[2020]おすすめDAW失敗しない選び方のコツは付属ソフト音源!!

「おすすめDAW」という検索キーワードで自分にぴったりのDAWを探している人は多いです。しかしどの記事を読んでもいまいちしっくりこない人はこの記事が参考になります。DAW選びのポイントは3つです。

  • 機能
  • 音源
  • プラグイン

DAWにはそれぞれ特有の機能があります。その機能が作編曲のサポートしてくれます。そして今回のテーマとなる音源とは内蔵している音源の中でもピアノやギターなどが入ったマルチソフト音源です。そして最後はどんなエフェクトプラグインついているのかです。

この記事ではDAW選びのポイントを付属しているマルチソフト音源で評価します。

マルチソフト音源で選ぶポイントは次の4つです。

  • 音色のバランス
  • 音質
  • 音色エディットのしやすさ
  • 音色数

いくら音質が良くても使いにくければ意味がありませんし、音質が悪くても使いやすいと感じるのであれば、インスピレーションがそれをカバーできます。これらの基準参考にしながらDAWに付属のマルチ音源について触れていきたいと思います。

また初心者から見ると「音色数が1500!!」みたいな見出しに「おお!!多い方がいいに決まっている!」と思うかもしれませんが、多ければよいものでもありません。クオリティの低い音色が大量にあっても使われなければ意味はありません。

マルチ音源とは何か?

ピアノ、ベース、ギター、ストリングスやコーラスなどの生楽器にシンセサウンドを総合的に網羅したソフトシンセをマルチ音源と言います。

マルチソフトシンセで次の3つは特に有名です。

  • Native Instrument KONTAKT
  • IK Multimediano SapmleTank4
  • Spectrasonic Omnisphere

ソフトシンセは他にも

  • VAソフトシンセ(音源) アナログシンセサウンドをエミュレーションしたもの
コスパもサウンドも最強!MOOGエミュレーションTHE LEGENDの魅力
  • FMソフトシンセ(音源) FMシンセサイザーをエミュレーションしたもの
Arturia DX7 VとNative InstrumentsのFM8はどっちがオススメ?
  • ウェーブソフトシンセ(音源) ウェーブテーブルシンセをエミュレーションしたもの
KORG WAVESTATIONのサウンドは映像のBGMにハマりやすいその理由

UVIWorkstationの上位互換のFalconやHALionSonicの上位版であるHALion6などは、マルチ音源の中にVAソフトやウェーブテーブルソフトエンジンを搭載していてる究極のマルチソフト音源とも言えます。

マルチ音源のメリット・デメリット

マルチ音源のメリットは次の通りです。

  • マルチ音源は複数の音色を総合的にまとめているのでの音色の容量は単体の音源よりもメモリが少ないため音色の読み込みが速い
  • いろんな音色をすぐに呼び出せるのでスケッチを作るときなども便利

デメリットは次の2点

  • 音色のクオリティが単体音源に比べて貧弱
  • 音色数が多すぎて音色管理がしづらい
  • 使いにくい音色も多数あるので費用対効果を考えると高く付く可能性もある

DAW付属の音源は2つの音源タイプに分かれる

DAWに付属している音源はマルチ音源にはさらに2つのタイプに別れます。

  • インストルメントに複数の音源を立ち上げられるマルチティンバー音源
  • インストルメントに1つしか音源を立ち上げられないシングル音源(この呼名は私個人の呼び方です)

マルチティンバー音源メリット

  • マルチティンバー音源のメリットは1つのインストの中で複数の楽器を立ち上げ同じMIDIチャンネルに設定することでレイヤーサウンドを簡単に作れる
  • DAWにMIDIトラックを乱立しなくてよい

マルチティンバー音源デメリット

  • 1つの音源の中に複数の音色を立ち上げることになるのでそれだけCPU負荷が高くなる。
  • 各音色に詳細なオートメーションを書くことができません。

なのでマルチティンバーであっても基本は1つのインストに1つの音色で使う方がCPUの負荷が軽減されます。

使用できる音源が2倍以上になるCPU低負荷のマルチ音源立ち上げ方

シングル音源メリット

  • 音作りのためのGUI(グラフィカルユーザーインターフェイス)が表示されているケースが多いので音作りがスピーディにできる

シングル音源デメリット

  • レイヤーサウンドはMIDIトラックを増やす必要がある。
  • 簡単なレイヤーですらできない

今回紹介する音源の中でマルチティンバータイプは次の2つ

  • HALion Sonic SE 3
  • UVI Workstation

シングルタイプは以下の2つになります。

  • Presence XT
  • EXS24mk2
  • Xpand!2

Xpand!2に関しては4パートまでレイヤーできるのですが、マルチティンバーの一般的な捉えられ方が16トラックの音色を1つのインストに立ち上げられるものなので、Xpand!2はシングルタイプに属します。

