CubaseProとlogicproXを比較してわかった5つの違い

MacでDTMを始めるときのDAWの候補としてCubase Pro(キューベースプロ)とLogicProX(ロジックプロ)どちらがいいか?違いは何か?こんな悩みありませんか?この記事では両者の違いを5つにまとめています。どちらの機能が自分が求めているものかを理解することで後悔のないDAW選びができるようになります。

この記事では現状のバージョンは記載せずに商品名を書いています。

(Cubase Pro10.5→Cubase Pro)

(LogicProX10.4.8→LogicProX)

CubaseProとLogic Pro Xの価格の違い

CubaseProとArtist10.5にはソフトの違法コピー防止のためのドングルUSB-eLicenserが必要です。

LogicProXの購入の仕方

LogicProXはApp Storeのみでのダウンロード販売のみとなっていて市販では買えません。iTunesカードを使って買うこともできるので、友人知人からプゼレントしてもらったカードを割り当てることが可能です。

しかしAppleの製品は他と違って割引がありません。もっと安く買いたいという人のために実はちょっとした裏技があります。それは「iTunesカードを安く購入するということです」そんな方法あるの?と思うかもしれませんが、下記のGiftissueというサイトでギフトカードが割引されて販売されています。


これがGiftissueのサイトですが、このようにiTunesカードが割引されて販売されています。画像は一部しか写っていませんが、この他にも様々な価格のカードが販売されています。

例えば、10,000円分のiTunesカードは8600円で販売されています。これを二枚買えば17,200円で20,000円分のiTunesカードを買うことできます。あとの3,800円を現金で買うかサイトの中に割引されているカードを見つけるかして買うことで最低でも10%以上、うまく組み合わせば20%オフでLogicProXを購入できます。またLogicProXの割引ではありませんが、appleは学生割引があります。

Appleの学割は結構スゴイ

Final Cut Pro X 34,800円
LogicProX 22,037円
Motion 5 5,545円
Compressor 4 6,100円
MainStage 3 2,600円

これらのソフトが22,800円で買えてしまいます。中でFinal Cut Pro XはMacの動画編集の鉄板ソフトです。DTMデビューしてYoutubeデビューもしたいと考えている学生さんにとってはLogicProX一本の値段でソフトがついてくると思えばこのサービスを使わない手はないですね。

残念ながらこのサービスは教職員や高校、大学、専門学校、の学生をメインにしています。また予備校もこのサービスがカバーされています。受験生が勉強そっちのけでDTMを触ってしまうことは問題ですが、面白いサービスだと思います。中学校からの保護者も対象になる可能性があるので一度確認することをオススメします。そして実はPTAの役員にも適用されます。つまり超絶にめんどくさいPTAの役員を引き受けてため息ばかりのPTAライフを少しでも楽しいものに買えてくれるかもしれませんw

社会人には適用できないのか?という疑問が残りますが、実は専門学校の認可を受けているところであればサービスを受けられる可能性があります。なので、認可を受けている学校に通っているならば割引サービスが受けられる可能性があるので問い合わせてみるのをオススメします。

CubaseProの購入の仕方

CubaseProはネット通販から楽器屋さんから一部の大手電気店まで多くのお店で購入することができます。

CubaseProには値段によって機能が限定されたバージョンがあります。以下の値段の違いがあります。

CubasePro10.5 56,160円(すべての機能が使えるプロ使用)
CUBASE Artist 10.5 34,969円
Cubase Element10.5 12,800円
Cubase AI10.5 オーディオインターフェイス等の機材に付属
Cubase LE10.5 オーディオインターフェイス等の機材に付属
Cubase AIとLEの違い について

AIはYAMAHA、Steinbergに付属している

LEはYAMAHAやSteinberg以外のメーカーが発売している機材に付属している

最も機能を絞った簡易版の立ち位置のCubase Elementが12,800円です。LogicProXとの機能面で比較できるのはCubase10になります。両者の値段は倍以上違います。

