この記事では各DAWが求めるPCスペックについてまとめています。
- Logic pro X
- cubase
- Studio One
- Protools
- FL studio20
DTMパソコン購入を考えるときにはDAWの必要スペックを参考にするとよいでしょう。
書かれているスペックより低い環境でもDAWは動作する場合がありますが安定動作は保証されていないとお考えください。
Logic pro x 推奨スペック
最低システム条件
- macOS 10.14.6以降
- 最小構成のインストールには6GBのストレージ空き容量、サウンドライブラリ全体のインストールには72GBのストレージ空き容量
CPUについて触れられていませんが、こちらの記事では以下の環境で動作されているのが確認いただけます。
- CPU → 1.6Ghz デュアルコア (Intel i5)
- メモリ → 8GB
- ストレージ → SSD256GB
「logic Pro X」に必要なスペックは?MacBookでDTMはできないの?
MacbookAirのcore i3に関しては前世代のCore i5に匹敵するという声もあるので、使えないことはないと思います。またこちらの動画は2016年のcore i5 1.2GHzですが、
96kHzというハイレゾ環境でのレコーディングも問題なしに動いているので、最新のcore i3の環境がまったく使えない!とはならないと推測します。
Cubase 推奨スペック
- macOS Mojave (10.14) / Catalina (10.15)
- Windows 10 (ver. 1809 / ver. 1903)
- Intel Core i / AMD Ryzen マルチコアプロセッサー (Intel i5 以上推奨)
- 推奨 RAM サイズ: 8 GB 以上 (最低 4 GB 以上)
- ディスク空き容量: 30 GB 以上
- 推奨ディスプレイ解像度: 1920 x 1080 (最低 1440 x 900 以上)
- Direct X 10、WDDM 1.1 に対応したグラフィックボード (Windows のみ)
- USB 端子: USB-eLicenser (コピープロテクトキー) 接続用
cubaseの場合、必要なCPUスペックの最低環境がcore i5と明記されています。
StudioOne5 推奨スペック
Mac
- macOS® 10.13以降(64 BIt版)
- Intel® Core™ i3プロセッサー
Windows
- Windows 10(64 BIt版)
- Intel Core i3またはAMD® A10プロセッサー以上
Mac/Windows共通
- 4GB RAM(8GB以上推奨)
- インターネット接続(インストールとアクティベーションに必要)
- 40 GBハードドライブ・スペース
- 1366 x 768解像度以上のディスプレイ(高DPI推奨)
(High DPIディスプレイを推奨)
StudioOneに関してはCPUスペックが Core i3からオッケーと鳴っています。さすが最新のプログラムで書かれただけあって低いCPUスペックで動作するようです。
ablton Live10 推奨スペック
Windows
- Windows 7、Windows 8、Windows 10
- 64-bit Intel®(Intel® Core™ i5プロセッサ以上推奨)、もしくはAMDマルチコアプロセッサ
- 4GB RAM(8GB以上推奨)
Mac
- OS X 10.11.6以降。macOS Mojaveとの互換性もあり
- Intel® Core™2 Duo Processor(Intel® Core™i5 processor以上を推奨)
- 4GB RAM(8GB以上推奨)
ストレージ
バージョンによって異なる
- INTRO 5GB
- STANDARD 10GB
- Suite 70GB
驚くのはMac環境に至ってIntel Core 2Duoでも動作するとありますが、快適なDTMライフとは程遠いと考えられますので、
最低でもcore i5以上が推奨スペックと見るのが自然だと思われます。
Protools2020推奨スペック
Mac
- Pro Tools – Intel® Core i5 プロセッサー。
- Pro Tools | Ultimate – Intel® Core i5 プロセッサー(一部のモデルのみ) または Intel® Core i7 プロセッサー。
- 16GB RAM (32GB以上を推奨)。
- インストールの際にインターネット接続が必要。
- インストールに15GBのディスク空き容量が必要。
Windows
- Windows 10 (64 bitのHome/Pro/Enterprise エディション) を搭載したIntel® PC。各OSバージョンでサポートされるPro Toolsバージョン詳細は、以下の「Windows OS 互換グリッド」をご参照下さい。
- Intel® Xeonプロセッサー搭載のマシン上で、Windows 10 for Workstations がサポートされます。
- Pro Tools – Intel® Core i5 プロセッサー。
- Pro Tools | Ultimate – Intel® Core i9 または Intel® Xeon プロセッサー
- 16GB RAM (32GB以上を推奨)。
ハイスペックを求められると思いがちなProtoolsですが、実は他のDAWと似たようなシステム環境で動きます。
FL studio20推奨スペック
公式サイトには次のとおりに書かれていますがCPUに関する記述はありません。
- Microsoft Windows 8.1、10 以降(64ビット)
- macOS 10.13.6 以降
- 4GB 以上の空きストレージ
- 対応するオーディオインターフェイス
- XGA以上の解像度のディスプレイ (SXGA以上を推奨)
- インターネット接続環境
海外サイトredditではcore i5でも問題なく動いている。という話がありますし、他のサイトでも、core i5、2.7GHzのクアッドコアで問題ない!というレビューもよくみかけます。
実際「どこまでが問題なのか?」は使用しているプラグイン等にもよりますが、DTM初心者が金銭面から考えたときにcore i5は一つの選択肢に十分なりうるといえます。
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