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作曲初心者のための上達勉強法!理論や耳コピは後回し!

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どうも!頭の中で描いている世界と形にして出てくギャップが大きすぎて凹んだりすることもあるUG(@96bit_music )です。

DTMを上達したいけれど、毎日同じところをグルグルと回っている気がする。どうすれば上達できるのか?こんな悩み持っていませんか?

上達する速度は人によって違いますが、なかにはすごい速さで成長している人をみかけます。「才能でしょ」なんて言葉で片付けてしまう人もいますが、才能なんてものは万に一つの事例です。そんなに神から与えられし能力をもった人が世の中にポンポンいてほしくありませんw

才能がない私たちはどうすれば上達できるのか?答えは適切なインプット&アウトプットです。

インプットは「したつもり」になっていることが多くここを間違えているといつまでも上達を実感できなくなります。

UG
  • 元ゲーム音楽屋(NintendoDSなど)
  • 作曲歴20年以上
  • DTM記事執筆500以上
  • ショートアニメ、CM、企業PV音楽を制作
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DTMはどれくらいで上達する?

上達の度合いは人それぞれです。非常に曖昧な言葉です。人によっては3ヶ月を」短期間という人もいれば、3年という人もいるでしょう

そして上達の実感もまた人それぞれです。機能わからなかったことを理解したことで上達を実感する人もいれば、より深い理解にたどり着いてはじめて上達を実感する人もいます。

また本人は上達した思っていても観測者(講師や師匠)の目からみて「上達というのはまだ早い」と思われるケースもあります。

ちなみに、音楽系専門学校では入学時に音楽ができない生徒も多いです。しかし、3年後には作編曲家になる人もいれば、まったく違う仕事に付く人もいます。

まったくの初心者であっても、3年後にはそういう可能性の世界もあります。ただ独りでその領域に到達するのは不可能ではありませんが、厳しい世界であるといことは理解しておく必要があります。

上達を実感するためにオススメの方法は理解ができない問題を書き出すことです。

耳コピや音楽理論も大切ですが、実は適切に聴くことができれば耳コピに匹敵するだけの力が身につきます。

例えば次のような形で書くのがおすすめです。

2022年9月27日

  • コード進行が理解できない
  • メロディが作れない
  • OZONEの使い方がわからない

問題を見えるかしておけば、あるときに「あーこんなことわからなかったんだなー」と上達を実感できます。

頭の中を「見える化」する感じですね!

適切なインプットとは

音楽でいうインプットとは必要な知識収集になります。一言で言えば「勉強」です。しかし、作曲初心者がいきなり音楽的な理論を勉強しろといっても、お手上げだと思います。

ここでは音楽を聴くというのがインプットになります。

音楽なんて聴いてるよ!という人はたくさんいますが、適切なインプットの視点でいう聴くとは作曲知識に関する聴き方になると思ってください。

好きな音楽だけを感情のままに聴くのではなく次の4つを感情に流されずに聴くことが重要です。

なぜ、そのメロディ

なぜ、そのコード

なぜ、そのリズム

なぜ、その音色なのか

多くの人は自分の音楽が好きな理由を具体的に説明はできません。しかし作曲をするうえでは具体的な言葉で自分の中に落とし込めないと再現ができません。

作曲は常に再現の繰り返しです。

以下の記事では聴くことの重要性を細かく解説しているので是非参考にしてください。

アウトプットする目的

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DTMにおけるアウトプットとは作曲です。まずは作るこれにまさるアウトプットをありません。しかしただ作るだけではアウトプットの質はあがりません。アウトプットの質をあげるためには誰かに聴いてもらうことが必要です。

人に聴いてもらうことで客観的な視点がもてます。自分の作ったものを誰かに聴いてもらっている瞬間は自分の曲なのに自分の曲ではないような一種の違和感が生まれます。このとき「あっ、ここの音はこうすればよかった。あっ!今の音は変だぞ!」と冷静に見つけることができるようになります。

SNS等に曲をアップすることでも良いのですが、できればリアルに聴いてもらうことの方が効果が高いです。なぜなら、リアルに比べるとSNS等では客観的な視点が持ちにくいです。自分の目の前で誰かがいるのといないのとではプレッシャーが異なります。

もちろん、SNSが駄目だという話ではありません。そもそも自分の作った曲をSNSにアップすること自体素晴らしい挑戦です。しかし、より速く成長したいのであればリアルな人に聞いてもらうのがおすすめです。

恥を捨ててスッポンポン!

