
アカデミックバージョン¥7,700
Elementの値段は魅力的ですが、DTMを今後も続けていきたい場合Elementではすぐにやりたいことがやれなくなる可能性があります。
proとArtistの差はDTM初心者が扱えるレベルのものではないため始めるならArtistがコストパフォーマンスがいいと思います。
ダウンロード版を購入する場合はSteinberg Keyというドングルが必要になります。
ProとArtistの違い
詳細は
にて書かれていますが、テンポ検出機能とかは初心者で好きな曲を読み込んでテンポを割り出したいときに便利だと思うのでそういうことをしたい場合はproの方がよいと思います。
基本ArtistからproシリーズへのアップグレードはされていないけどたまにシリーズをまたいだアップグレードをすることもあるのでHP常に確認しておくとよいでしょう。
海外版の違い
機能中身はまったく同じただ日本語のサポートを受けられるかどうか、初心者にはサポートがあった方がよいかもしれないけど、最近はググれば大体の情報が出てくるので正直どれほどの人がサポートを使っているのか疑問。
むしろ上級者やプロの人がバグに遭遇した場合の確認の手段としてサポートを使うことのほうが多いかもしれません。
cubase最安値2021
ミュージックハウスフレンズというお店ではcubase pro11のアカデミック版を販売しています。
本来であればアカデミック版は学生のものですが、ミュージックハウスさんでは学生でなくてもアカデミック版を購入することが可能です。
Cubaseの相場2018
proの場合
¥52,920〜¥67,032
artistの場合
¥31,644〜¥38,400
価格.comしらべ
上記のPro9.5のアカデミック版を使ってアップデートするのが
1番お得のように思います。
cubaseは大手の電気量販店(ヨドバシや、コジマ、ヤマダ電機)で購入できます。購入のしやすさがユーザーの多さにつながっているようにも思います。
使いやすさ?
cubasdeは初心者に優しいDAWと呼ばれていますが、実際のところはそうでもありません。というか機能面としてどのDAWもそれほど大きくは変わりません。ただ、ただユーザーの多さがそのまま情報量につながっているのでわからなければ調べやすいというのが他のDAWより使いやすいかもしれません。
Presonus StudioOne5
急成長を遂げているpresonus社のDAW動作が他のDAWと比べて軽く、音質も良い…とされているためプロからアマチュアまで使うユーザーが増えている人気のDAWです。
価格は¥41,579
アカデミック版は¥21,111(税抜)かなりの値引率です。
Studio One 5 Artist 日本語版(ボックス)
こちらは機能限定版のArtist Cubaseと同じネーミングになっていますw
価格は¥10,317
アカデミック版は¥5,926(税抜)
cubaseのアカデミック版と比べるとかなり安いです。このあたりの値段設定が初心者DTMerを呼び込みやすいようになっているのかもしれません。
proとArtistの違い
1番の違いは「コード検出機能」を搭載しているかどうかが初心者DTMerの選択ポイントかもしれません。これはオーディオデータを彫り込むと自動的にコード進行を読み取ってくれるというもの。耳コピができない、ギターの弾きたりをしたい場合など非常に役立つ機能です。ただ、100%の精度ではないので頼りすぎは禁物です。
使いやすさ
音源やエフェクトプラグインをドラッグアンドドロップで呼び出せる便利さを味わうと他のDAWが煩わしく感じます。MIDIまわりが独自の規格なので、そのあたりのバグで悩んでいるユーザーもいますが、初心者からすればそれほど気にならないバグかもしれません。
StudioOneの相場
pro
¥43,000〜¥45,799くらい
Artist
¥12,778〜¥15,600
cubaseは大手の量販店にもおいていますが、studioOneなどはcubaseと比べると少ないです。つまり購入先は「楽器屋」「オンラインショップ」となります。
Apple LOGIC
AppleのDAW LOGICユーザー数も多く、そこそこ使いやすくこちらもネットに情報量が多く比較的頻繁なアップグレードをしています。価格は23,800円DAWの中で最安値です。
そしてDAWに標準でたくさんの音源を搭載しているのでこれ一本でできることが非常に多い優れたDAWです。昔は電気屋さんでも購入できましたが、今はappleストアでしか買えません。ということで相場も存在しません。
使い勝手に関してはAUというapple独自のプラグイン技術しか使えないのでDAWで1番よく使われているVSTは使用できません。
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Digital performer10
motu制作のDAW
価格は¥56,800→ダウンロード版は36,300円
かなりお買い求めやすい価格になりました。
アカデミック版 ¥24,000
開発から40年近くたっているものなので、使っている人も大御所と言われる人ばかりw「人とは違うの使いたい!巨匠と言われるようにないたい」みたいに変わっている人は使ってみるのもよいかもしれません。
相場
¥46,980〜¥75,816
楽天やアマゾンと言ったネットショップで購入することは可能ですが、量販店系の電気屋さんではまず売っていません。
使いやすさ
Midi編集に関してはDgital performerの右にでるものはいないと言われるほど細かい編集と打ち込みが可能です。特にステップレコーディグと呼ばれている音符データをテンキーに割り当てて打ち込む方法についてはどのDAWよりも早く簡単に打ち込むことができます。
AVID Protools
もとはプロのレコーディング専門ソフトだったのが今ではたくさんのユーザーから親しまれているDAWです。
価格は2021年1月現在
通常価格:¥77,800
アカデミック版¥39,568
レコーディング・スタジオは今でもほとんどがProtoolsなので作った曲をスタジオにもっていくときはセッションデータを渡すだけでよい。という話をよくききますが、
初心者がそういうことをするのはかなりあとなので、その部分のメリットはあまりないと思います。音質に関しては流石protoolsということもあってとてもよい音質です。
相場
¥56,800〜¥67,820
使いやすさ
音質もよく標準の音源のクオリティも悪くないので使いやすさとしては初心者でも扱えると思います。しかしprotoolsを扱うときは注意が必要で永続ライセンスとサブスクリプション・ライセンスの2つ存在します。
永続ライセンスは一年間はアップデートが合った場合無償でしてくれますが、購入後翌年からは11,000円のサポート代としたものを払い続ければさらに無償アップデートが可能になります(変な言い方ですね)逆に現在のバージョン2018年からアップグレードしないのであれば
永続ライセンスをもっていればずっと2020を使うことができます。ただprotoolsはOSのアップグレードとシビアに向き合いながら開発を続けているので、OS自体がかなり派手なバージョンアップをした場合Protoolsがつかなくなる場合があります。このあたりの出費を考えるとあまり初心者に優しいDAWとは言いにくい気もします。
絶対買ってはいけないところ
これはすべてのソフトにいえることですが、ヤフオクの激安DAWやプラグインは間違っても購入してはいけません。正規のものではなく所謂、「違法もの」です。正直そんなモノ使ってDTMをする価値はありません。作った作品に何の価値もないと私は思っています。これについてはこちらの記事を参考にしてください。
あなたの作品価値を台無しにする絶対買ってはいけないDTMソフト
まとめ
dtmソフトの値段の相場はいくら?使いやすさなどをチェックいかがでしたか?とりあえず有名所をあげてみました。他にもFLstudioとかありますが、私が触ってことのあるものを前提に書いています。
LOGIC以外はwindowsでも使えます。
あとは、そのDAWを使って何がしたい?という目的をきちんともっていれば数あるDAWのなからぴったりのDAWを見つけられると思います。もし何かわからないことがあれば遠慮なく聴いてください。
こちらの記事も参考になるのでよかったら見てください。