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Excite Audio Lifeline Consoleレビューかわいい見た目から出るヤバい音!

SSLやNEVEなどのサウンドと見た目を再現したチャンネルストリップもいいけれど、もっと見た目にもこだわったチャンネルストリップが欲しい。

そんな人にオススメなのがExcite Audio Lifeline Consoleです。見た目が可愛くておしゃれな雰囲気は今までのVSTプラグインとは違いますが、音は本格的で素材の良さを最大限まで引き出す5つのモジュールを使ってかんたんにかっこいい音が出来てしまいます。

SSL Native Channel strip2などのリアル雰囲気のプラグインが良いという人はちょっと騙されたと思って触ってみて!と言いたくなるほど、見た目以上に音が良いです。

メリット
デメリット
  • 自分だけのオリジナルコンソールが作れる
  • 使いやすいプリセット
  • 見た目がポップ
  • 負荷が軽い
  • GUIが多少操作しにくい
タップできる目次
UG
作編曲家(DTMブロガー)
作編曲家/DTMブロガー&講師 /テレビ番組/CM、映画、よさこい、ゲーム、などのBGM及び効果音を作成

Lifeline Consoleとは

メーカー/製品名Excite Audio/Lifeline Console
特徴Standaloneにも対応
5つのエフェクトモジュール
(プリアンプ、EQ、コンプレッサー、モジュレーション&ウェア)

15のユニークなアルゴリズム(243の異なる組み合わせ)
各モジュールのインタラクティブディスプレイ

モジュールごとの左/右および中央/サイド機能
ドラッグアンドドロップモジュラーワークフロー
スクロール可能でサイズ変更可能なUI

325プリセット
ゼロレイテンシー
システム要求マックOS
macOS 10.9以降(Catalina&Big Surを含む)。
プラグインフォーマット:VST、VST3、AU、AAX、スタンドアロン
互換性:64ビット互換のみ。

ウィンドウズ
Windows7以降
プラグインフォーマット:VST、VST3、AAX、スタンドアロン
バージョンv1.0.0(2022-05-26)
認証方式シリアル入力方式
インストール容量312.2MB
マニュアルの有無なし
価格9,664円→6,863円
備考トライアル版あり

Lifeline ConsoleはExcite Audioによって作られたカスタムコンソールプラグインです。プリアンプの歪みや挙動、イコライザーカーブの特性、コンプの種類、(テープ、レコード、カセット)のゆらぎと状態などを細かく調整することで、世界でたった1つのオリジナルコンソールを作り出すことができるプラグインです。

使ってみた感想としては、元の素材がよいものはそのポテンシャルを最大限まで引き上げ、そうでない音でもより聴かせられる音質にもっていくことができるプラグインです。

多少GUI(インターフェイス画面)に扱いにくい面も見られますが、それは今後アップデートされていくと思います。

Lifeline Consoleのレビュー

音質4
機能性(オリジナル性)4
操作性(使いやすさ)3.5
安定性(CPU負荷)4
価格(購入のしやすさ)4
総合評価3.8
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音質

4

音質は解像度が高くローエンドのウォームさも魅力です。ドラム、ボーカル、ベース、ギターなど素材を選びません。

プリセット数も325と多すぎずどれもしっかりと作り込まれている印象があります。

そのプリセットの中で個人的に気になったベスト3がこちらです!

1位 DRM 60s Drum

60Sなんていうので「いかにも音汚しました系かな?」と思っていたのですが、汚しは程々にドラムの重心をしっかりと支えきるローエンドと抜けの良い高域、ですが決して無理にブーストしたような感じもないナチュラルな質感です。

Drum Dry
DRM 60’S Drum

60s Drumは質感としてノイズが加えられていますが不要の場合はWEARでノイズパラメーターを下げれば消すことが可能です。

2位 BS Rounded-Out

ベースのプリセットですが、ローエンドのふくよかさがとても気持ちよくベースの存在感を無理なく上げてくれます。

Bass Dry
BS Rounded-Out

ドラムとベースをミックスしてDryの状態とエフェクトをONにしたWetの状態を比較してみます。

Drum Bass Dry
Drum Bass Wet

ノイズが気になったのでWEARのノイズは下げています。全体的にまとまりがありながらも、アナログ感あふれるミックスサウンドになります。

3位 BUS MPC Sample

リズムマシンのMPC風のローファイサウンドを作ることができます。ほどよい劣化具合が使いやすく、メインのビートに使うもよし、レイヤーサウンドに使うもよしです。ここからコンプでもう少し追い込むと90年代に流行ったサンプリングCDnoパツパツローファイコンプっぽい音も作れます。

MPC Dry
MPC Wet

個人的にはドラム音源のクリーンすぎるアンビエンスに使ってそこにリバーブを少しかけてやると勢いのあるガレージ感が作れます。

これ以外にもMix Bus GlueやNY Drumsなどが使いやすい印象がありました。プリセットにはお気に入りボタンがあるので登録すれば

機能性

4

Lifeline Consoleは5つのモジュールからなります。

画像

PREは3つのプリアンプを搭載していてBright Warm Darkの3つの音質を得ることができます。

これらは通すだけでも音が変わります。

Lifeline ConsoleのPREは割と歪みにくいのか、Brightに至ってはドライブを12dB上げたところで大きく歪み始めます。なのでどのキャラクターも大き歪ませることなく心地よい音質変化が得られるので音作りがしやすいように思いました。