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アウトプットすることで得られるのは客観的な視点だけではありません。それは恥です。作曲とはすっぽんぽんの自分をさらけ出すようなもんですから、人前ですっぽんぽんになるのは誰でも恥ずかしいです。

現実問題ではお巡りさんがやってきますがDTMではそんな心配はありませんからすぐにでも「恥を捨てる」べきです。

この恥をいち早く捨てることができるとDTMerはすごい速度で上達してきます。

例というにはあまりにもおこがましいですが、3ヶ月で100曲作るということに挑戦した宅録お母さんの曲はガチガチにオケを作り込んだものではありません。

宅録お母さんの凄さは本当にすごい人

しかし、そのメロディたるやプロが大絶賛するものです。もし宅録お母さんが「他の人と比べてオケできてないから、アップするのやめよう」なんて気持ちがあったら、3ヶ月100曲の目標到達は不可能です。

宅録お母さんは今自分にある能力を適切にアウトプットし続けました。今はSNSの世界からは退き風の噂では作曲を楽しまれているとのこと、トップスピードで上達をし続け風のように去っていった宅録お母さんを私はずっと尊敬しています。

間違いから学ぶことの大切さ

たとえコード進行が理論的に間違っていようが、変な音がなっていようがOKです。「楽曲のなかに今の自分を10%でも表現できている」と感じたらそれは速攻で公開してしまうべきでしょう。一度公開してしまえば「ウェルカムすっぽんぽんDTMer」です。意味が良くわからなくてもOKです。こういうのはノリでいいです。

完璧を求める必要はありません。そもそも完璧なるものは世の中に存在しません。「だからこそ完璧を求める必要があるんでしょ」という考え方も大切ではありますが、完璧を求め続ける結果誰にも聴いてもらわないのでいるのと10%を15%にするために誰かに聴いてもらうのと

どちらが早く成長できるかというとやはり後者です。

第三者の目ほど成長を加速させるものはありません。理由は自分の作品を客観的にとらえることは作曲するより何倍も難しいことです。

完璧を目指すのではなく自分の中の10%を15%に上げる方が簡単です。

できることを少し増やせばいいだけです。

これを100%に持っていこうと思えば、

何に手を付ければいいかすらわからないと思います。できることを増やすためにアウトプットそのために恥を捨てる、とてもシンプルな考え方です。

しったふりをする

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楽曲を公開するのと同時に、ブログなどで自分の知っている作曲知識などを公開することも大切です。「えーだって何も知らないし」という理由で書けないことを悩んでいる人たくさんいると思いますが、大丈夫です。

私も知りませんw

って書くと「ウソつけ!」と石ころがたくさん飛んできそうですが、私はすべて避けますw(何の話だw)

自分が勉強して身につけたり気がついたノウハウをブログにまとめることも当然アウトプットです。そこも「今の自分の10%が表現できればOK」という考え方ができれば

情報の正確性は必要ありません。

正確性より大切なのは解釈です。あなたがそれをどう捉えたか?ということがきちんと書かれている方がより伝わりやすくなります。そもそも情報の正しさは自分の立場によって大きく変わります。

音大の先生から見れば「ぷっ!こいつ知ったかしてるな」と思うかもしれませんが、音大の先生よりもっと上な人は世界中にやまほどいます。その人からみれば「お前も知ったかしてるぞ」となります。だから、今自分が感じたもの「これは自分の考えだな」と思えるものがあればどんどんアウトプットすればよい話なんです。ブログも音楽も表現芸術ですからね。

「こんなの書いたら馬鹿にされるんじゃない?」という恥の気持ちを捨ててしまえば、どんどん書くことができます。間違っていてもいいんです。しったふりをすればいいんです。

ただ、ここで注意したいのは結果的に間違っていたというのはいいですが「故意に嘘をつく」のはだめです。嘘をついたところで成長は望めませんから、

「間違ってる!」と指摘されれば訂正すればいいだけの話。たしかに間違いを指摘されて嬉しい気持ちにはならないかもしれませんが、

間違いを指摘されたことであなたがアウトプットしようとした

情報の精度が上がります。

より確実なものとして再度ブログなりSNSで投稿すれば良い話。

有名なブロガーさんだろうが、DTMerの人だろうが、何十という間違いを投稿して訂正(リテイク)して成長していっていまう。彼らが大きくなった理由は一つ「恥」を捨てていたから、恥を捨ててでも成長したい理由があったからです。

「今の努力は必ず実る!間違いない!」このように思えるのは素晴らしいです。多くの人がこのステージにたどり着く前にやめてしまいます。しかし、その努力は本当に努力でしょうか?単なる「がむしゃら」な状態ではないでしょうか?

