どうもUGです。

今回は[DTM]ソフトシンセでなくハードシンセを使うことメリットについて

お話します。

 

最近DTMツイッター界隈で密かに「流し込み」という言葉が

流行っていますw

これはハードシンセの音をDAWに取り込んでつかう方法です。

 

昔は高額だったソフトシンセもセールセールの繰り返しで

価格破壊が起こり、誰でも高いクオリティの

同じ音源をもつことができるようになりました。

昔は一音鳴らしただけでその世界観に包まれる!

なんて音源を作るためには熟練のテクニックとセンスが求められましたが、

今はだれでもその音色を扱える便利な時代です。

 

しかしその副作用として

個性が出しにくい時代になったとも言えます。

 

ソフトシンセですべてができる今、

ハードシンセを使うことのメリットはずばりなにか?

 

それはハード音源の機材的な音質差を手に入れること

 

この記事を読むことで、ハード音源とソフト音源の違い

について理解することであなたの楽曲の個性を

何倍にも増やせるかもしれません。

 

その結果

他人から注目されてDTMerとして有名になったりするかも

しれません。

 

それでは[DTM]ハードシンセを使って作曲することのメリットは何?

見ていきたいと思います。






流し込みとは

ハードウェアのシンセサウンドを

オーディオインターフェースに入力して

使用することを言います。

 

20年前はハード音源で作曲するのが当たり前の時代で

DAWはシーケンスソフトと呼ばれ

MIDI情報の入力編集として使われていました。

 

ハード音源はデジタルレコーダーと呼ばれるMTRに

録音、プロの場合はprotoolsでレコーディングして

まとめるというのが一般的でした。

 

時代とともにDAWは進化しソフト音源が生まれ

パソコン一台あれば何でもできるという時代になりましたが、

ソフトだけでできる時代にあえてハード音源をDAWの中に

取り込む方法を「流し込み」と呼ばれています。

 

流し込みハード音源を使うメリット

ハード音源は大きく分けて2つ

デジタル・シンセ

アナログ・シンセです。

 

ここでのデジタルシンセとは

マルチ音源的なものです。

 

デジタルシンセはあらゆる楽器をサンプリングしている

点においてはソフト音源と同じですが、

違いは使われているメモリ容量にあります。

 

ソフト音源は PCで動かすことを前提としているので

メモリはパソコンに乗せているメモリに合わせた

使い方になります。

このあたりは

DTMをするのにメモリはどれくらい必要?

という記事を参考にしてもらえればと思います。

 

デジタルシンセの場合は

載せられているメモリが決まっているので

その量に合わせて音色が作られています。

なので、

ベース一音で2GBみたいなことにはなりません

せいぜい一つの音色が10MBとかです。

それらが何千というプリセットとなってデジタルシンセの中に

入っています。

 

アナログ・シンセは

メモリという考えではありません。

オシレーターという発振器から発生している音を

エディットして使うものです。

 

アナログ・シンセの音はソフトシンセ(アナログモデリング技術を使って)

かなり似たような音を作ることができます。

 

デジタルシンセもアナログ・シンセも

一言で言ってしまうとソフトシンセでも十分いや

デジタルシンセのマルチ音源的な考えだけでいうと

ソフトシンセの方が遥かに音質は上です。

 

ハードシンセの音質

ソフト音源のピアノが2GBにたいして

デジタルシンセのピアノは例えば500MBとします。

(最近はソフト音源にせまるメモリを載せている

ハードシンセも増えてきましたが)

 

メモリだけ見るとソフトの方がたくさん使われているので

音質がよさそうですが、

ハードシンセにはDAコンバーターを通り音が出力されます。

わかりやすい言い方をするとOUTPUTのことです。

 

このOUTPUTの回路をいかに高品位なものにするかで

出音に大きく影響します。

 

このDAの音質がソフト音源には表せない味わいになります。

 

職人が作った音色

昔のデジタルシンセはメモリが1MBとか100MBとかそんな時代です。

もはや職人レベルのエンジニアが音色を作っていたため、

はまらない音色は「これほんとにピアノ?」となるわけですが

うまく使うことで唯一無二と言えるような存在感のある

ピアノになったりすることもあります。

この音色選びにはセンスと熟練の業が必要だったりもします

 

アナログシンセの音質

音色的にはソフトシンセでも出せるとは説明しましたが、

本物のアナログ・シンセの音の深みの部分を

感じ取れる作曲家だとやはりソフトシンセでは物足りなくなります。

またアナログ・シンセ特有のフィルターによって作られた

音はやはりアナログシンセの方がより個性が出やすいといえます。

 

ハードシンセをつかうデメリット

接続が大変

ハードシンセとパソコンをつなぐために

MIDIインターフェースが必要になります。

最近はオーディオインターフェースについてるものもありますが、

何台も使うとなると、専用のmidiインタフェースが必要になります。

 

またDAWでソフト音源に慣れていると気づきませんが、

ハード音源は音色を毎回読み込ませないといけません。

ハードの電源を落としてサイド立ち上げた場合

最後に読み込んでいた音源ではなく頭に戻っているタイプもあるので

そのあたりは毎回設定するかプログラムチェンジやmidiCCの情報を

DAWに記録する必要があります。

 

マルチティンバーだともたる

デジタルシンセの音源を複数使うためには

マルチティンバー機能を使わなければいけません。

時代によって変わりますが、

昔は8トラックマルチティンバーや16というものが多かったのです。

つまり同時に使えるのは最高で16までということ

そしてここに同時発音数という問題があります。

これも音源によって変わりますが、

24〜128くらいまであります。

 

マルチティンバーが8で同時発音数が24の場合

8トラックすべて使う場合

使用できるのは1トラックが使えるのは3音だけになります。

しかしこれらをフルで使い切ろうとすると

ハードシンセの処理追いつかず再生がうまくできなかったりします。

 

そういうトラブルを避けるためにも

一音一音をDAWに録音する「流し込み」という方法が使われます。





さいごに

[DTM]ハードシンセを使って作曲することのメリットは何?

それはソフトでは得られない音質差にあります。

 

誰でも簡単にできる時代だからこそ

こだわり抜いた音色は武器になります。

 

初心者には少し敷居が高いかもしれませんが、

ハードシンセを一台持っているだけでも

いろいろと勉強になりすまし、

似たような音色でもハードで作ったものと

ソフト作ったものとでは初心者が聴いても音の違いはわかります。

 

プロセスにクリエイティブ性を出す

これが個性的なDTMerになれる方法かもしれません。

 

「流し込み」のために

ハードシンセデビューするのも楽しいかもしれませんよ。