DAW付属のアンプシミュレーターの違いを検証!一番リアルなのはどれ?

「アンプシミュのクオリティ=ギタートラックのクオリティ」と言い切れるほどアンプシミュの音質は重要です。DAW付属のアンプシミュは専用のものと比べるとクオリティが低いのではないか?と考えている人もいます。確かに専用のアンプシミュはそれだけで何万もするものと比べると見劣りするところもありますが、最近のDAWのアンプシミュは使い方次第でよいアンプサウンドを鳴らしてくれます。というわけで今日はDAW付属のアンプシミュの聴き比べをしてみたいと思います。

検証内容

  • 生ギター( LINE6 JTV-59 James Tyler Variax) 
  • ドラム native Instrument 70’s drum ベース mod bass
  • 生ギターのみにアンプシミュレーターを使用

環境は前回のDAW比較環境と同じです。

StudioOne3.5 Ampire

  • 12のアンプモデル+レガシーモデルとして29のアンプモデルを再現
  • キャビネットに立てた3本のマイクABCのミックス
  • コントロールワウ、オーバードライブ コーラス、リバーブなどのペダルストンプを内蔵

アンプシミュ無し

アンプシミュ有り

最大の特徴はキャビネットIRを搭載されていることやはりIRがあるかないかかなり印象が変わってきます。さらにampireはIRを読み込ますこともできるので自分でIRを収録or購入し取り込むことができるので音作りの幅が桁違いともいます。普段は私はAmplitube4を使うことが多いですが、ampireにはかなりお世話になりました。

Cubase Artist9.5  Vst Amp Rack

  • 8種類のアンプシミュ
  • 7種類のキャビネットシミュ
  • 18種類のペダルストンプ
  • コンデンサーマイクとダイナミックマイクのミックスコントロール

実に自然で使いやすい音色のように感じますが、逆にいうと味がないような印象も受けます。マイクのミックスコントロールがかなりツボで気持ちのよい距離感を作ることができます。

Logic pro10.4 Amp Designer

  • モデル(コンボ)26
  • アンプ(ヘッド)  26
  • キャビネット 26
  • マイクシミュ 7

おそらくDAWに搭載しているアンプのなかで一番数が多いシミュレーターです。マイクのコントロールもGUIで自由にマイクを動かせるので「どのマイクの位置ならどういう音がなるか?」というのが直感的にわかります。

音の印象としてはデジタル傾向が強いように感じますし、音が細いような気もします。クリーンは硬い音を出せるので今回のデモ曲では力を出すことができます。GUIが良く出来ているのでモチベーション維持にもつながるのではないかと思っています。

PT11 Sansamp PSA-1

PT11にはEleven Freeがあるのですが、ちょっとインストール手違いで検証できていません。ほかにあったのはSans Amp PSA-1アンプシミュの先駆け的なエフェクターでもともとはハードウェアですが、protoolsに移植されました。

アンプシミュだけでキャビネットシミュがないので、それほど変化は感じられませんが、中域に特徴があり、粘り気のあるサウンドはさすがSansampといったところです。

追加 2018/06/20

PT11 Eleven Free

  • アンプタイプ 2種類
  • クランチとオーバードライブ
  • キャビネットは 4X12 のタイプ別 2種類

正直このアンプシミュだけでは音作りの幅はほとんどありませんが、Sansamp-PSA-1と合わせることでなんとかできないこともありません。PSA-1で音を作ってクランチタイプのアンプを選びのゲインを下げてやればクリーンとは言い切れませんが、、味のある音を作ることができます。

DP9.5 Custom59+Room G

  • 四種類のtube(真空管)の選択
  • 3種類のプリアンプ 59 TWEED 65 BREAKER 81 BRIT STD
  • 3種類のスタック (プリアンプと同じ)
  • パワーアンプが4種類
  • キャビネットシミュとして LIVE ROOM Gを使用
  • マイクのミックスコントロール
  • キャビネットの選択など
  • わかりやすいGUIが特徴

音の傾向としては優等生といった印象です。イメージ的にはCubaseとLogicの間くらいでしょうか?個人的な好みとしてはこのアンプシミュが一番好きです。

さいごに

DAWについてくるアンプシミュレーターの違いを検証!してみましたがいかがでしたか?こうやってみると一昔前と比べてずいぶんアンプシミュレーターも進化しているように思います。とくにStudioOneはキャビIRを使っているため鳴り方非常にリアルです。ただキャビIRは一種の空間処理でもあるのでドライな音を追い込むとき苦労することもあります。

Bias AmpやAmpelitube4など高機能なものと比べると見劣りする部分もありますが、十分付属のアンプシミュレーターでギターの音作りをすることは可能だと思います。今回はクリーン系の検証でしたが、今後はクランチ、ディストーションも追加してきたいと思っています。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください