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MRhythmizerレビュー スクラッチエフェクトを簡単に操作!

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DJのようなスクラッチやテープスタート・ストップなどを自分の曲に使ってみたいけれどどうすればいいかわからない!

そんな人におすすめなのがMRhythmizerです!

MRhythmizerを使えばDJのスクラッチからテープスタート・ストップ、オーディオのスタートタイミングを任意で変更するなどエフェクティブな演出方法が多数用意されています。

この記事ではMRhythmizerの使い方と効果を動画とテキストを使って説明しています。「細かいところはいい」「ざっくりとした使い方だけ教えてほしい!」という人にぴったりの内容ですので、是非参考にしてください。

UG
  • 元ゲーム音楽屋(NintendoDSなど)
  • 作曲歴20年以上
  • DTM記事執筆500以上
  • ショートアニメ、CM、企業PV音楽を制作
  • 詳しいプロフィール
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MRhythmizerとは

MRhythmizerはMeldaProductionが開発したタイム、ボリューム、フィルターをリアルタイムでコントロールできるエフェクトプラグインです。MRhythmizerを使うことで楽曲に有機的でアグレッシブな音の変化をもたらすことができます。

MeldaProductionといえば、マニアックなGUIだけど効果は抜群です。前回紹介した位相をあわせるプラグインもその簡単で得られる効果の大きさを証明してくれました。

DAWのオートメーションを使うことでMRhythmizerの変化を再現することは可能です。しかし、そのためにかかる時間はなれない人で数時間以上かかります。さらに、その変化を他の曲でも使いたい!となった場合、また書き直す必要があります。しかしMRhythmizerを使えば常に、ダイナミックな音の変化をどの曲にも瞬時に再現できます。

音の変化から「DJツール」と呼ばれることがありますが、作曲、編曲、ミックスにおいても、使うことで得られるメリットは大きく「クリエイティブツール」と呼ぶに値する素晴らしいツールです。

GrossBeatとの違い

同じようなソフトはいくつかありますが、一番近いプラグインはFL StudioのGrossBeatです。ですがGrossBeatはWindows専用なのでMacでは使えません。ただ、Mac版のFL Studio Signatureを購入すればそれにGrossBeatは入っていますので、FL Studio内では使うことが可能です。

使い方的にもほとんど同じと言っていいもので、MacでGrossBeatを使いたくても使えない人のために作ったプラグインともいえます。

MRhythmizerの魅力

MRhythmizerはソフト音源であってもオーディオトラックであっても使用することが可能です。

エフェクトの種類はいくつかありますが、個人的に良いと思ったのは、ストレッチ、リバース、ハーフスピード、倍スピード、テープストップ/スタートこれらをリアルにコントロールできることです。つまり今まで必要だった、リバースプラグインや、ハーフスピードプラグインにテープストップ効果を与えるプラグインがMRhythmizerがあればもう必要ないということです。

MRhythmizerの使い方

使いたいトラック(インスト、オーディオ、マスター)に指します。動画でインストトラックに指しました。まずは操作できるパラメーターの一つタイム(タイミング、ストレッチ、リバース)から見ていきたいと思います。

次にボリュームです。ここではゲート的な効果を作ることが可能です。またすべてのパラメーターに言えることですが、ボリュームで選んだコマンドはオフにしない限りそのまま引き継がれます。オフにする方法はパラメーターウィンドウで右クリックで、次の画面からClearPointでポイントは消えます。

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そしてフィルターです。フィルターですが、選んだプリセットによってはオフになっているので、EnableボタンをクリックしてONしましょう。

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かかり方なども細かく調整できるのでかなり突っ込んだ音作りが可能です。ちょっと余談な使い方ですが、これとは別にフィルタープラグインを使いオートメーションでカットオフを開いていくけれど、ゲート的なフィルターは残るという使い方もありです。

MRhythmizerのMIDI制御

新規のソフトウェアトラックにMRhythmizerを立ち上げますが、MIDI制御プラグインから立ち上げます。

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MRhythmizerを立ち上げたあと、右上のサイトチェーンから任意のトラックを選びます。

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トラックを選んだら、そのトラックのフェーダーはゼロにします。今後はMRhythmizerを立ち上げたトラックから音が出るようになっているからです。

MIDI制御にあたっては次のように鍵盤にアサインされます。

  • タイムはC-1〜B3
  • ボリュームはC4〜B6
  • フィルターはC7〜B9

MIDI制御できるので当然n、これらをキースイッチのようにしてピアノロールに打ち込むことでシーケンス的に管理することができます。しかしデフォルトの状態では

キースイッチが入ったらその情報は維持されてしまいます。それでは使い勝手がよくないので、ADVANCEDよりNote-offにチェックをいれることで、ピアノロールの長さぶんエフェクトが保持されるようになります。

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Glitch2との比較

以前、紹介したGlitch2も似たような効果を出せるプラグインですが、エフェクトの効果の数はGlitch2の方が多いです。

しかし、MRhythmizerではタイム、ボリューム、フィルターにおいてかなり細かく調整ができるので、歪み系や金属的なグリッチエフェクトを望むのでないならば、MRhythmizerの方がより明確な意図をもってエフェクト効果を演出できます

まとめ

GrossBeatがほしいけどMacではという人のためのプラグインです。とくにスクラッチを自分のタイミングで入れられるのはかなりポイントが高いです。

DJのみならず有機的でアグレッシブなエフェクトを望んでいる人には良き相棒となってくれます。

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