DAW内蔵マルチ音源で一番使いやすいのはどれ?

どうもUGです。

今回は「DAW内蔵マルチ音源で一番使いやすいのはどれ?」についてお話します。

先日アップしたDAW比較記事をたくさんの方に読んでいただけました。

5つのDAWを比較してわかったCPU使用率が1番軽いDAWはどれ?

みなさんいろいろと気になっている部分に少しでもフォーカスできたことを嬉しく思います。

今日はそのDAWに搭載されているマルチ音源にスポットあてたいと思います。

 

マルチ音源とはピアノやギターやベースなどサンプルベースの楽器を収録した音源のこと。

はじめてDAWを触る人にはこのマルチ音源の使いやすさが

DAW選ぶ基準のひとつになっているのではないでしょうか?

 

そのあたりを比較していきたいと思います。

使いやすいとはどういうことか?

マルチ音源の場合

音色数

音質(クオリティ)

軽さ

 

などがあると思います。

音色数はいくつ音色が入っているかということ。最近は1000個近く入っているのも珍しくありません。

すべてが使えるというわけではなく聞いてみれば「こんなのどこに使うの?」という疑問を

持ちたくなるような音色もたくさん入っていたりします。

 

できれば、音色のバラエティより使える音色のバリエーションが多いほうが使えるのではと考えています。

 

音質とは生楽器だったらリアリティだったり、シンセの音だったら太さやきらびやかさというものになります。

音色数が多いのと音質が良ければよいほどメモリ使用量が増えます。

 

メモリに関してはこちらの記事が参考になります。

dtmに必要なメモリはどれくらい?32GBは必要?

 

メモリ使用量が少ないというのは

音色が少ない 音質が悪い

という環境になりますが、正直そういう音ではあまり創作意欲がわかないかもしれません。

 

だからメモリ使用量が割り当てられているマルチ音源の方がある程度のクオリティが

保証されているので作る上ではメリットかもしれません。

 

ちなみに特化した専用音源などは

マルチ音源1000個の総容量が2GBに対して

ドラム音源は3GBというドラムだけで3GBのメモリを使っているものがあります。

いかに専用音源がリアルなのかはメモリの使用量でわかるものもあります。

 

最後は軽さです。

機能が多いと音源を切り替えたりする部分でキビキビ動かなかったりするものがあります。

実際は音色数=軽さということは最近あまりなりませんし、

軽さを感じる部分は音色の読み込みの話になることが多いので、

どのマルチ音源もそれほど「重たい」という印象を受けないと思われます。

 

Cubase Artist9.5 HALion Sonic SE 3

ライブラリー容量3GB

プリセット数1360

E-bassからシンセベース

ストリングスにピアノ

エレキギターやアコースティック・ギター

キャッチーな音色からダークな音色まで

非常にバランスの取れた音源です。

 

音色の中にはいくつかのアーティキュレーション(奏法)

キーマップでアサインされているものもあります。

エレキギターなどミュートとサスティンが含まれているものもあるので

ギターの打ち込みにソレらしさを加えある程度生っぽさを追い込むことができます。

 

HALion Sonic SE2はアルペジエーター系の音色はユニークかつ実用的なものも多く

抑えているだけでイマジネーションが刺激される!というような

音色がたくさん見受けられます。

 

ヨーロッパのサウンドクリエイターに好まれているという話もあるので、

EDM系を気軽に作りたいという人には向いているかもしれません。

 

注目すべきはHALion Sonic SE3は公式HPより無償DLができます。

steinberg

バンドなどでDAWを統一できなくてもHALion Sonic SE3を統一しておけば

音色違いによるイメージのずれなどをなくすことができてとても便利です。

評判

などなど、音の薄さを指摘する声もありますが、

総じて使いやすい印象を持たれている人が多い様子。

StudioOne3.5(pro)Presence XT

ライブラリー容量15GB

プリセット数 1000以上

すみません。プリセットの数はおおよそです。

 

こちらもHALion Sonic SE2同様

シンセから生楽器までバランスよく搭載されています。

Presence XTはギターやベース

そしてストリングスにブラス関係のアーティキュレーションが

豊富ですので打ち込みのクオリティを高めてくれます。

StudioOne3の内蔵音源で簡単にチャカポコ言わせる方法

世間では音質の評価があまり高くはありません。

個人的にはそれほどひどいものだとは思いませんが、

音質的に若干暗め(こもっている)の傾向があるので

音抜けの部分でそういう評価になっているかもしれません。

ブラスのアーティキュレーションや、

ギターのノイズ系などはかなり細かく収録されているので、

使い方次第でかなり生っぽく打ち込めると思います。

 