値段だけで見ると「LogicProXが安い」ようにも見えますが、Cubase10はネット通販から一部の大手電気店で買うことができるので、ポイントのキャッシュバックまたはポイントを使った購入ができるのが魅力です。実際ポイントでLogicProXの差額を埋めようと思うとLogicProXがもう一台買えてしまいますが、そういう買い方もありですね。

またCubaseProもアカデミック割引が適用されます。CubaseProの場合アカデミック版は¥36,850(税抜)となります。それでもLogic Pro Xより高いですねw

アカデミック版なので当然社会人は買うことができませんが、こちらではアカデミック版を買うことができます。

ただ海外版なのでスタインバーグジャパンのサポートを受けることができません。しかし、正直Cubase10の情報はネットで探せば9割は出てくると思うので正直サポートの意味を見出す必要はあまりないようにも思います。

CubaseProとLogic Pro Xソフト認証方法の違い

LogicProXは1つのAppleIDで最大5台まで認証できるのに対してCUBASE PROはUSB-eLicenserというドングルキーを使って認証します。

USB-eLicenser を同梱している製品

  • Cubase Pro
  • Cubase Artist
  • Nuendo
  • Nuendo Live
  • WaveLab Pro

USB-eLicenser を同梱しない製品*

  • HALion
  • HALion Symphonic Orchestra
  • Groove Agent
  • The Grand
  • HALion Sonic
  • RND Portico Plug-In
  • Yamaha Vintage Plug-In Collection

市販のパッケージにはUSB-eLicenserが同封していますが、ダウンロードの場合は別途購入が必要なので買い忘れに注意が必要です。なければ動きません。

CUBASE ELEMENTS 10.5はSoft-eLicenserという形式なのでUSB-eLicenserは必要ありません。

LogicProX Cubase10のアップデートにかかる値段の差

ひびきさんのツイートに興味深いデータがありました。6年間でDAWに支払うアップデートにかかる金額の差が93,640円になるとのこと、Cubase10はマイナーアップデートであっても5,480円〜10,800円かかっています。俗にいうお布施ってやつですね。

CubaseProはバージョンアップを見送って使うことも可能です。実際友人の作曲家はwindows環境ですが未だにバージョン7を使っているとのことDAWの新機能のアップデートにお布施を出すのよりも「仕事を終わらせることが目的」という理由からバージョンアップをとめているとのこと。

実はプロの人たちは安定している環境を使うことが第一優先なので、結構前のバージョンを使っている人も多いらしいです。この辺りがプロの世界なんだなーと思います。しかし6年で10万弱とはちょっと驚きです。おっしゃるようにちょっといいオーディオインタフェースが買えてしまいます。

一方LogicProXはかかりませんwさすがですw

この貴重は情報を提供してくれたヒビキさんのブログはこちら

オトネタ

LogicProXについて色々と書かれています。

CubaseProとLogic Pro X機能面の違い

作曲支援機能について

両者の違いは色々がありますが、最初にも書いたようにDAWで作曲する機能はピアノ・ロール、ミキサー、アレンジウィンドー、スコア機能 になりますが、ほとんどのDAWも多少見た目が違うだけで同じです。

個人的にCubase10にしかない機能という意味で考えるとオーディオをドラッグアンドドロップするだけでサンプラーに貼り付けられるサンプラー機能とコードトラック機能オーディオの長さを調節する機能が得費すべき点になります。

特にオーディオアライメントはボーカルなどをダブリングしたときに歌の終わりなどが少しずつ長さが違うデータを揃えてくれるかなり便利な機能です。それらの機能についてはこちらの動画が参考になります。どちらも作曲機能というよりは「作曲支援機能」という言い方が適切のように思います。

 

レコーディング機能について(音質の違い)

ここは両者にかなり違います。録音再生環境がCubase10は最新の64bitフロートです。わかりやすくいえばすごーく解像度の高い録音フォーマットで録音ができます。それに対してLogicProXは24bit録音になります。実際それほどの高解像が必要かどうかは議論の分かれるところでもありますが、最新の録音フォーマットをいち早く取り入れているCubase10の制作姿勢は見ていて活気があるように思います。