画像

イコライザーは一般的な4ポイントタイプのパラメトリック・タイプになります。ここではGainとVintageとDirtyの3つをイコライザーカーブの特性を選択できます。

Vintageはカーブが緩やかになるためイコライザーのかかり具合が良い身で甘くなるので音の調整幅が広くなります。Dirtyはカーブ特性はGainと近いのですがカットしていない帯域を6dB程度ブーストしています。

画像

コンプレッサーにはAnalogueとTransparentとVariableの3つのタイプが搭載されています。

既存のコンプ
Analogue1176系FETタイプ
TransparentDAW付属タイプ色付けがないデジタル系コンプ
VariableVariable MuMU管と呼ばれる真空管をリダクション回路に使用したタイプ

音質的な違いとしてはTransParetのトランジットが際立っているというかかなりパツーンとくる感じなので、アタックタイムの設定はシビアにするべきだと感じます。

Analoge
Transparent
Variable

VariableはMUらしい圧縮感がありますが、今回の例ではコンプをかなり深くかけているので、MUらしさを出すのであれば、スレッショルドは浅くする方がオススメです。

Lifeline Consoleのある意味で重要なファクターとなるのがMODとWEARです。MODはtapeとVinylとCassetteの揺れの度合いを調整し、WEARでは使用年数による劣化具合による音質変化とノイズ量を調整します。

何気にこの2つの機能がLifeline Consoleの中でCPUリソースを多く消費します。

WEARでの音質変化を確認してみます。

WEAR TAPE
WEAR Vinyl
WEAR Cassette

Vinylに関してはかなり音を削っている感がありますが、TAPEとCassetteに関しては好みな音の劣化具合と太り方があります。MIXでバランスを整えることできれいすぎると音を馴染みやすい音質に変化させてくれるので以外に重宝しそうな予感です。

画像

個人的にユニークだと思ったのがINPUTとOUTPUTのバランスです。izotopeのおにぎりリバーブを彷彿とさせる三角形のインターフェイスにはDRYとCLEAN,VINTAGEの音質を好みのバランスで調整できる機能があります。

Vintageにすると30Hzくらいのローエンドが持ち上がるのでEDM系のキックやベースをさらに強調させることも可能です。

CLEANに関しては2kHz以上をなだらかに下げる感じになります。これらをうまくミックスすることでよりきめ細やかな音作りができます。

操作性

3

個人的にモダンな雰囲気のモジュール画面は見ていて気持ちがよく、おしゃれな気持ちにさせてくれます。

実機元の画面をリアルに表示するものいいですが、モダンな雰囲気でありながらも音が良い、今後はこういうモジュールタイプのエフェクトが増えてくるのかもしれません。

ウィンドウを大きくするなどの最近によく見られる機能やオーソライズなどの方法もシンプルなので使いやすいエフェクトプラグインではありますが、1つだけ残念なのがモジュールを大開にすると一番右端のモジュールが操作できなくなります。

これはすぐに開発の方に改善要求を出しています。この仕様は正直なところいただけません。音が良いだけにこのような操作性になっているのは残念です。

画像

プリセットに関してはユーザーフォルダの中にイニシャライズパッチがあるのでプリセットを初期化したいときに便利です。

ただあえて言うならば、PREやEQなどのモジュール内で変化させたパラメーターをフラットにできる機能があればより操作性がよくなるように思いました。

安定性

4

オーディオファイルにLifeline ConsoleのプリセットDRM 60’s Drumsを選んだ場合のCPU負荷になります。

各モジュールでCPUの負荷がどれくらい違うのかを試してみたところ、一番負荷が高いのはWEARそして次に高いのがMODでした。おそらくテープやレコードの挙動系の再現に多くのCPUリソースを必要としているのだと思われます。

価格

4

メーカー希望価格は9,664円それがイントロセールで6,863円です。5つのモジュールがあって、面白い音の作り込みができるので、SSLや他のハイクオリティなプリアンププラグインを持っている人でも、ギリギリ汚し系としてもっておくと音の幅が広がるのでオススメです。

まとめ

音質4
機能性(オリジナル性)4
操作性(使いやすさ)3.5
安定性(CPU負荷)4
価格(購入のしやすさ)4
総合評価3.8
リンククリックで読みたい内容の箇所に飛ぶことができます!
メリット
デメリット
  • 自分だけのオリジナルコンソールが作れる
  • 使いやすいプリセット
  • 見た目がポップ
  • 負荷が軽い
  • GUIが多少操作しにくい

この見た目にキュンと来た人は買いです。他にはないこのGUIはテンションが上がります。そして出てくる音は使いやすくそして自由に追い込んで行けるのでポテンシャルはかなり高いです。

見た目の可愛さと出音の押しの強さは癖になります!

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