評判

実は、Presence XTはEXS、Kontakt、Giga、SoundFontフォーマットファイルが読み込める音源でもあります。

soundfontを音源ライブラリとして使っている人はいままでsoundfontの読み込みプレイヤーを

使っていたりしていましたが、Presence XTがあればその手間を省けるのは大きいです。

音質について好みの差がはっきりしそうです。

ただ悪い音源ではないと思います。

Presence XTの拡張音源の一つオーケストラは作曲家田辺さんが大絶賛しているので

気になる人はチェックしてみるといいですね。

Protools11 Xpand!2

全容量1.4GB

プリセット数 約2000種類

1ドル音源で有名になったXpand!2はProtoolsに搭載されているマルチ音源です。

容量は今回比較した音源で一番軽いです。

音質の傾向としては一昔前の感じがあります。

音抜けもそれほど良いものではありません。

 

しかし音源は非常に軽くパッド系など使いやすい音色が人気です。

何よりオケヒットの数がすごいです。

おそらくいま発売されているソフト音源のなかで一番オケヒットが搭載されています。

正直オケヒット専用音源として使っている人もいます。

オケヒットはどうしてDTMerの心を鷲掴みにするのか?

そしてエスニック系も充実していて

三味線マルチ音源のなかではかなり使えます。

評判

100円音源wというカテゴリは正確ではありませんが、

音質クオリティは一昔前ですが、数と万能性において非常に使いやすい

音源で好感を持っている人も多いです。

Logic10.4 EXS mk2

ライブラリ容量およそ12GB

プリセット数1500以上

こちらも多少時代を感じてしまう音質ですが、

使いやすい音源ではあります。

なんと言ってもロードの速さが売りで、はじめて触ったときは

ハード音源かと思うレベルでした。

Apple loopsとの親和性もよく優れたソフト音源でありソフトサンプラーでもあります。

評判

さすがに今EXS24を話題に上げる人はいませんw

使っている人もそれほど多くないのかもしれませんが、個人的にベース系はほどよい太さを持っていて好感があります。

個人的にはLogicの次期バージョンくらいでそろそろEXS24mkⅢになってもおかしくないと思っていますが、

 

みなさんはどのように思いますか?

digital performer9 ???

えっと知っている人は知っていますが、digital performerにはマルチ音源は入っていませんw

DPにマルチ音源があれば、もっと使用者が増えるように思いますが、DPを選ぶ時点でそのあたりは覚悟のうえと思え!

ということなのでしょうw

 

追記2019/02/27

最新のdigital performer10にて初めてマルチ音源が搭載されました。

エンジンはUVI

MOTU INSTRUMENTS SOUNDBANK

数百のバーチャルインストゥルメンツとループ素材を収録

DP 10には、アコースティック&エレクトリックドラムキット、ピアノ、ギターやベース、そしてチャーチオルガン、エレクトリックオルガン、弦楽器、木管&金管楽器、シンセサイザー、民族楽器、ボイスサンプルやコーラス、パーカッション、SE(サウンドエフェクト)などが5GBに及び収録されており、300種以上の楽器、1,100もの音色と500種類のループから構成されいるサンドバンクが付属。この多彩なコレクションは、様々な音楽ジャンル、時代、地理地域、そして文化的スタイルにわたり活用できるものとなっています。

その昔machfiveというソフトサンプラーから厳選されたマルチ音源です。

私も以前使っていましたが、音のクオリティは中々のものでした。

 

さいごに

DAWに内蔵されているマルチ音源で一番使いやすいのはどれ?

いかがでしたか?

 

サンプル音源が少なくてイマイチわかりにくいかもしれませんが、音のきらびやかさとしてはHALion SE2が一番最近のサウンドにアプローチ

しやすいような気もします。

 

このあたりの守備範囲の広さはさすがYAMAHAのサウンドクオリティといったところかもしれません。

ただ生楽器系に関しては付属のマルチ音源だけで打ち込むには無理があるのでそのあたりは好みの音源を追加購入する形がよいと思われます。

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