もし、「がむしゃら」になっているだけなら一度冷静になることで今の努力の1/10でやりたいことができるようになる可能性があります。

上達を妨げるがむしゃらな行動

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がむしゃらとは「向こう見ずにむちゃくちゃに物事をするさま」という意味です。

いかにもすごい努力をしているように感じるかもしれませんが、がむしゃらになっているときは冷静な視点を失っていることが多いので、思ったより成長できません。そしてやっかいなのは「がむしゃらな状態」とは自分の努力に酔いしれいている「努力の自己陶酔」状態と言えます。

頑張ると一定の満足度を得られるので、苦しみにも意義を見いだせます。

ですが、「これだけやっていれば必ずうまく行く!」と何の根拠もない状態での努力を続けることになっていてもわかりません。もちろんその努力がすべて無駄ということではありません。努力のベクトルがあっていればがむしゃらに進むのは問題ありません。

しかし、努力のベクトルが間違っていたら間違った方向に全力で進むだけです。

道を見失うと今度は「我慢だ!今は我慢だ!」と我慢信仰がはじまりますが、この我慢信仰も1つ間違えると闇コースを突き

進む可能性があります。

正しいベクトルの見つけ方

客観的視点

自分が正しいかどうかは一人ではわかりません。そういうときに必要なのが第三者の客観的な意見です。友人知人、サークル、サロン、なんでも構いません、

話は少し変わりますが、フィギュアスケートなプロのアスリートには優秀なコーチがついています。技術だけで言えば現役の方がはるかにできるわけです。金面ダルをとるのもアスリート本人です。ですが、アスリート自分を客観的にみることができません。自分のすべての動きにすべての神経を集中しているからです。

しかしコーチは「最良の結果」のためにアスリートが気づいていない点を指摘できます。トップになればなるほど客観的視点はもつことが容易ではないのです。

コーチはアスリートが「ただがむしゃら」にしているのか「冷静な努力」をしているのかを見極め、アドバイスするのがコーチの役目です。

話を戻すと、私達は自分のやっていることを冷静に見ているようで全然冷静ではなく、がむしゃらになっていることの方が多いです。とくにミュージシャンやDTMerは他人からのアドバイスを純粋に受けいられる人は少ないです。

物作りとは自分との葛藤でもあり、作り出されものはある意味で自分の分身とも言えます。それに対して、アドバイスをされようものならば、「お前に俺の何がわかるんだ!」ってなってしまうのはみなさん一度や二度は経験したことがあるのではないでしょうか?

一人で頑張っている自分に酔いすぎて他人の声がうるさくて仕方ない。もちろん自分のことを思ってくれている人もいるのですが、がむしゃら状態を自分でやめようとしない。今振り返るともったいないことだらけです。みんな「あのときこうしていればもっと…」となるときに必ず誰かの影があります。

大切なのは他人の声から「自分の目標」を修正できる余裕を作っているか?です。このためには冷静な判断が必要であり、それには正しい目標を意識を持ちわせている必要があります。

その客観的視点をより精度の高いものにしてくれる考え方として「良い質問の仕方」が重要になります。

正しい目標

正しい目標とはかなり抽象的な表現ですが、自分今何をしたいのか?という最低限の願望です。大きすぎる目標を立てると飲み込まれてしまう人がいます。目標に飲み込まれるてやりたいことを失うのは本末転倒です。

ミュージシャンになりたい、プロの作曲家になりたい。こういう気持ちは良いですが、そのために今何をするべきなのか?今のままで大丈夫か?という視点を常に持ち合わせておくことで、ベクトルが間違った方向に向くのを防いでくれます。

これは独学者に多くおこる問題です。正しい目標は自分ひとりで見つけるのは難しいという前程を抑えておくと、失敗しても必要以上に落ち込まなくてすみます。

他人の声が間違っていたら??

アドバイスはしてほしいけど「それが間違っていたらどうしてくれんの?」という疑問を持っている人はかなり頭の良い人です。当然そうなることは多々あります。しかし勘違いをしてはいけないのは、それを選択して行動するのはあなたであるということです。

つまりそれが正しいかどうかはやってみないとわからないわけです。逆にやってみたからわかるということはたくさんあるわけです。

他人の声が間違っていると思ったら無理してやる必要はありません。「自分は冷静だ!がむしゃらになんかなっていない」と思うのであれば何も問題はないですし、誰からも非難される問題でもありません。

ただ、もし今の自分が迷っていて一人で解決できないのであれば、他人の声に自分の耳を傾ける勇気を持つのは悪いことではないと思います。

まとめ

何はともわれアウトプット!これにつきるものはありませんが思い切りが必要はなのは「恥」という感情捨てることこれさえ捨ててしまえば今まで「どうしてこんなものを大切にもっていたのだろう」と思うようになります。

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