CubasePro HALion Sonic SE 3

HALion Sonic SE 3の画像

  • ライブラリー容量3GB
  • プリセット数1360
  • マルチティンバータイプ
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E-bassからシンセベース ストリングスにピアノ エレキギターやアコースティック・ギター キャッチーな音色からダークな音色まで 非常にバランスの取れた音源です。元になった音源はYAMAHAのMOTIFというハードシンセで操作性と使いやすい音色の良さに定評のあるシンセサイザーです。

音色の中にはいくつかのアーティキュレーション(奏法)キーマップでアサインされているものもあります。エレキギターなどミュートとサスティンが含まれているものもあるのでギターの打ち込みにソレらしさを加えある程度生っぽさを追い込むことができます。

DTMをはじめたばかりの人は作曲の知識が乏しいために音楽を作っている実感が得にくいですが、HALion Sonic SE2はアルペジエーター系の音色はユニークかつ実用的なものも多いので、ドミソの3和音を押しているだけでも「おーすごい!!」と作曲へのテンションを掻き立ててくれます。ヨーロッパのサウンドクリエイターに好まれているという話もあるので、EDM系を気軽に作りたいという人には向いているかもしれません。

HALion Sonic SEは左に16のスロットがあり、そこに音色をロードすると一つのHALionで16の楽器をロードできます。本来はDAW側で1トラックにつき一つのMIDIチャンネルを割り当てることで、16トラック扱えるのですが、これらをHALion側ですべてのトラックをMIDIチャンネルを統一することで16レイヤーサウンドとして使えます。分厚いストリングスからSuperSaw的なサウンドも作れます。

HALionは作るマルチソフトシンセではなく「選ぶ」ことを重視している音源なので、音色のエディットは鍵盤の上に最低限のパラメーターが用意されているのでそれらを回すだけになります。階層を潜ることで音作りのパラメーターは増えますが、

「気軽に音を作れる」とは言い難いものがあります。

 

注目すべきはHALion Sonic SE3は公式HPより無償DLができます。

steinbergバンドなどでDAWを統一できなくてもHALion Sonic SE3を統一しておけば音色違いによるイメージのずれなどをなくすことができてとても便利です。

評判

などなど、音の薄さを指摘する声もありますが、総じて使いやすい印象を持たれている人が多い様子です。

またHALionは上位バージョンであるHALion6があります。こちらは音色数や音色エンジンの数も多数揃えていてマルチ音源として完成度の高い音源です。特にヨーロッパのDJの間では多用されている音源もあり、EDM系のサウンドもこなせる音源です。CubaseユーザーでHALion SonicSEが好きだけどもっとクオリティが欲しい!と思っている人はHALion6はおすすめです。

実はみんな隠れてこっそり使っているHALion6の使い方

HALion SonicSE3打ち込みギター音源のクオリティ

すべてのDAWのデフォルト音源に言えるのはギター音源のクオリティが正直に使いにくいレベルということです。ギターは奏法などで音色が変わるのは当たり前ですが、ピックアップやピックの当たる角度や位置でも音が変わります。それらを突き詰めたい場合はギター専用音源を購入するしかありません。

しっかり初心者であってもざっくりと打ち込んだらどれくらいの音がなるのかは知りたいところだと思います。ということでざっくりと打ち込んだ音源を紹介します。

ギターの打ち込み時に重要なのはアーティキュレーションの再現です。

初心者の間は次の2点の音色を選ぶだけでもそれらしくなります。

  • 音を短くするミュート(主にロックではパームミュート)
  • 音を伸ばすサスティン

専用ギター音源はこれらのアーティキュレーションをキースイッチと呼ばれる下の方の鍵盤で切り替えます。最近のDAWのギターもキースイッチに対応している音源もあります。HALionSonicSEもいくつかキースイッチに対応した音色があります。

