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作曲とは?未経験でも確実に作って楽しめる4つの手順

作曲始めてみたいけど何からすればいいのかわからない。やっぱり作曲って難しい?音楽経験がゼロだと駄目?

これからDTMを始めたいと思っている人、DTMをやっているけれどイマイチ作曲が思い通りにいかない人のために

作曲手順についてお話します。この記事の「手順」を理解することで「あーなるほどそういう感じで進めていけばいいのか!」と納得できます。

目次

作曲とは

音楽が作られる工程は次の通りです。

  1. メロディを作る
  2. メロディに対して音楽的な肉付けをする
  3. 音楽を聞きやすいようにそれぞれのバランスを整える
  4. ミックスしたものをさらに微調整し聞きやすくする

多くの人はこれらすべれが「作曲」と思い込んでいますが違います。作曲とはずばりメロディを書くことです。鼻歌で曲を作るといのも作曲です。メロディに意図する世界観を構築するのが「編曲」という作業になります。

例えば歪んだギターやベース、ドラムで演奏すれば「ロック風」になりますよね。ストリングス(バイオリン、ビオラ、チェロ)などで演奏すれば、どことなくクラシカルな雰囲気になります。つまりメロディに対してどのようなアプローチを施すか?これが編曲なわけです。

DTMの場合は作曲と編曲を同時に進行させ、おまけにミックスやマスタリングまで一人でできてしまうので「DTMで作曲する=全部の工程を一人でやらなければいけない」と考えてしまいがちですが、作曲はあくまで「メロディ」を作ることです。

プロの世界ではメロディを専門に作る人のことを「トップライナー」といいます。

昭和の時代はアコギ一本とメロディだけで作り、それを編曲家に渡すという流れがありました。今でもその流れはありますが、例えば作曲コンペなどの場合はそのままリリースしても問題ないレベルまで作り込むのが普通になっています。

なぜ作曲手順を必要とするのか?

手順を知ることで効率的な作り方ができるようになり、優れたメロディを作れるようになります。なぜなら作曲迷子になりにくいからです。作曲迷子とは、いつまでも経っても音楽を作り終えられない状況です。みなさんも一度や二度は必ず経験していると思います

迷子になる理由は「今自分が何をやっているのか?何をしなければいけないのか」がわからなくなることです。

その結果、次の状態になってしまいます。

  • 「作曲に無駄に時間をかけてしまう」
  • 「集中力が切れてモチベーションが下がってしまう」
  • 「作り終えることができない」

これらを防ぐために手順を理解することで作曲迷子がなくなります。

UG流作曲手順の紹介

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私の作曲手順はとても一般的です。

  • コードとメロディをさっくり作る(ピアノだけ)
  • ドラムとベースをつける
  • ギターを入れる
  • シンセ系を入れる
  • ミックス(音量合わせ)
  • ミックス(プラグイン使用)

こんな感じですが、ここまで記事を読んだ人はこの手順を見ても「ふーんUGさんはそういう感じなんだね」と鵜呑みにする人はいなくなっていると思います。これは私が今までの経験から得た現在の私にとっての最適の解であってこれと同じ必要はまったくないのです。

メロディ(主人公)の舞台(コードとリズム)を作る

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作曲に必要なのは具体的なイメージです。これがないと始まりません。例えば、「壮大なゲームや映画のような曲を作りたい」というイメージがあった場合

「何が「壮大で映画のような曲」になるのかを考えます。

  • 音色なのか?
  • コード進行なのか
  • リズムなのか
  • メロディなのか

色々とあると思いますが、初心者がこれらすべてを考えながら作曲するのはハードルが高いです。だから、まず考えるのは作曲の主役を確立させます。作曲の主役とは?「メロディ」です。しかし、先程も言ったようにメロディ一本から考えるのは実は初心者にとってかなりハードルが高いです。なぜなら、単音のメロディから情報を感じる能力が高くないからです

情報とは世界観のことだと思ってください。例えば、バイオリンで演奏すれば繊細な主人公トランペットで演奏すれば力強い音色と音程によってその主人公のキャラクターはある程度イメージできます。

しかし、その主人公がどんな舞台(背景)に立っているか?全く伴奏のないソロ演奏だけで世界観を感じとるにはそれまでどんな音楽とどれだけの音楽と接してきたのかによって見える世界が変わってきます。