そして最近発売されたオーディオインターフェースSteinberg AXR4Tと組み合わせることで業界初の32bitレコーディングが可能になり圧倒的な高音質でのレコーディングを実現することができるようになりました。

各DAWによって音が違うということはよく聞く話ですが、フォーマットが同じなら基本的に音は変わらないはずです。ただ再生音という意味では音質は違います。CubaseProになってかなり高音質になったという話をききます。その点LogicProXは音質的に昔から「こもった感じがする」「抜けない」などと言われていましたが、最近は音がよくなってきているように思いので、「どっちが音が悪い」という議論はあまり意味なしません。

どのメーカーのオーディオインターフェースを使うかでも音再生音は変わりますし、当然録音される音質もオーディオインターフェースによって変わります。厳密にLogicProXとCubaseProの音の比較をしないとわからない人が多いと思います。

Steinberg AXR4TはLogicでも使うことができますが、録音フォーマットは24bitになります。

Cubase10とLogicProX内蔵音源の違い違い③

詳しくは各DAWを比較したこちらの記事をご覧になることをおすすめします

[2020]おすすめDAW失敗しない選び方のコツは付属ソフト音源!!

LogicProXとCubaseProにはピアノからベース、ギター、ドラムまで一通り入っている総合音源があります。

  • LogicProXの場合はEXS24
  • CubaseProの場合はHAlion SE

音の傾向としてはEXS24の方が少し暗いような印象を受けHAlionの方は明るい感じではありますが、音の細さが目立ちます。どちらも一長一短です。

[2020]おすすめDAW失敗しない選び方のコツは付属ソフト音源!!

「付属の音源はLogicProXの比較にならないほどにショボイ」という話を聞くことがありますが、どう使うかによってその「ショボさ」も味になります。なので一概に「〇〇はしょぼい」という見方はあまり適切ではありません。

ただ、音の良さは「太さと(低音)と抜け(高音)」のバランスが良い音源が属に「音がよい」と表現されるので、そういう音源は内蔵音源に求めるより買ってしまうことの方がよいかもしれません。

LogicProXにしかない音源

CubaseProの比較に限らずLogicProXにしかない音源があります。それがAlchemyです。

とにかくこれがすごいです。具体的にはVA(バーチャルアナログ)加算方式(FM的な音作り)スペクトラル方式、グラニュー方式、サンプリング方式、と考えられるシンセ方式を一つまとめた音源です。またスペクトラル方式ではizotopeのirisでおなじみの画像ファイルを読み込んで音を変化させるイメージキャプチャーモードがなんとAlchemyにはついています。

これが画像を読み込ませてる状態です。この画像をスペクトラム解析し音を変化させることができるというわけです。有料級の機能をサクッと付属音源につけているところがすごいです。

Logic Alchemyを使えばMASSIVEが必要ないってホント?? Pluck音ってどんな音?作り方や音の特徴について紹介

CubaseProとLogicProXのプラグイン規格の違い

  • LogicProXはApple社が提供するAU(オーディオユニット)
  • CubaseProはSteinberg社が提唱するVST(ブイエスティ)

LogicProXではVSTプラグインを使うことができませんし、CubaseProではAUプラグインを使うことができません。ただVienna ensemble Proというソフトを使うことでLogicProXでもVSTをCubaseProでもAUを使うことができます。

一時期フリープラグインはVSTのの方が多かったのですが、最近はAUも増えてきたのでチェックしておくことをオススメします。また市販で売られているソフト音源やエフェクトプラグインはほとんどAU/VST対応なのでフリー以外で心配する必要はありません。

またプラグインの規格の違いとしてVST3とAUでは出力の違いがありましたが、LogicProX10.4.5のバージョンアップで出力に関しては拡張されました。

しかし、それまで8ステレオX8モノラルを拡張した代わりに今まではマルチアウトに対応している音源のモノラルはBFD17だったのがBFD25にずれたことにより、Mono1〜4を使うとステレオ8に割り当てられるためBFD3のMono1〜4は左側チャンネルにしか出力されません。これはLogicProXかBFD3のバージョンアップで対応されることを祈るばかりです。

