初心者でもわかるキャッチーなメロディとフックの作り方

  • 「この曲はフックが弱い/強い」
  • 「もっとフックがほしい」

音楽雑誌などでも一度はよく見るこの「フック」

さて「フック」をすぐに説明できますか?できるのであればこの記事を読む必要はありません。しかしもし説明できないのならばチャンスです。

この記事でフックを理解することで人の耳に残りやすい曲の特徴でもある「フック」を理解し自分の曲に取り入れることができるようになります。

フックとは?

一言でいうと「つかみ」です。

フックはもともとHIP-HOP系の曲のサビにあたります。それ以外のところをヴァースと言います。

単調なリズムで来てサビ(フック)で盛り上がる。なんとなく「つかみ」のイメージはできると思います。

しかしJPOPなどの歌ものになるとこのフックは

  • 印象的なメロディ
  • 斜め上のメロディ

といった意味合いで使われることが多いです。

サビでなくてもその部分が耳に残ったりする曲はまさにあなたにとってそれがフックです。

当然このフック十人十色の価値観があるので「それはやりすぎ!」といえるようなフックなものもあります。(つかみはOKかもしれませんが)

では多くの人が「いいなー」と思えるフックはどんなものか?多くの場合それはサビの前の僅かなメロディを「フック」と解釈できます。

サビ前フックが重要

サビは一般的にキャッチーであればよいわけです。このキャッチについては後述します。まずはサビ前の「フック」を確認しましょう。

元祖サビ前フックの強さの曲といえばアイドルの元祖松田聖子の「青い珊瑚礁」サビ前の「あなたが好き」という言葉がサビの「あー私の恋は」というメロディを

ぐっと締めています。

いきものがかりの「青春ライン」も同じ作りになっています。サビスタートから始まる事自体お約束のキャッチーな展開ですが、このサビが本当のサビで美味しくなっているのは

「そうだ」という譜割りにあります。

これがなかったらびっくりするくらい間抜けになります。走り出そうとした青春ラインを全員ででずっこけますwまるで「よしもと」ですwもしイントロから「そうだ」という譜割りがあった場合サビのキャッチーさはかなり弱くなります。手品でいうところのトリックを最初に見せてしまっているようなものです。

「そうだ!」という歌詞と譜割りのインパクトはサビの手前にあってはじめて意味をもちます。

つまりDTMerがキャッチーなサビを作ったのなら必要なのはそこにつながるフックの要素青春ラインで言うところの「そうだ」的な展開があればよいのです。

「君の名は」で有名な前前前世もサビ前で「君の」というメロディがあるとかげで「前前前世」という言葉がより明確に伝わります。これもサビ前フックがより効果的に聞いているわかりやすい例だと言えます。

これはサビ前に当たる部分でわかりやすい「つかみ」的なフックですが、サビの中の1音がメロディの中で一番高い音などもフック的な要素といえます。

キャッチーとは

よく使われるのが「キャッチーなメロディ」ですね。これは俗に「覚えやすいメロディ」という意味で使われます。奥の曲が8小節や16小節、32小節という構成になっているのも同じメロディを繰り返した結果になりますつまり「大事なことだから二回言いますよ」というのと同じです。

キャッチーであると次の3つの効果が得られます。

  • 覚えやすい
  • 親しみがある
  • 気分が高揚する

キャッチーなメロディから感情的な揺さぶりを体験することができるようになります。

なので、多くの曲はキャッチーになるように意識して作られていますが、キャッチーすぎると飽きます。なぜならこれもキャッチボールで同じことが言えるのですが、たまにはちょっとむずかしい玉を投げられて、それを取れた方が嬉しいからです。

アイドルの曲がキャッチーさは多くの人が「簡単なキャッチボール」ができることを前提に作られているうに思います。

キャッチーなメロディから感情的な揺さぶりを体験することができるようになります。

なので、多くの曲はキャッチーになるように意識して作られていますが、キャッチーすぎると飽きます。なぜならこれもキャッチボールで同じことが言えるのですが、たまにはちょっとむずかしい玉を投げられて、それを取れた方が嬉しいからです。

それが、

  • 同じ楽曲構成、
  • 同じモチーフの繰り返し
  • 同じ音色

もちろんこれがビジネス的に成功したからそれを使っているという理由もありますが、基本的には「一度できたキャッチボールを永遠と続けてもらうための方法」として考えられます。

一方バンド系になってくると、アイドル系より複雑な構成であったり音色の使い方もバラエイティになってきます。「それはキャッチーではないのでは?」と思う人もはいると思います。しかし、バンドの場合はわかりやすいキャッチーではなく、一瞬、一瞬なキャッチーな部分に共感できるような作り方をしています。

キャッチーとはファンとのキャッチボールでありながら「ビジネス的に売上を作る要素」としての一面があるので、キャッチーすぎるとファンから飽きられたりする。いわば「キャッチーとアーティスティックな世界観のバランスをいかに取るか?」がバンドのオリジナルサウンドにおいて重要な部分だといえます。

キャッチーなメロディの作り方

キャッチーな曲の多くはメロディがコードの第三音です。これはCのコードでいうとミの音にあたります。なぜこれがキャッチかというと、

第三音の音はメジャーかマイナーを決定する重要な音です。それがメロディ使われていることでメジャーとマイナーの認識がしやすくなります。

もちろんこれ以外にもキャッチーなメロディもたくさんあります。しかしまずはコードの第三音をメロディに使ってみることでシンプルなキャッチーさを得ることができます。

音色

キャッチーはそれほど音色的要素が受けないもの面白いです。派手な方がそういう印象を持ちやすいのは間違いありませんが、それよりは譜割りの方が重要です。つまりキャッチーとはリズムとメロディの気持ちよさを味わえるものという認識ができると思います。

ベースのフレーズにもキャッチーなものはありますし、ギターもしかり、ドラムのリズムにも存在します。

さいごに

  • フックはもともとHIP-HOP系の曲のサビ
  • JPOP系ではサビだけにとどまらず意表をついたメロディなどにも使われる
  • サビ前の短いメロディはとくにフックの要素が強い

キャッチーなメロディとは繰り返しでできる覚えやすいメロディ

紐解いてみればシンプルなものですが、イメージはわかると思います。

キャッチーさとフックを理解できれば作曲センスは飛躍的に上がるので毎日「キャッチーとは」「フックとは?」と考えながら曲を聴くようにすると理解できるようになります。

理屈がわかったらあとは好きなメロディを心のミットでキャッチするということです。

「心のミットでキャッチする」

ちょっと恥ずかしくなりません?w

これがキャッチーですw

でもズバッと入ったと思います。