これらに付属のAmpシミュレーターを加えることでそれらしくなります。

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CUBASE Proの主な機能

64ビット浮動小数点演算オーディオエンジン: 最大192 kHz、5.1サラウンド、フレキシブルルーティング、ブラグインディレイ自動補正

無制限のオーディオ / MIDI / インストゥルメントトラック、256入出力

MixConsole: EQ とダイナミクスを統合したチャンネルストリップ、VCA フェーダー、ラウドネスメーター、波形メーター装備

90種類以上のオーディオ & MIDI エフェクト: Quadrafuzz v2、ギターアンプシミュレーター VST Amp Rack 、ベースアンプシミュレーター VST Bass Amp、コンボリューションリバーブ REVerence、Frequency EQ など多数

VariAudio: 単音オーディオトラックを MIDI のように自在に編集可能、オートハーモナイズ機能搭載

コードトラック & コードパッド: コードによる作曲や管理をよりクリエイティブに、コードアシスタントによりコード進行や高度なボイシングを生成

8種類のバーチャルインストゥルメントと3,400を超えるサウンド: マルチ音源 HALion Sonic SE、ドラム音源 Groove Agent SE、Padshop、Retrologue 2、LoopMash 2 など

VST Expression 2: Note Expression、VST Dynamics、Expression Maps によりアーティキュレーション、ダイナミクス、コントローラーデータを統合制御

外部ハードウェアエフェクトや楽器を VST オーディオ環境に統合可能

VST Connect SE & VST Transit: クラウドコラボレーション機能

CUBASEの機能の一部を紹介していますが、この中で特筆すべきはコードトラック機能とVST Connect SE &VST Transitです。

コードトラック機能とは?

コード機能は、コードトラックにコードを追加することでコード進行を作成できます。作成したコードはそのまま任意のインストゥルメントトラックに貼り付けることが可能です。

この機能何が便利かというとコードに詳しくないDTM初心者が任意デコードを選べば、すぐにその構成音のデータを生成してくれるということです。

例えばC#9♭13と言った複雑なテンション系のコードもただ選ぶだけでOKです。またそのコードが機能的にどんな音なのかも5度園サークルを表示することですぐに分かります。

DTM初心者の多くが時間を割いて覚えるコードを覚えることなく使える機能です。

VST Connect SE &VST Transitとは?

Steinberg VST Connect SE を使用すると、スタジオ、街、国を超えて、ミュージシャン同士が直接つ ながり、コラボレーションや共同制作を自由に行なえます

一言で説明すると、世界中のCUBASEユーザーとリアルタイムによる楽曲制作をできるとういうことです。

StudioOne4 Presence XT

Presence XTの画像

  • ライブラリー容量15GB
  • プリセット数 1000以上(プリセットの数はおおよその数です)
  • シングルタイプ

こちらもHALion Sonic SE2同様 シンセから生楽器までバランスよく搭載されています。Presence XTはギターやベースそしてストリングスにブラス関係のアーティキュレーションが豊富ですので打ち込みのクオリティを高めてくれます。

また他の音源にはない特徴として、ギターのからピッキングのサウンドが有償音源なみに多いです。これにエフェクターのWahを使えば非常にファンキーなギターのカッティングを簡単に作れてしまいます。

StudioOne3の音源を使えば簡単にリアルな空ピッキングを打ち込める

世間では音質の評価があまり高くはありません。個人的にはそれほどひどいものだとは思いませんが、音質的に若干暗め(こもっている)の傾向があるので音抜けの部分でそういう評価になっているかもしれません。ブラスのアーティキュレーションや、ギターのノイズ系などはかなり細かく収録されているので、使い方次第でかなり生っぽく打ち込めると思います。

HALion SEと違ってPresence XTは音色エディットのためのパラメーターはすべて前面にあります。そのため音色の作り込みはこちらの方が圧倒的に簡単です。フィルターに音を適度に歪ませる「Drive」と程よい音にパンチをつける「Punch」があるのでフィルターを触ったら音が抜けてこなくなったのでDAW上でコンプをかけて調整…という手間を省いてくれます。

HALion SEと違うのは一つのインストゥルメントで扱える音色は一つだけです。なのでPresence XTでHALion SEのようなレイヤーサウンドを作るれません。レイヤーサウンドを作る場合はDAW上でレイヤーに必要なPresence XTを立ち上げます。気軽にという面ではHALion SEの方がレイヤーサウンドの扱いは簡単と言えます。

評判

実は、Presence XTはEXS、Kontakt、Giga、SoundFontフォーマットファイルが読み込める音源でもあります。soundfontを音源ライブラリとして使っている人はいままでsoundfontの読み込みプレイヤーを使っていたりしていましたが、Presence XTがあればその手間を省けるのは大きいです。

