DTM初心者が間違った作曲手順身に付けないための3つの考え方

作曲の正しい手順を知っていればもっといい曲がかける!と思いますよね。確かに手順どおりにすることである程度納得のいく結果は得られますが、手順について正しい認識がないと「正しいくやってもうまく行かない」ということに悩み疲れるでしょう。

今日はそうならないために手順について3つの視点から手順の有効性について考えてみたいと思います。

なぜ手順を必要とするのか?

手順から得られる作曲のメリットは以下の2つです。

  • 作曲迷子にならない(曲が速くかける)
  • 間違いを防げる

作曲迷子とは、いつまでも経っても音楽を作り終えられない状況です。おそらくみなさんも一度や二度は必ず経験していると思います。一度でもそういう経験をすると「迷わないための方法」として「手順」を求めるようになります。手順を考えるとは効率的な作り方を模索するものでもあるため、作り方自体を研磨できるクリエイティブな状態だと言えます。

しかし、手順は知ることは「間違いを防げる」と考えている人が実はかなりいます。これはクリエイティブというより「間違ったことをしてはいけない」気持ちの問題であり、この間違いをより突き詰めると次の3点に集約されることが多いです。

  • 「(手順が間違っているから)作曲に無駄に時間をかけてしまう」
  • 「(手順が間違っているから)理論的にならない」
  • 「(手順が間違っているから)作ったものが笑われる」

しかし、これらは手順とは実際のところ関係はありません。

手順とは何かを成し遂げた後で始めて見直すことで意味があるプロセスです。

手順が悪いから作曲に時間がかかってしまう?

物事をする時の順序。段取り。

つまり、作曲をするための順序と段取りについては、曲をそれほど作っていない段階で考ええると、上記のような「間違っている」という思い込みにしか答えはたどり着きません。

結論から書くと「音楽に間違いはありません」しかし、そこに間違いがあると思いこむ理由は「現状」と「目的」の不一致からおきます。

作曲に時間がかかってしまうのを手順の問題にするまえに、まず自分がどれくらいの時間で一曲を作れるのかどうか?ということを知ることが先です。

例えば1曲1ヶ月かかるのは作曲の手順の話なのか?それとも単にSNSや他のことをしているだけなのか?ということです。作曲に関係のない時間を過ごしているのに「作曲に時間がかかるのは手順が悪いからだ」というのが正しい考え方かどうか冷静になればすぐにわかります。

手順が間違っているから正しい作曲にならない

そもそも正しい作曲とは何でしょうか?これは目的論から考えるべき話です。アイドル曲を作りたい、ゲーム曲を作りたい。その目的があってそのためには何が必要かということですが、ここで必要な手順とは作曲理論になるのでしょうか?

しかし、DTM初心者が作曲理論をベースにいきなりアイドル曲や、ゲーム曲などを書くことはできません。なぜなら音楽用語の意味を理解できていなからです。日本語として読めても頭がそれを理解するには経験が必要になります。

その経験値がない状態で理論を学んだところで意味はありません。ここでも手順としては言えるのは曲を作ったうえで自分の作ったものと目指しているものとの比較によってその差を認識しなければいけません。最初からうまくする必要はまったくありません。曲を作るたびにプロセスを明確にして、それを書き出していけば自分にとっての「正しさ」つまり「曲がかける」という認識を得られます。

手順が間違っているから作ったものが笑われる

これは上記2つをあわせたうえでの話になりますが、作ったものを笑われてしまうというのは決して気持ちの良い経験ではありません。そんな経験をしてしまったらその作品は黒歴史入りしてしまうでしょう。笑われた原因は例えば作った曲が変な曲だっとします。「作曲は簡単じゃない、もっと色々と勉強しなければ…」と思い、色々と調べていくと「手順」という言葉にたどり着くことがあります。

「そうか手順どおりにやらなかったから駄目だったのか(笑われたのか」」と結論を決めつけたくなるかもしれません。それは、手順という言葉が「「その順番を守ること誰でもできるようになる」というイメージがあるからです。しかし手順とはそういうものではなく何度もアップデートされて形をなすべき手法のことです。その答えは絶対ではなくその時々に応じて「最適な解」があるだけです。

つまり経験のない人は手順のアップデートの意味を理解できないと「手順が駄目だから」というところにすべて原因を持っていってしまうことになります。そうではなく手法の本質は「原因」からの「目的」になければ意味をなしません。つまり笑われたのは手順とはまったく関係のない話です。

これだけは守った方がよい手順ってある?(UG流作曲手順)

では、DTM初心者は「作曲手順を一切気しなくていいのか?」「最低限でも守った方がよい手順は存在しないのか?」という疑問が出てくると思います。これは人それぞれの作り方によって変わると思いますが私がやっている作曲に関する手順は

  • 作りたい曲の参考になる曲を1つ用意する

これだけです。そもそも私にとっての作曲手順とは「制作がブレないため」という意味合いが強いです。途中で色々なアイディアが浮かぶこともあるでしょう。しかし、そのアイディアはときに作るべき曲から大きく離れてしまう原因にもなります。参考曲は複数になるときもありますが、多くても3曲、できるだけ1曲にした方が私の経験上はうまくいくことが多いです。

多ければ多いほど結局ブレやすくなってしまいますから。そしてその曲をDAWに貼り付けます。「itunesプレイヤーでは駄目?」と思うかもしれませんが、やめた方がいいです。何気に他の曲も聴いてみよう。と思って脱線する可能性が高いです。

あとは作曲用のテンプレートですが、これに関してはこちらの記事が参考になります。

少しでも速く曲を作りたいDTM初心者のDAWテンプレート活用方法

ちなみにもう少し作曲的な手順を言うと

  • コードとメロディをさっくり作る(ピアノだけ)
  • ドラムとベースをつける
  • ギターを入れる
  • シンセ系を入れる
  • ミックス(音量合わせ)
  • ミックス(プラグイン使用)

こんな感じですが、ここまで記事を読んだ人はこの手順を見ても「ふーんUGさんはそういう感じなんだね」と鵜呑みにする人はいなくなっていると思います。これは私が今までの経験から得た現在の私にとっての最適の解であってこれと同じ必要はまったくないのです。

さいごに

手順においてもっとも重要なのは「終わりよければすべてよし」です。どんな手順を踏んでも出来上がったものがよければそれで良いのが音楽を作る世界の楽しみでもあり難しさでもあります。

「おすすめの手順」というものをしれば

  • 作曲迷子にならない(曲が速くかける)
  • 間違いを防げる

これらを回避できると思った人もいるかもしれませんが、一番大切なのは自分の手順を考え、更新し続けることがもっとも効果的な手順です。

誰かが言った手順で自分のクリエイティブな行為をしばる必要はまったくありません。自分らしさが溢れてあなだけの手順でいいのです。

ここまで読んでもう一度考えてみましょう。「なぜ手順が必要なのかということを…」

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