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2024最新DAW必要(推奨)PCスペック一覧表

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音楽制作の世界では、技術の進歩が日々新たな可能性を生み出しています。2024年の最新DAW(Digital Audio Workstation)をフルに活用するためには、適切なPCスペックが不可欠です。この記事では下記のDAWの推奨PCスペックについてまとめています。

  • Logic pro 10.8
  • cubase 13
  • Studio One 6.5
  • Digital Performer11.3
  • Protools2023.12
  • FL studio20
  • Bitwig Studio 4.08
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DAWの推奨スペックの意味について

メーカーでは推奨環境という言葉を使う場合と最低環境という言葉を使うケースがあります。

しかし、何を持って推奨とするのかについては詳しい明記はありません。この点において、「CPUスペックだけでDTMパソコンを選ぶと失敗するその理由とは」という疑問が浮かび上がります。

実際、PCスペックを考える際には、CPUだけでなくメモリ(量および転送速度)、ストレージ、グラフィックスカードなど、複数の要素を総合的に考慮する必要があります。特に音楽制作では、これらの要素が全て重要な役割を果たし、それぞれがDAWのパフォーマンスに大きく影響します。

  • CPU
  • メモリ(量および転送速度)
  • ストレージ
  • グラボ

なのでCPUだけをみてPCスペックというのは少し偏った解釈になってしまう可能性が高いです。

また何を持って動くのかはユーザーのやりたいことによって意味合いが異なります。

例えば、プロジェクトのフォーマットが44.1kHz16bitなのか96kHz 32bit fで動かすのかによってCPU負荷は違います。そうなると使用できるエフェクトプラグインやソフト音源の数は変わってきます。

Logic Proではデモソングが用意されており、そのトラック数は139になります。

画像

それらに大量のエフェクトプラグインが使用されその数は少なくてみても700以上になります。

画像

このプロジェクトファイルですが、Mac mini2018のcore i7(3.2GHz 6コアX2)の環境で擬似的に、CPUデュアルにしてみた状態で再生させました。バッファは256でCPU負荷が最大で75%になりましたが音切れもなく再生できました。

画像

なのでDAW推奨環境とは公式が公開しているデモソングを再生できるかどうかといのが目安の一つになります。

しかし、上記のプロジェクトファイルはすべてオーディオファイルになります。そもそもオーディオファイルはCPU負荷があまりかかりません。なので公式デモソングが再生できた=自分のやりたいことができると思うのは少し注意が必要です。

多くのユーザーはソフトシンセを多様する状態のCPU負荷が気になるところだと思います。

以前M1チップ、Mac mini2018(Intel core i7)、Xeonプロセッサー、の3つでCPU負荷の計測を行った結果はM1とIntel core i7での違いはそこまで大きくかけ離れてはいませんでした。

ただ、今後の開発アップデート環境で違いは出てくると思われます。

また、音源によってはメモリを多く使うもの、CPU負荷が高いものなどがあり、自分のやりたい音楽性によってよってはメモリやCPUスペックは大きく影響してくる部分でもあります。

Logic Pro 10.8.1 推奨スペック

  • macOS 13.5以降(macOS Ventura)
  • 最小構成のインストールには6GBのストレージ空き容量
  • サウンドライブラリ全体のインストールには72GBのストレージ空き容量

Logic Remoteの最低システム条件

  • iPad:iPadOS 14.0以降
  • iPhone:iOS 14.0以降*
  • iPod touch:iOS 14.0以降*

* Smart Control、サウンドライブラリの操作、スマートヘルプ、フルミキサー、プラグインコントロールへのアクセスにはiPadのみが対応

最新の10.8.1ではVenturaだけになりました。

CPUについて触れられていませんが、ネットで調べたところ以下の環境で動作されているのが確認しました。

  • CPU → 1.6Ghz デュアルコア (Intel i5)
  • メモリ → 8GB
  • ストレージ → SSD256GB

MacbookAirのcore i3に関しては前世代のCore i5に匹敵するという声もあるので、使えないことはないと思います。またこちらの動画は2016年のcore i5 1.2GHzですが、