音質について好みの差がはっきりしそうです。ただ悪い音源ではないと思います。Presence XTの拡張音源の一つオーケストラは作曲家田辺さんが大絶賛しているので気になる人はチェックしてみるといいですね。

StudioOne4.6打ち込みギター音源のクオリティ

後発の音源だけあって付属のギター音源がもっとも充実しています。またキースイッチによる切り替えも可能ですし、ギター本来の音色の良さにアンプシミュレーターのクオリティもあるので付属音源だけでも頑張ればかなり聞かせられるかもしれません。

こちらは付属音源のテレキャスター系の音です。歪ませ過ぎには注意ですね。

StudioOne4.6の主な機能

DAWの中で1番進化しているといっても過言ではないのがStudioOneです。後発なだけあって動きが軽く、往年の作曲家であっても「こういう機能があればなー」という機能をアップデートのたびに搭載しています。

コードトラックハーモニー機能

StudioOne4から導入されたコードトラックハーモニー機能は楽曲のコードを解析するのに長けている機能です。

新機能の目玉は、Studio One独自のコード・トラックとハーモニー編集機能。ノート・データとオーディオのトランスポーズ、転調、コード置換がフレキシブルに行え、ハーモニーのアイディアを瞬時に具現化することが可能。オーディオトラックからのコード自動検出機能も備える。ものです。

楽曲のコードを一発変換するどころか、オーディオデータをも解析してコードを変更できる機能はDTM初心者だけではなく多くの作家がほしいと思う機能です。オーディオトラックのコードを変更した場合は音の劣化がゼロというわけにいかず音源によっては使用しづらい音になる可能性もあります。

しかしコードを下げたら今のコードが何のコードになったかわからないというようなことにはならないので編曲のスピードが格段にあがります。

ユーザー・コミュニティのExchangeの向上

これはStudioOneユーザーが自分の作ったコンテンツを自由にアップデートしてそれをStudioOneユーザーなら誰でもダウンロードできる機能です。MIDIドラムにもっとグルーヴ感がほしいといったような場合はMIDIテンプレートをダウンロードすることで簡単にグルーヴを強化できたり、自分で作ることができないようなシンセサウンドもダウンロードできます。

もちろん世界中のプロ・アマ問わず誰でも使える機能なので、音色作りの勉強として生のデータを参考にできるわけですから、細かい詳細を確認できるのはスキルアップに役立ちます。

付属最強ギターアンプシミュレーターAmpire

最近のDAWにはギター・ベースアンプシミュレーターが搭載されています。そのクオリティは一昔まえのアンプシミュレーターソフトよりはるかにクオリティが高くプロミュージシャンでもその音質を気に入ってそのまま使う人もいるくらいです。

しかし、StudioOneのアンプシミュレーターのクオリティは1つ次元が違います。その理由は、IRキャビネット搭載していることにあります。IRキャビネットとはソフトの中で作られた空気感ではなく本物のキャビネットから出た音をサンプリングしている点にあります。そのため実に生々しいギターアンプサウンドを作ることができます。またこのIRはネット上でも有償/無償含めて大量に存在しています。

なので、デフォルトの設定よりさらに自分の好みの音に近づけることができます。

ギタリストがDTMを始めるときに1番の注目ポイントはおそらくアンプシミュレーターの質だと思います。なのでアンプシミュレーターにお金をかけたくないけどクオリティの高いアンプサウンドを手に入れたいという人はStudioOneをオススメします。

また、DTMのギター音源であってもアンプシミュレーターの質がそのままギターのクオリティにつながるのは言うまでもありません。

StudioOneを選ぶ注意点

StudioOneは最も進化しているDAWの1つですが、その進化の過程で他のDAWにはあるけれどStudioOneにはない機能があります。

それはリストエディタとスコア機能です。

リストエディタとは打ち込みデータをリスト上にして表示する機能です。

(画像はLogicProXのもの)

このように数値でデータを入力することからDTMの作業は「打ち込み」と呼ばれていました。しかし、最近ではこのようなリストエディタを必要とするミュージシャンも減ってきたことからStudioOneではリストエディタは搭載されていません。

しかし、ゲーム会社などではリストエディタを使用するシーンもあるので絶対的に要らなくなった機能とも言い切れません。

またピアニストやミュージシャンによって楽譜機能がほしいと思う人もいるかもしれませんが、こちらもStudioOneには搭載されていません。しかしNotionという追加機能を購入することで楽譜機能を追加できます。ただDAWとは切り離された部分があり使い勝手があまりよくないというのが触った感想です。しかしどのDAWにも一長一短があるように

