どうもUGです。

Omnisphere 2がセールをしていますね。

期間限定30%OFFということですがそれでも42,300円というのは

かなり高額なソフトシンセです。

他のメーカーは50%〜60%というセールをするなかで

Omnisphere 2はセールをしても30%という強気です。

売れる自信があるのか、

安くしてまで買ってもらう必要がない!

と考えているのかはわかりません。

 

しかしめったにセールをしない音源ですし

評判はいいからこれを機会に使ってみよう!と

思っているDTMerのみなさん

ちょっとまってください。

 

本当にOmnisphere 2が必要かどうかしっかり確認してから

考えた方がよいと私は思います。

 

なぜなら良い音源ではあるかもしれませんが、

使いやすい万能音源というわけではないからです。

個人的にはOmnisphere 2は誰でも「ウェルカム!」な音源とは

言えないと思っています。

 

「最強音源」とか「一生かかっても触りきれない」とか

とにかくすごい音源だよ!という印象が強いソフト音源ですが、

本当に必要性を認めたうえで購入するべきと思っているので、

今日はOmnisphere 2買う上でしっておきたいことを

書いてみたいと思います。

今日はその理由についてお話したいと思います。






マルチ音源であってマルチ音源ではない

基本はシンセサイザーという立ち位置であって

なんでも揃っている高品質なマルチ音源ではありません。

キーボード系

ピアノはあっても生ピアノではなく

バーニングピアノ!

これはグランドピアノを燃やしながら弾いたものをサンプリングしたもの

元ネタではありませんがこういうことです↓

エレピであっても、WurlitzerやROSESをそのままサンプリングしたのではなく

エフェクティブに加工されています。

ダンス系の一面も持っているからと言って何かと取り上げられる

「JDピアノ」は当然入っていませんw

 

ギターはそれなりに充実している

アコースティック・ギターからエレキギターまで

かなりクオリティの高い音質で収録されています。

一音鳴らすだけで世界が作れるほど

作り込まれている反面。

しキースイッチでミュートやスライドといったギター専用音源のような

ものではないため、専用音源のような使い方はできません。

 

ギターのフィードバック音はかなり重宝できるかもしれません。

ギターのフィードバック音はSpectrasonics Omnisphere で一発解決!!

どん底からのDTM生活 ~リターンズ~より

 

たぶんフィードバック音に助けられた人はかなり多いと思います。

ベースは基本シンセ音

とにかく、シンセシンセです。

生音らしいベースもたまにありますが、90%はシンセです。

ポップス系で使えないわけではありませんが、音の存在感が半端ないので

トレイラー系の世界にマッチします。

生ベースに関しては同社のTrilianを買うことで

同ブラウザ上で使えるように設計されています。

Trilianベースについてはこちらの記事を参考にしてください。

Trilianベースの魅力と弱点

ドラムはない

ドラムキットというような生ドラム音源はありません。

すべてシンセによって作られた音です。

シンセ波形から作られているので非常にローが気持ち良い音が多いですが、

使うジャンルは限られます。

 

コーラス系

かなり充実しています。

クラシック系の 少年少女コーラス、男性コーラス、女性コーラス、

ポップス向けの男性コーラス、女性コーラス

ゴスペル系、FX系

なぜかホーミー系が充実していますw

 

個人的に気に入ったのがJpanese Children’s Choir

攻殻機動隊の挿入歌で有名になった。

日本版ブルガリアンボイスをを意識した音色のように思います。

ハマる人にはドハマリするコーラス音源w

本物と聴き比べると違うのですが、おそらくやりかったのは

ここではないかと思っています。

 

コラージュ系がめちゃめちゃ多い

民族楽器をこすったような音とか

環境音だとか、

音楽にならない音を素材として使ってほしい!

という思いがあるのか、

とにかくそういう系の音がめちゃめちゃ多いです。

こういう系の音を聴いた瞬間に「うわーこの音源失敗だわー」と思う人は

Omnisphere 2を買ったら必ず後悔します。

使う用途に困るのも理由ですが、なんせパッチが重たい

メモリをよく食いますw

 

EDM系はすごい

EDM系はこれ一台で作れるほど充実しています。

専用のEDMカテゴリもあります。

Supersaw系のリードもプラックもてんこ盛りなので、

その辺が好きな人は購入を考えてもいいかもしれませんが、

すでにEDM系の音を持っているという人にとっては

Omnisphere 2の必要性はそこまでかもしれません。

アルペジエーターがすごい

Omnisphere 2の最大の魅力はここかもしれません。

決して凡庸性が高いタイプではありませんが、

とにかく一音抑えているだけで確実に

映画の世界に連れて行ってくれそうな感じのするアルペジエーターが

がたくさんあります。

動作環境

激重というかメモリをよく食うパッチもありますが、

シンセ系は100Mが以内で収まるものばかり

それほど重いわけではありません。

デモ音源

15トラックくらいで作ってみました。

 

どれほど君を使ってみても

1/3も伝わらないどころか

Omnisphere 2の魅力は1/10も伝えられない

My soul

って感じですがお聞きください

 

ユーザーの意見

加筆2018/08/26

プロアマ通して「良い音源」という認識はありながらも

音色数や収録されている音色の傾向ついては賛否両論です。

 

 

 

 

 

音色についてはこちらの記事も参考にしてください。

 

この音色使えるの?Omnisphere 2激重メモリパッチ

 





さいごに

Omnisphere 2はとにかく奥の深いシンセサイザーです。

膨大なプリセットをすべて確認するのはナンセンス。

とにかくブラウザ機能で好みのカテゴリを見つけそこから

音を選んでいくのが一番です。

 

ただイケてる音源!というカテゴリ?と言われたら

賛否両論があると思います。

ささっとEDMやハウス系を作りたいのであれば、

マルチ音源的にも

VengeanceのAVENGERの方が簡単で最先端の音が手に入るように思います。

VengeanceのAVENGERはドラムのループやアルペジエーターが使いやすいです。

 

しかしOmnisphere 2はそういう便利なPOPミュージック制作シンセというポジションではなく

音色をデザインするという目的のためのシンセと考える方が自然な気がします。

映像に対して音の存在感で演出をかけるみたいな使い方でこそ

ポテンシャルを発揮できるような気がします。

 

膨大なプリセットから好みの音を選ぶ使い方もいいですが、

誰も聴いたことがないような音を作り込むことの重要性を

問われているそんな気がするソフトシンセです。