96kHzというハイレゾ環境でのレコーディングも問題なしに動いているので、最新のcore i3の環境がまったく使えない!とはならないと推測します。

Cubase13 推奨スペック

Cubase13の推奨スペックは次のようになります。

システム要件内容
オペレーティング システム (Windows)64 ビット Windows 11 バージョン 22H2 (以降)、64 ビット Windows 10 バージョン 22H2 (以降)
オペレーティング システム (Mac)macOS sonoma、macOS ventura、macOS Monterey
AppleシリコンベースのMacネイティブアプリ、Rosetta 2アプリ
最小 CPU (Windows)Intel® Core™ i5 (第 4 世代) または AMD Ryzen™
最小 CPU (Mac)Intel® Core™ i5 (2015 年後半以降) または Apple シリコン
CPUコア4つ以上
最小RAM8GB
ハードディスクの空き容量 (コアのインストール)1GB
ハードディスクの空き容量75GB
100% UI スケーリング時の最小ディスプレイ解像度1440×900
最小グラフィックス (Windows)Windows 10 をネイティブでサポートするグラフィックス カード
推奨グラフィックス (Windows)AMD R または RX シリーズ以降、または NVIDIA シリーズ 700 以降
グラフィックス (Mac)Metal をサポートするグラフィックス カード
OS互換のオーディオハードウェアはい
低遅延パフォーマンスには ASIO 互換オーディオ ハードウェアを推奨はい
ライセンス管理Steinberg ライセンス (アカウントベース)
インターネット接続ライセンスのアクティベーション、アカウントのサインアップと製品の登録、インストーラーのダウンロード
ノートこのソフトウェア バージョンは 32 ビット プラグインをサポートしていません。VST 2 プラグインは、Apple Silicon Mac 上の Rosetta 2 モードでのみ実行されます。Cubase は、Apple Silicon Mac でネイティブに実行する場合、VST 2 をサポートしません。

cubaseの場合、必要なCPUスペックの最低環境がcore i5と明記されています。

StudioOne6 推奨スペック

StudioOne6の推奨スペックは次の通りです。

システム要件Mac®Windows®
オペレーティングシステムmacOS10.14以降(64-bit)Windows10以降(64-bit)
CPUIntel® Core™ i3プロセッサー以上またはAppleシリコン(M1/M2/M3チップ)Intel Core i3またはAMD® A10プロセッサー以上
RAM4GB(8GB以上推奨)4GB(8GB以上推奨)
インターネット接続必要(インストールとアクティベーションに)必要(インストールとアクティベーションに)
ハードドライブスペース40 GB40 GB
ディスプレイ解像度1366 x 768以上(高DPI推奨)1366 x 768以上(高DPI推奨)
タッチ操作マルチタッチに対応したディスプレイが必要マルチタッチに対応したディスプレイが必要

さらに、Studio One Remoteの要件も含めます。

Studio One RemoteiPad®Windows®Android™
デバイスiPad Pro®、iPad 2、iPad mini®、それ以降のモデルMicrosoft Surface 3(およびそれ以上)とSurface Pro 2(およびそれ以上)に互換Androidタブレットで動作
オペレーティングシステムiOS 8以降Windows® 10以降(64-bit)Android 5.0 Lollipop以降
RAM2GB以上(4GB以上推奨)
ディスプレイ解像度1024×768以上

StudioOneに関してはCPUスペックが Core i3でも動作させるのはさすが最新のプログラムで書かれただけあって低いCPUスペックで動作するようです。

Digital Performer11.3 推奨スペック

Digital Performer11.3の推奨スペックは次のようになります。

システム要件内容
OS (Windows 64-bit)Windows 11、Windows 10 64 ビット
OS (Mac)macOS 10.13 “High Sierra” ~ macOS 11.2 “Big sur”以降
CPU (必須) (Windows)Intel Core i3 プロセッサー以上/AMDマルチコア・プロセッサー
CPU (必須) (Mac)Intel Core i3 プロセッサー以上
Appleシリコン(M1/M2チップ)
RAM (必須)8GB RAM
ディスク空き容量 (core installation)1GB〜2GB
ディスク空き容量(コンテンツ)6GB
ディスプレイ解像度 (必須) at 100% UI scaling1024×768
1280×1024以上推奨
グラフィック minimum (Windows)Windows 10 対応グラフィックボード
グラフィック (Mac)Metal 対応グラフィックカード
Graphics (GPU memory)4 GB 以上 (4K 使用時)
OS 対応オーディオデバイス
ASIO 対応オーディオデバイス推奨
インターネット環境インターネット接続(インストールとアクティベーションに必要)