慣れれば天国!というところまで持っていくのがクリエイターの資質とも言えるように思います。

Protools Xpand!2

Xpand!2の画像

  • 全容量1.4GB
  • プリセット数 約2000種類
  • シングルタイプ

1ドル音源で有名になったXpand!2はProtoolsに搭載されているマルチ音源です。容量は今回比較した音源で一番軽いです。音質の傾向としては一昔前の感じがあります。音抜けもそれほど良いものではありません。

しかし音源は非常に軽くパッド系など使いやすい音色が人気です。何よりオケヒットの数がすごいです。おそらくいま発売されているソフト音源のなかで一番オケヒットが搭載されています。正直オケヒット専用音源として使っている人もいます。

オケヒットはどうしてDTMerの心を鷲掴みにするのか?

そしてエスニック系も充実していて三味線マルチ音源のなかではかなり使えます。和風BGMで三味線が欲しい人にはおすすめです。

Xpand!2は一つのインストゥルメントに4つの音色をロードできるので4レイヤーサウンドを作ることができます。あまり明るい音色ではないので重ねすぎると抜けが悪くなる可能性もあります。音色エディットのためのパラメーターはそれほど多くありません。基本的には音を作るというよりは音を選ぶHALion SEと違いポジションといえるかもしれません。Xpand!2にはドラムのループがかなり豊富にあるのでドラムの打ち込みに慣れていない人でドラムループのおかげで雰囲気のある曲を作れるでしょう。

評判

100円音源wというカテゴリは正確ではありませんが、音質クオリティは一昔前ですが、数と万能性において非常に使いやすい音源で好感を持っている人も多いです。

Protoolsギター打ち込み音源のクオリティ

残念ながらXpand!2のギターではらしさを作るのも難しいです。その理由としてミュートとサスティンのギターの音色が一緒ではなく別々になっています。これでも出来る場合もありますが、Xpand!!2の場合、音質がかなり違うので、初心者がCubaseやLogicProX,StudioOneのようにざっくりと打ち込むには手間がかかりすぎます。しかし、Xpnad!!2はクリーン的なシンセギターの音がきれいなので割り切った使い方がよいように思います。

Protools2020の主な機能

プロ用DAWとしてのProtools2020においてたくさんの機能があります。しかしDAW選びで悩んでいる人が「これがあるからProtoolsにする」という機能はあまり見られません。これはネガティブな発言ではありません。多くのDAWが作編曲アシスト機能としてコードトラックやドラムパターン打ち込み、EDMに特化した音源などの付加価値を提供するに対して、Protools2020は良い意味で必要最低限の機能にとどまっています。

その結果「画期的ではない」という印象を受けるかもしれませんが、未だに業界標準DAWとしてスタジオに常備されているわけですし、プロとしてやっていくのであればProtools2020を覚えておいて損はありません。

結論付けしてしまえば、もっともシンプルに音楽を作り上げることができるDAWということになります。

Logic10.4 EXS24mk2

EXS24mk2の画像

  • ライブラリ容量12GB
  • プリセット数1500以上
  • シングルタイプ

こちらも多少時代を感じてしまう音質ですが、使いやすい音源ではあります。個人的にはピアノの質感が良いのでラフスケッチを書くときはこれをよく多用していました。音色エディットが一番しやすいマルチソフト音源ともいえるほどパラメーターが多く、その配置もユーザービリティと言えます。マトリクス形式で変化させたいパラメーターを扱えるのでマルチソフトシンセと言いながらも独立したシンセサイザーとも言えます。

音色に関してユニークなのは公式からちょくちょくと追加音色が出てきます。気づかないうちに「あ!音色増えている」という驚きがあります。mk2が出てからもう何十年と立ち「いつになったらmk3が出るのか?」と思っている人も多いですが、AlchemyというソフトがEXS24の代わりになるのでは私は思ったりしています。

Logic Alchemyを使えばMASSIVEが必要ないってホント??

また最近でこそ使われなくなりましたが、その昔クオリティの面で一世風靡した「Gigaサンプラー」のフォーマットを読み込ますことができます。Gigaサンプラーのクオリティは最近の音源と比べても見劣りするものではないものもあるので、中古ショップなどでGigaサンプラーフォーマットのソフトを見つけたらこっそりと買ってしまうのもよいでしょう。

DTM初心者のDAW選びLogicproXお試し版はダウンロードできる?