ピカソの絵を見て感動できるのと「なんだこりゃ」と思う人はそれまで触れてきた知識の差があるからですね。音楽も同じです。メロディだけで主人公を決めるのが難しければ先に舞台(背景)を作ってしまう。この考え方をしてみましょう。この世界観を担当するのが「リズムとコードです」では次からは具体的に作っていくプロセスを順番に考えていきましょう。

UG流〜非常識な作曲の仕方(作曲手順)

最初に作曲とは「メロディを作る」とお話しましたが、リズムとコードからアプローチする方法もあります。

今回の記事用に私作りたいと思ったのは

「暗い」マイナー系

映画やゲームのような迫力があって壮大なオーケストラっぽい雰囲気

これをもとに作っていきます。

まず世界観です。この場合「明るか」「暗いか」を考えます。コードでいうとメジャーかマイナーです。明るい響きと暗い響きで見える世界観を想像しましょう。わからなければ好きなアニメやドラマの後ろでなっている音楽が明るいか暗いかで考えてみましょう。

コードの暗さは一番最初のコードで判断してもらってもいいです。途中で明るいコードが出たら「暗い中での希望?」みたいな印象でもOKです。今回「暗い」という世界観でこんなコードを考えてみました。

Cm A♭ E♭ B♭ Cm A♭ E♭ B♭ G

このコードに関してはいろんなコード本を読んだりスコアを見るなりして自分の好きなコードを当てはめるとよいと思います。ちなみに私はピアノでやっていますが、雰囲気を出したいなら最初からストリングスやその世界観を感じやすい(あなたが感じている)音色を使うのもありです。さて、次はリズムです。

「映画やゲームのような迫力があって壮大なオーケストラっぽい雰囲気」というわけでそれらしい要素を感じる音色をチョイスします。迫力という言葉をイメージしているのでやはり「リズム(ビート)」を強く感じられる曲の方が迫力は出せると私は感じました。

こういうときに役に立つのはKompleteシリーズのダメージという音源です。一発でそれっぽい音色でリズムを作ってくれます。

しかし、もっていない人はどうすればよいか?ここは創意工夫です!たしかに同じ迫力にはなりませんが、この音色のポイントは

「低音の響き」「金属的な音」が特徴ではないかとあたりをつけます。(もちろんこれ以外にもあるとは思います)

そこでそれに代用できる音色を考えます。(音が大きいので注意です)

前半はLogicに付属のドラム音源です。後半はそれにを1オクターブピッチを落としてリバーブを足したものです。こういう工夫をするだけでもそれらしくなります。

コードとリズムが決まれば舞台が見えてきたように思います。穿った見方をしない限りは「映画のような世界観を感じているとは思います。ここからさらに舞台を作り上げていきましょう。

コードはピアノで演奏していましたが、より「映画らしく」するためにストリングスに変更してリズムと一緒に鳴らしてみます。

もっとそれっぽくなってきましたね。音色がいかに世界観に影響できるかがわかっていただけたのではないでしょうか?この時点「そうそうこういうのがやりたかった」と思う人もいるかもしれません。

コード+リズム+音色=世界観

この要素があればあなたがしたい「作曲」なのかもしれません。

しかしまだまだです。「迫力」という点においてはただコードを鳴らしているだけでは背景ととして弱い気がしませんか?こういうときに「他に迫力って何か?」と考えられるようになれば素晴らしいです。このときぱっと考えられなくても問題ありません。

考えるコツは「反対を思い浮かべること」です。

例えば

  • リズムがある⇔リズムがない
  • 音程が高い⇔音程が低い
  • 音が明るい⇔音が暗い
  • 音が重い⇔音が軽い
  • こういう形で今あるものと反対を比べていくことで
  • 「迫力」の定義を深堀りできます。

私は「ストリングスがだぁーとなっているだけでは迫力が足りない」と感じました。ストリングスもリズムを刻めばもっと迫力があるのでは?と考え刻んでみました。

どうでしょう?より勢いがましたように感じないでしょうか?