CubaseProとLogicProX 互換性について

CubaseProで作ったものをLogicProXで開くことは基本的にはできません。これはすべてのDAWでも同じことがいえます。ですが、共通のプロジェクトフォーマットであるSMF(スタンダードMIDIファイル)を使えばMIDI情報に限りお互いのDAWで編集/保存が可能です。

Twitter界隈での反応

これが以外にも色々とありましたが、

ドングルの煩わしさをあげている人は多いです。確かにドングルって無駄にポート1つ潰してしまいます。またやはりLogic Pro XのAlchemyはもと有料音源ということもあり使い勝手から評価が高くそれがあるからLogicProXを使っているという人も多くいました。

最終的にLogicProXとCubaseProどっちがいいの?

ぶっちゃけてしまえば「その瞬間にほしい方」が答えです。このブログはそのために必要最低限の情報を書き出したまでにすぎません。大事なのあ何を使うかではなく、選んだものをどう使うかです。選んだものを色々と考えながら、触っていくことで自分の武器にしていくわけです。

「いや、そんな暇ないから、簡単に理解できてかっこいい曲を作れるDAW教えてよ」と思うかもしれません。ですが、DTMは非常に面倒くさい行程を楽しむものです。その部分に簡単さを求めてしまうと、作られた音楽に深みはありません。深みはいらない!という人もいるかもしれませんが、DTMに限らず拘ればそこに深みが生まれ、「なぜ自分はこれをしているのだろう?」という哲学にまで発展することもあります。

なんだか難しそうな話に聴こえるかもしれませんが、決してそうではなく、そこから続けることの大切さ、学べることの多さ、楽しさ、それがDTMにあり、その役目を果たしてくれるのがDAWです。この記事を読んで「なら私はこっちかな?」と思う程度でいいのです。

ひょっとしたら数年後には使っているDAWが変わっている可能性もあります。「もっと早くこっちのDAWを触ってオケばよかった!」と思うかもしれません。でもそれは経験したから気づくことです。なので、どっちが得で損した。という視点ではなく。始める動機になるのはどっちのDAWか?という視点で選んだ方が少しでも早くDTMを始められるようになり、その分成長も早くなります。

LogicProXを使う場合にこれだけはやっておきたいこと

LogicProXはプロジェクトを立ち上げるとOSが入ったストレージ(SSD)にプロジェクトフォルダが作られます。ギターやベース、ボーカルを録音するときにデフォルトのままだとストレージに負担をかけることになります。

そうならないために次の記事を参考にして設定を変更しておくようにしましょう。

Logic Pro X音源のインストール時に必ずしておきたいこと

私がこれからDTMを始めるならば…

おすすめをしているわけではありませんが、

DAWの音源の中で一番の弱点はギターです。こればかりは専用音源でないと出せないクオリティがあります。なので、LogicProXとギター音源を買う方が「なんかかっこいいロックな音楽作ってるなー」っていう実感は得られます。

Cubase61,500円、LogicProXが23,800円ですから、4万円弱の金額をギターに回すと相当クオリティの高いギター音源が手に入ります。

さいごに

 

LogicProXとCubase10の値段の違い

  • Logic Pro Xの方が安い。LogicProX23,800円
  • CubasePro 61,500(USBキー込)。Cubase10は学割を使うことで41,400円になる。
  • サウンドフレンズでは学生じゃなくてもアカデミック版を購入できる。
  • LogicProXは割引はないが、ituensカードを安く買うことで20%くらい実質割引価格で買えるまた教職員用サービスを使うことでLogicや動画編集ソフトを含むパックを22,800円で購入できる。機能面については基本的には同じだが作曲支援機能においてはCubaseProがユニークな機能が多い

内蔵音源については両者ともそれぞれよく悪くもなく各々の個性がある音源が搭載されているプラグインの規格はLogicProXがAU CubaseProがVSTになり、それらを同時に使うことができないDAWによる再生音としての違いはあるが、それ以上の違いはないとされている。

LogicProXとCubaseProの違いをまとめてみました。購入の参考になれば幸いです。