Apple loopsとの親和性もよく優れたソフト音源でありソフトサンプラーでもあります。

最新のLogicProXではEXS24から「Sampler」という名前に変更され、機能も使い勝手も大きく変更されましたが、EXS4の音色はそのまま使うことができます。

Samplerの画像

LogicProXギター打ち込み音源のクオリティ

LogicProXにもキースイッチに切り替えによるギターの音色があります。ただ他と異なるのはLogicProXの場合、鍵盤によるキースイッチではなくモジュレーションホイールを使った切り替えになります。

個人的には付属のアンプシミュとしてはかなり頑張っているように思います。

LogicProXの主な機能

10.5.1にアップデートしたLogicProXの目玉機能はLive Loopsグリッド機能です。これはAbletonのLiveに備わっていた機能で、フレーズ単位でリージョンを作りそのフレーズを任意で自由なタイミングと場所で再生できる機能です。

現在この機能を搭載しているDAWは今回紹介している中だけでいうとLogicProXとdigitalperformer10だけになります。これによって、

digital performer10  MOTU INSTRUMENTS SOUNDBANK

MOTU INSTRUMENTS SOUNDBANKの画像

MOTU INSTRUMENTS SOUNDBANK(以下MIS)

  • 容量5GB
  • 1100のプリセット500種類以上のループサウンド
  • マルチティンバータイプ

いままで唯一マルチ音源をもたないDAWとして君臨してきたdigital performerにもついにマルチ音源が入りましたw マルチソフト音源を立ち上げるプレイヤー独自のものではなくUVI Workstationを使用しています。

500種類のループサウンドを扱えるのが強みでそのループはおそらくDAW付属の中で一番キャッチーループが入っています。これもHALion SEと同じように16のマルチトラック式なのでレイヤーサウンドにも強いです。音色エディットに関しては若干階層を潜る必要があるので、簡単とは言えないですが、追加の音源として膨大なUVIサウンドを購入することで「究極の音色選びのマルチソフトシンセ」として使うこともできます。

究極マルチ音源Vintage Vault3の購入のメリットデメリットについて

digital performer主な機能

昔から言われていることですがdigital performer(以下DP)のすごさは分解能の凄さにあると言われています。分解能とは4分音符1つをどれくらいの細かさに分割しているかということです。LogicProXやProtools、CUBASE PROの場合ですと960ですが、DPの分解のは最大で2,000,000,000,000(2トリリオン)つまり2兆まで細かくなります。「そんなにも必要?」と思う人多いかもしれませんが、多くのシンセサイザーを重ねるなどの行為でそのタイミングの精度が楽曲のクオリティに比例するのをプロは理解しています。とくに映画音楽などでオーケストラ音源を大量にレイヤーする場合にはその分解能の精度は武器になります。それゆえハリウッドなどの映画音楽ではDPが多用されます。(もちろんそれだけが理由ではありません)

つまりタイミングこそ命だ!と思っている人はDPを選ぶの良いと思います。

さいごに

音色エディットのやりやすさで考えるならば、EXS24mkⅡ Presence XT Xpand!2 HALion SE MIS 音質面でいえばMSI HALion Xpnad!2  EXS24mk Ⅱ Presence XT 音色のバランスは全体的に変わらないです。特化した音源レベルの音色はそれほどありませんが、「音の作り込みで考えるか」「音質面」で考えるかで評価が分かれます。DAW付属のマルチソフト音源は万能ではありません。言い方は悪いですが「扱いやすさ」を求めた結果どの音源も「帯に短し襷に長し」といった感じです。

しかし、「与えられたものをいかに使いこなすか?」がDTM初心者に求められる最初のスキルです。すぐに違うソフトを求めるのではなく下手でも良いので曲を作り完成させていきましょう。レベルが上がらないDTM初心者が一番やっていること を繰り返すことになります。

それでも、あえてマルチソフト音源を補強する目的で買っておいた方がよい音源があるとするならば「ギター」音源でしょう。なぜならば、DAW付属のマルチソフト音源に入っているギターではどうしてもギターらしさを出すために必要な奏法が少ないからです。

ギター音源も奥が深いので色々と迷ってしまうかもしれませんので、下記の記事を参考にしてください。

簡単打ち込みでクリーンストラト音源聴き比べ [Realstrat][SC] [AGF]