DTM初心者が意識したい飽きられない曲の長さはどれくらい?

「どれくらいの長さで曲を書いたらのいいのかよくわからない」曲の長さは難しい問題です。どれくらいが一番聴きやすいのか…そこで今回はリスナーを飽きさせないための曲の長さについてお話をしたいと思います。今後作るときはこの時間を目安にすることでリスナーから「もっと聴きたい」と思ってもらえます。

曲は短くが基本

3〜4分を目安に作る

歌ものとインストものによって多少違いますが、インストで3分、歌もので4分、これを超えることが無いようにするのがよいです。なぜなら、人がストレスなく待てる時間が3分だからです。ちなみにカップヌードルが3分なのも「ストレス限界の3分まって食べるカップヌードルが一番美味しい」というのが理由です。

音楽の場合は待つということではなく「聴く」目的がありますが、それでも、3分〜4分を目安に作ることで、リスナーにストレスを感じさせない尺といえます。

イントロも短く!

一時期PCゲームなどの歌もの曲でイントロだけで一分近くあるような曲が流行った時期がありました。この場合はすでにリスナーがその作家性と音楽の方向性を理解しているので、問題はありませんでしたが、もしあなたが知らない人から「曲を聴いてほしい」と言われたとします。イントロに1分もあったらどうですか?

「まだ始まらないの?」と思いませんか?

イントロはつかみです。どれだけガッツリとリスナーの心を掴むかがポイントです。イントロで飽きた人がサビまで聴くことはありません。

イントロを作るときはとにかく「短くガッツリとリスナーの心を掴みに行く」という意識で作るとよいです。

しかし、誤解してはいけないのが短い曲が簡単というわけではありません。短い曲短いながらにリスナーが楽しめる必要最低限の情報を届けないといけません。大切なのは「意味もなくダラダラと作らない方がいい」というお話です。

しかし、長い曲は「飽きられる」可能性が大きいです。まだ短い方が「え?もう終わったの?」と思わせられるぶん、「もう1回聴きたい」と思ってもらえる可能性が高いです。

曲の長さは相対性理論

相対性理論とは計測する場所によって時間の長さは変わるというものです。音楽にもこの相対性理論があります。それは人によって曲の長さの感じ方が違うということです。同じ4分の曲でも、聴いている曲の構成が複雑すぎると「いつになったら終わるのだろう」と思います。しかし、聞き慣れた構成の曲で自分好みの曲だったら早く終わったように感じます。

これは作曲でも大いに関係してくる話です。

つまりあなたにとっては曲の構成を理解しているので、さほど長く感じないかもしれませんが、初めて聴く人からすれば、長く感じる可能性があるということです。

3分の曲にどれだけ見せ場を作ることが出来るか?

イントロ、Aメロ A’メロ Bメロ サビ〜 構成によって見せ方は変わります。もし見せ方を変えないとリスナーに退屈な印象を与えてしまうことになります。

しかしDTM初心者の場合見せ方の変え方がよくわからないという人もいると思います。そこで試してほしいのはドラムとベースを変化させるという方法です。曲はリズムによってその表情を大きく変えます。

例えば、Aメロではキックが4つ打ちだけだったのにA’メロからスネアも入って来る。というアレンジはオーソドックスながら効果的な方法です。そしてBメロではキックを1拍目だけにすることでリズムに緩急が付くことで、飽きない曲の構成になります。

エンディングで意外性を出す

普通に終わらせても良いのですが、エンディングですので少し変化をつけることでより終わり方に味を出すことができます。まずはノーマルな終わり方ですが、基本的にはコードのトップの音はルートの音が一番安定します。そこで、コードのトップの音を変更させるだけでも少し意外性を持たすことができます。

画像では最後はGの構成音(ソシレ)のシで終わっています。

テンション系で終わらせる

7thや9thで終わらせると爽やかなで優しい雰囲気を作ることができます。

分数コードで終わらせる

サブドミナントマイナーを使う

C-D-Gの連結をCm-D-Gとすることで、哀愁を怯えた雰囲気を作ることができます

共通音があるコードを使う

C-D-E♭で終わらせます。Gという共通音があるので意外性がありながらも終わらせられる便利なコードです。

紹介した以外にもたくさんの終わらせ方があります。普通に終わるのではなくちょっとした工夫でリスナーに心地よく終わった感を与えるためにも色々と試してください。

さいごに

  1. 曲の長さは3〜4分
  2. 曲の展開ごとに見せ場を作る
  3. エンディングに一工夫する

これらの目的はすべて「リスナーを飽きさせないためためです。同じ聴いてもらうならリスナーに楽しんでもらうためにも「自分だけがわかっている」をやめて「相手もわかる」というスタンスをで聴いてもらえるように作って見ましょう。