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おすすめエレクトロドラムマシン音源4選

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DTMでの音楽制作において、ドラム音源の選択は極めて重要です。

特にEDMやエレクトロジャンルでは、ドラムのサウンドが楽曲全体の雰囲気を大きく左右します。

この記事では、Native InstrumentsのBattery 4、Arturia Spark 2、UVI BeatBox Anthology 2、Spectrasonics Stylus RMXなど、市場で人気のドラムマシン音源を詳細に比較し、それぞれの音源が提供するサウンドのクオリティ、操作性、サンプルの多様性について解説します。

UG
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ドラムマシン音源(ソフトシンセ)とは?

ドラム音源は主に2つです。

  • 生系のアコースティックドラム音源
  • リズムマシン系のエレクトロドラム音源

両者を兼ね備えているものもありますが、特化している音源に比べると機能が見劣りする部分があります。

ドラムマシン音源にはいくつかの呼び名がありますが、収録されている音色は基本似ているものが多いです。

用語説明
ドラムマシン音源昔流行ったハードウェアのドラムマシンをサンプリング(モデリング)したもの。
リズムマシン音源ドラムマシン音源と同様、リズムパターンを生成するためのサンプリング(モデリング)された音源。通常、ドラムマシン音源と同義で使われる。
VSTドラム音源VST(Virtual Studio Technology)規格のプラグインとして提供されるドラム音源。打ち込み用途に特化していることが多い。
ドラム・マシンVSTVST規格に準拠したドラムマシンのプラグイン。VSTドラム音源と同様の意味で使用される。
VST 生ドラム音源生のドラム録音をサンプリングした音源で、VSTプラグインとして提供される。生ドラムのリアルなサウンドをデジタル音楽制作で使用できる。
ソフトシンセソフトウェアによるシンセサイザー。ドラムマシンやリズムマシンも含む広範な音源や音色を生成するソフトウェアの総称。VSTなどのプラグイン形式で提供されることが多い。

リズムマシン音源の種類について

ドラム音源もソフトシンセと似ている部分があってドラム・マシンをサンプリングした(ドラムサンプラー)音源とドラム・マシンをモデリングした(モデリングドラム)音源に区別されます。

生ドラム音源であるBFDやSDやADなどはサンプリングされた(ドラムサンプラー)ものになります。そして基本ドラム・マシン音源もサンプリングになります。今回紹介する4つのドラム・マシン音源もドラムサンプラーとしての立ち位置になりますArturiaのSparkだけはモデリング技術も使っているハイブリッド形式です。

サンプリングハイブリッド
Native Instruments Battery4   ◯
UVI BEATBOX ANTHOLOGY 2   ◯
Spectrasonics   ◯
Arturia Spark   ◯

それではこれら4つのドラムマシンの特徴と使い勝手についてお話します。

Native Instruments Battery4

画像
容量4.6GB
エンジンサンプルプレイバック(PCM)
価格26,800円
特徴シンプルなGUIで初心者からプロまで扱えるリズムマシン音源です。サンプルのバリエーションの広さと高い操作性が売り

Arturia Spark 2 (Vintage Drum)

画像
容量非公開
エンジンハイブリッドタイプ
価格15,740円
特徴シンプルなGUIで初心者からプロまで扱えるリズムマシン音源です。サンプルのバリエーションの広さと高い操作性が売り

リズムマシンの概念を超えた究極のビートメイクリズムマシン音源高機能な音作りは他のリズムマシンとは次元が違います。

UVI BEATBOX ANTHOLOGY 2

画像
容量3.1GBの282キット
エンジンハイブリッドタイプ
価格18,360円
特徴ビンテージの質感をそのままに収録されたリズムマシン音源、音の芯が感じられる野太い音色が魅力

Spectrasonics Stylus RMX

画像
容量8GB(EXP時は15GB以上)
エンジンサンプルプレイバック(PCM)
価格32,000円
特徴ドラムループ専用音源の金字塔、隠し味的に使う複合ループはリズムアレンジの大定番

リズムマシンというよりはドラムループマシン音源という方が正確ですが、これも定番の音源です。

ドラムマシン音源CPU負荷

画像

Sparkはモデリングエンジンを積んでいるので多少負荷が高いですが、それ以外はほぼ負荷はありません。

リズムマシンの保存先のストレージは??

BFD3などの生ドラム音源は一つのキットが2GB近くになることもあるので、当然速いストレージ(SSD)があった方が、ロード時間の長さにいらいらすることなくストレスフリーな環境になります。一方、エレクトリックドラム・マシンのキットは何GBもの容量のキットは私が知りうる限り見かけません。全体の容量でもBFD3が150GB(圧縮時55GB)に対してドラムマシン音源は5GB程度です。

そして一つ一つの容量が小さいためHDDでもそれほどストレスを感じずにすみます。もちろん、SSDにすればそれなりの恩恵は受けられますが、「どうしてもSSD必要?」と言われたらなくても問題はありません。

まとめ

どれも個性にあふれているので一長一短はあります。Battery 4はKompleteバンドルを購入するとついてくるのでそこからリズムマシン音源に入る人も多いです。

個人的にしっかりと覚えたいのはSpak 2です。やはり音色の作り込み度が桁違いなので、触っていて面白いです。

みなさんも自分好みのドラムマシン音源を見つけてかっこいいリズムトラックを作ってください。

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