さて、いよいよメロディです。もちろんここまでのプロセスでメロディが思いうかんだ人がいるかもしれません。その時点で入れても全然問題はありません。作曲方法に正解不正解はありません。できあがったものがよければそれでよいのです。さて、メロディの入れ方のコツは色々とありますが、コードのどの音を入れるかによって主人公の感情面が表現できると考えてください。

メロディを入れるときのコツは「どの音程が一番長く存在しているか」です。それによって主人公のキャラクターが確立します。コードは主に3つの和音から成り立ちます。

Cmで例にあげると

C(ド)E♭(ミ半音低い)G(ソ)

このEが半音低いとマイナー(暗い)そうでなかければ明るいコードになります。

ルートをCの音を使うと、コードの一番低い音またはベースと同じ音になります。人にもよりますが、「力強さ」などを感じやすい音です。E♭を使うとそのコードの明暗を分ける音色を使うことになりますから、感情面がよりはっきりです。つまり明るいか暗いかが主人公の顔を見ればわかるみたいな感じです。

Gを使う場合、ルートと5度の関係になり、音は固く尖ったような印象に感じるかもしれません。

私は主人公の感情がわかりやすく出てほしいと思ったので出来る限り各コードの三番目の音が一番影響力がでるようにしてみました。

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長い音は基本そのコードの三度の音になっています。さて、メロディで主人公の感情は見えてきました。最後は「どんな主人公にするか」です。もちろんここでの要素は「音色」です。男性か女性か?力強いのか弱いのか?常に要素を深堀りしていきます。

ここでは「男性で力強さを出したい」と思ったのでトランペットを選びました。

このあたりの判断に難しさを覚える人もいるかもしれませんが、映画やアニメにドラマなどで「なんでメロディはこの音なのか?」ということを考えながら見ることでセンスを養っていけます。

「映画やゲームのような迫力があって壮大なオーケストラっぽい雰囲気」伝わりましたか?

まだまだいろいろな余地はあります。もう少し主人公んの心情を表現したい!この主人公は「強いだけではなく優しさもあるはず」と考えてみました。「強い主人公=トランペット」では「優しさ」とはなんでしょうか?

後半繰り返しのメロディにストリングスでなぞってみました。主人公の繊細さを感じてもらえたでしょうか?

今回は、映画のような世界観でしたが、これが「可愛くて、キュートな感じの女の子が走っているイメージ」でもやることは同じです。用は分析してそれを当てはめる。最初は思うようにできなくても、数をこなせば誰でもできるようになります。プロとアマの曲のクオリティの差はこの分析の精度とそれを具体化できる能力の差です。その2つを意識しながら作り続けければ「作曲できない」状態からは開放されます。

一つだけメロディを作るポイントを付け加えるとすると伴奏が細かく動いているときはメロディは細かく動かないということこれで主人公が「どっしりと構えている」という姿が見やすいです。

作曲に必要と思われている間違った常識

  • 「スラスラと楽譜が読める」
  • 「作曲理論を知っている」
  • 「音大を出ている」
  • 「楽器を弾けなければいけない」
  • 「絶対音感が必要」

と思っている人が圧倒的に多いですね。これら全部入りません。「えー嘘だ」と思っている人多いと思います。あるに越したことはない。という程度であって、これらがなければ作曲できないわけではありません。

例えば、走るという行為をする前に「走るためには体の筋肉はこうやって動いて」なんてことを勉強してから走る人はいないと思います。とりあえず走り出せば走れるわけです。作曲とはこの「走る」と同じです。

そこから「もっと良い走りをするためには?」という専門的知識を求めてから「効率の良い走り方」を勉強すればよいのです。それが理論です。

だから最初から「理論ありき」で考える必要はまったくありません。とりあえず「走ってしまう」これがポイントです。ちなみに私も作曲を始めたときは今みたいに理論書が溢れている時代ではなかったので、手探りで作り続けました。コード進行とメロディがぐちゃぐちゃだったり音が間違えたりみたいなこともしょっちゅうでした。

作っては飽きての繰り返し、ずぶの素人が教えてくれる人もいない状態で曲を作り始めてクオリティはともかく「1曲できた」と思えたのは、作曲を始めてから3年くらい経ってからでした。

さいごに

手順においてもっとも重要なのは「終わりよければすべてよし」です。どんな手順を踏んでも出来上がったものがよければそれで良いのが音楽を作る世界の楽しみでもあり難しさでもあります。

「おすすめの手順」というものをしれば

  • 作曲迷子にならない(曲が速くかける)
  • 間違いを防げる

これらを回避できると思った人もいるかもしれませんが、一番大切なのは自分の手順を考え、更新し続けることがもっとも効果的な手順です。

誰かが言った手順で自分のクリエイティブな行為をしばる必要はまったくありません。自分らしさが溢れてあなだけの手順でいいのです。

ここまで読んでもう一度考えてみましょう。「なぜ手順が必要なのかということを…」

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