手の動きでソフト音源の抑揚を操作できるLEAP MOTIONの使い方

LEAP MOTIONという装置を使うと、ストリングスやブラスなどの抑揚が重要になる楽器レベルの打ち込みが5倍近くリアルになります。なぜならばまるで自分が指揮者になったかのように手を動かすだけで楽器の抑揚をコントロールできるからです。もうマウスでエクスプレッションなどのデータを打ち込む必要はありません。手を上下左右に動かして抑揚をコントロールする。それがLEAP MOTIONの凄さです。

LEAP MOTIONとは?

技術的な話でいうと、赤外線センサーに手を翳すと遮られた量の情報をMIDIデータとしてコントロールできる装置です。もともとはゲームなどのデバイスとして開発されていましたが、MIDIコントロールできるソフトを融資が作り出したことで、DTM界隈で多く使われるようになりました。

LEAP MOTIONは、2012年にLeap Motion社から販売された手のジェスチャーによってコンピュータの操作ができる入力機器である。 マウスや画面タッチを用いずに操作ができる体感型のシステムで、ジェスチャーによって直観的に操作することが可能となる。

これと似た技術を昔ローランドがDビームとしてMIDIキーボードやハード音源に搭載している時期もありましたが、DビームはコントロールできるMIDI情報が1種類です。例えばエクスプレッション(C11)だけといった感じです。それに対してLEAP MOTIONは上下左右手の返しなど複雑な動きを検知し9種類のMIDIデータをコントロールできます。

動画はローランドのDビームです。

GECO

LEAPMOTIONをMIDIデータに変換するためのソフトです。元々は有料だったのが今は無料になっていますこの矢印は手の動き(ジェスチャー)の方向を図形化したものです。この図形は9個のジェスチャーを右と左に並べたものです。そしてそれらは手を開いた状態と閉じた状態と別々に認識されます。

そしてこのジェスチャーをLEAP MOTION感知します。

 

あらゆるジェスチャーの動きにMIDI CCを割り当てることができます。ちなみにT1さんという方はこのLEAP MOTIONの可能性に挑戦し続けています。

私もこのT1さんからLEAPMOTIONという存在を教えていただきました。

LEAP MOTIONの接続

LEAP MOTIONを繋いでGECOを立ち上げます。そしてジェスチャーにMIDI CCを割当ます。上下の動きにMIDI CC11を横の動きにMIDI CC1を割り当てています。とりあえずはシンプルにこんなところからやってみましょう。

次にDAWで新しいMIDIコントローラーとしてLEAPMOTIONを認識させます。どのDAWでも大体同じやり方になると思います。私の場合はStudioOne3です。名前は特に適当でも問題ありません。

↓(GECOとしたかったのに間違ってGRECOにしてしまってますw)注意すべきは送信先がipMIDI Port1そして受信元がGECOになっていること、こちらはタブに表示されているのを選ぶだけなのでそれほど難しくはないと思います。

これでMIDIコントローラーとして認識されました。あとは任意の音源を立ち上げてジェスチャーで反応させたいパラメーターを音源側で設定します。私の場合はバーチャルブラス音源のWIVIを使用します。普通のサンプル音源でも抑揚のコントロールがリアリティにつながりますが、バーチャル音源は音の変化が無限に近いので、LEAPMOTIONなどがより効果を発揮しやすい音源です。

MIDI CC1とCC11でビブラートとエクスプレッションを認識させます。後は演奏しながらLEAP MOTIONを動かすもよし、ベタ打ちしてデータ再生に合わせてオートメーションを追加していくもよしです。

曲は分かる人だけニヤけてくださいw縦の動きがエクスプレッション横の動きがビブラートです。まだまだ慣れていないので下手くそですが、私がやりたかったことがこれでできるようになりました。これはもっともシンプルな方法ですが、T1さんみたいにすごいMIDI CCを割り当ててすごいレベルの演奏にすることも可能です。

MIDI CCならなんでもアサインできるので生演奏の打ち込み用ではなくEDM系の音をコントロールすることも可能です。パフォーマンスとしてもLEAP MOTIONを使えば、かっこよくなれます。

さいごに

ジェスチャーでエクスプレッションならびにすべてのMIDI CCをコントロールできる魔法のアイテム。それがLEAP MOTION+GECOです。

これも気になりますが、お値段がちと高い…ですとりあえずはLEAP MOTIONの使い方を研究していこうと思います。