ablton Live12 推奨スペック

ablton Live12の推奨スペックは次のようになります。

システム要件内容
OS (Windows 64-bit)Windows 10 (バージョン22H2)またはWindows 11 (バージョン22H2以降)
OS (Mac)Big Sur以降
CPU (必須) (Windows)第5世代インテル® Core™ i5プロセッサーまたはAMD Ryzenプロセッサー
CPU (必須) (Mac)Intel Core i5プロセッサーもしくはAppleシリコン
RAM (必須)8GB RAM
ディスク空き容量 (core installation)3 GB
ディスク空き容量(コンテンツ)最大76 GB
ディスプレイ解像度 (必須) at 100% UI scaling1280 × 800
グラフィック minimum (Windows)Windows 10 対応グラフィックボード
グラフィック (Mac)Metal 対応グラフィックカード
Graphics (GPU memory)4 GB 以上 (4K 使用時)
OS 対応オーディオデバイス
ASIO 対応オーディオデバイス推奨
インターネット環境インターネット接続(インストールとアクティベーションに必要)

驚くのはMac環境に至ってIntel Core 2Duoでも動作するとありますが、快適なDTMライフとは程遠いと考えられますので、

最低でもcore i5以上が推奨スペックと見るのが自然だと思われます。

Protools2023.12 推奨スペック

Protools2023.12 推奨スペックは次のようになります。

システム要件内容
OS (Windows 64-bit)Windows 10 (22H2), Windows 11 (23H2)
OS (Mac)macOS Monterey 12.7.x、または、Ventura 13.6.x
CPU (必須) (Windows) 64-bit Intel Core Processor (i3 2GHz より速いものを推奨)
CPU (必須) (Mac)M2, M1 あるいは Intel Dual Core i5 より速いCPU
RAM (必須)16GB (Intelは8GB)
ディスク空き容量 (core installation)3 GB
ディスク空き容量(コンテンツ)15GB
ディスプレイ解像度 (必須) at 100% UI scaling交換のあるNVIDIAグラフィックカード
グラフィック minimum (Windows)1280 × 800
グラフィック (Mac)
Graphics (GPU memory)
OS 対応オーディオデバイス
ASIO 対応オーディオデバイス推奨
インターネット環境インターネット接続(インストールとアクティベーションに必要)

ハイスペックを求められると思いがちなProtoolsですが、実は他のDAWと似たようなシステム環境で動きます。

FL studio20 推奨スペック

公式サイトには次のとおりに書かれていますがCPUに関する記述はありません。

  • Microsoft Windows 8.1、10 以降(64ビット)
  • macOS 10.13.6 以降
  • 4GB 以上の空きストレージ
  • 対応するオーディオインターフェイス
  • XGA以上の解像度のディスプレイ (SXGA以上を推奨)
  • インターネット接続環境

海外サイトredditではcore i5でも問題なく動いている。という話がありますし、他のサイトでも、core i5、2.7GHzのクアッドコアで問題ない!というレビューもよくみかけます。

実際「どこまでが問題なのか?」は使用しているプラグイン等にもよりますが、DTM初心者が金銭面から考えたときにcore i5は一つの選択肢に十分なりうるといえます。

Bitwig Studio 4.08 推奨スペック

Bitwig Studio 4の推奨スペックは次のようになります。

システム要件内容
OS (Windows 64-bit)Windows 7 64-bit Windows 8 64-bit Windows 10 64-bit Windows 11
OS (Mac)macOS 10.14 Mojave 〜 macOS 12 Monterey
CPU (必須) (Windows)Dual-core AMD または Intel CPU、またはより高速なもの
(SSE4.1 対応)
CPU (必須) (Mac)64-bit Intel または Apple Silicon CPU
RAM (必須)4GB
ディスク空き容量 (core installation)1GB〜2GB
ディスク空き容量(コンテンツ)12GB
ディスプレイ解像度 (必須) at 100% UI scalingMetal 対応グラフィックカード
グラフィック minimum (Windows)1280 x 768
グラフィック (Mac)Metal 対応グラフィックカード
Graphics (GPU memory)4GB
OS 対応オーディオデバイス
ASIO 対応オーディオデバイス推奨
インターネット環境インターネット接続(インストールとアクティベーションに必要)

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まとめ

推奨スペックとは〇〇ソフトシンセを10個使える。□□エフェクトプラグインが3つは立ち上がるというものを約束するものではありません。

メーカーから明確な答えは提示されていませんが、一つの見方として「公式のデモソングが無理なく再生」できるというところが推奨スペックとして捉える一つの方法のように思います。

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