セールでBUTE Limiterを買う前に確認したい3つのプロセス

BUTE Limiterは近年まれに見る安価でクオリティの高いリミッターです。

マスターに入れても透明感を損なわずにしっかりとリミッティングしてくれます。

 

「安くて良いものは買っておくべき」という考え方から購入される人もいると思いますが、

本当に必要かどうかを考えてから買っても遅くはないと思います。

 

その理由はすべてのプラグインに言えることですが。

「エフェクトプラグインが楽曲レベルを上げるのではない」という事実です。

曲のクオリティの善し悪しはミックス作業に求めるのではなく

メロディやそれを活かす編曲にあります。

 

その部分をおろそかにして「エフェクトプラグイン」でなんとかできるとは

決して思わないことです。

それを理解せずにプラグインを購入していると

プラグイン沼に一直線ですw

 

まもなくBFも近づいてきますが、

DTMライフの目的は安いプラグインを買い集めることではなく

良い曲を書くことのはず。(中にはコレクション目的の人もいるかもしれませんが)

 

そのために必要なプラグインをしっかり見極めるようにしましょう。

今日はその部分も踏まえながらBUTE Limiterを買う前にやっておきたい

作業についてお話したいと思います。

楽曲クオリティにこだわり抜いた?

基本中の基本です。

ミックスの前にやるべきこと。

すべては「良いメロディの魅力を余すことなく届ける」これらを

編曲によって最大限まで高めます。

そして、ミックス作業にてすべての楽器の音量バランスやパンのバランスが適切であって

初めてその楽曲の魅力がオーディエンスに届きます。

 

もちろん「いや、オレは(私は)はそんなこと関係ねー

自分のためだけに曲を書くんだから気にしない」という人は

それの限りではありません。

 

しかし、聴いてもらって

「いいね」と言ってもらえると嬉しいと思いますし、

今はそうでなくてもやがてどこかで「誰かに聴いてほしい」と思うように

なるかもしれません。

 

そのためにも自分のための音楽ではなく、誰かを気持ちよくさせる

音楽を作る意識は大切ではないでしょうか?

 

何度も言いますが「BUTE Limiter」は

良くも悪くもありのままをキレイに前に出す

ことに特化したプラグインです。

 

下手な編曲などをキレイにまとめるのではなく

下手な音を歪みなくでかくする

それがBUTE Limiterです。

そしてこれは当然他のプラグインでも同じことが言えます。

 

音が大きくなった瞬間に「おっ!曲がよくなったぞ」と

思いがちですが、それは単に音量が大きくなって迫力がましただけでしかありません。

バランスの取れた音楽は音量の大きさには関係ありません。

 

すべての楽器のフォーカスがあっている状態です。

だからこそ、気持ちよく聞けるのです。

標準のリミッターとの違いはわかる?

DAW標準のリミッターは使っていますか?

そしてその違いは明確にわかりますか?

 

音質面についてはBUTE Limiterは非常に透明なので

分かる人も多いとは思いますが、その違いがわからない状態で

BUTE Limiterを買ってもあまり効果はないと思います。

 

よいエフェクトプラグインを使いこなすポイントは

「違いが分かる耳」をもつことです。

音質の違いを楽しむのは悪いことではありません。

そういうプラグインの楽しみ方があっても良いとは思っています。

 

しかし、それらが「作曲の向上」に本当に役に立つのかどうかを

考えていないと、プラグインに振り回されるだけのDTMライフになりかねません。

私も、かなりの金額をプラグインに課金してきましたが、

作曲レベルが格段によくなったと思うものは一つもありません。

 

なぜなら作曲レベルはプラグインによって上がるものではないからです。

 

作曲レベルをあげるために必要なのは審美眼を養うことです。

これにはアニメサウンドトラックの大御所、高梨さんも同意してくれました。

この話では打ち込み技術や理論などを覚えることという定義について

同意してもらっていますが、これはプラグインに置き換えても同じことだと言えます。

 

BUTE Limiterを買う目的

ミックスが苦手だから

ミックスが上手になりたいから

 

これらのことを考えている人はまずはミックス教則本あたりから

手を付けることをおすすめします。

ミックス自体をてっとり速くなんとかしたいのであれば、

izotopeのプラグインでも問題ありません。

 

ミックスバランスはAIにやってもらってもいいかもしれない

 

ちょっと話はかわりますが、作曲コンペなどでは

DAW付属のEQとコンプだけでも全然問題ないレベルでOKが出ます。

なぜなら、それは作曲コンペだからです。

楽曲レベルが求められているものであれば、ミックスに関しては

そこまで多くを求められません。

さいごに

BUTE Limiterは良いリミッターだと私は思います。

しかし、私自身が今やるべきことの優先順位は作曲レベルをあげることなので、

BUTE Limiterを買う必要はそれほどないと思いました。

 

「みんな買ってる」

「SNSですごいいいって言ってるし」

という理由で買う人もいるかもしれません。

BUTE Limiterを使うことで、多くの人に感動を届けることができる人もいるでしょう。

 

でも多くの人が感動するのは

「誰がどんなプラグインを使ったか」ではなく

「あなたがどんなメロディを買いてくれたか」です。

 

そのあたりを考えたうえで

BUTE Limiterを買うことを決断できれば

めちゃくちゃ頼もしい相棒になってくれると思います。

現在半額セールで27ユーロです。

しっかりと検討してみてください。

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1 COMMENT

廣野ノブユキ

素晴らしい記事です❗️✨
普段から自分に言い聞かせていることをわかりやすく文字に起こしてもらえてなんだかわからない爽快感がありました☺️☺️笑
作曲とアレンジ頑張ります♪

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