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KORG wavestate native レビュー 千変万化のシーケンスソフトシンセ

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音楽制作の世界では、オリジナリティが王道です。しかし、そのオリジナリティを追求する過程で、多くのDTM初心者から中級者は壁にぶつかります。一般的なソフトウェアシンセサイザーは多くのプリセットやサンプルを提供していますが、それらはすでに何千、何万人ものプロデューサーに使われています。結果として、独自性を求めるあなたが出会うのは、他の多くの楽曲と同じ「一般的な」音色ばかり。そこで、どうすれば自分だけの音楽を作れるのか?その答えが、KORG wavestate nativeです。

wavestate nativeは、伝説のシンセサイザー、WavestationのDNAを受け継ぎつつ、現代の音楽制作ニーズに応えるために一から設計されました。

このソフトシンセは、Wave Sequencing 2.0という革新的なシンセシス・エンジンを搭載。各音色パラメーターを細かくコントロールできる「レーン」システムを導入しており、これによって驚異的で千変万化のサウンドを、わかりやすいコントロールで実現します。さらに、4つのレイヤーを自在に組み合わせることで、他のソフトシンセでは到底出せないような複雑でリッチな音色を作り出すことが可能です。

価格は高めですが、その価値は十分にあります。wavestate nativeは、あなたが求める独自性と高度な音作りの要求をしっかりと満たしてくれるでしょう。このソフトウェアがあれば、もう他のプロデューサーと同じ音になる心配はありません。wavestate nativeで、あなただけの音楽世界を築きましょう。

UG
  • 元ゲーム音楽屋(NintendoDSなど)
  • 作曲歴20年以上
  • DTM記事執筆500以上
  • ショートアニメ、CM、企業PV音楽を制作
  • 詳しいプロフィール
タップできる目次

KORG wavestate native 概要

メーカーKORG
製品名wavestate native
特徴ウェーブ シーケンス 2.0
広範なモジュレーション
ギガバイトのサンプル
MS-20 や Polysix などのモデル化されたフィルター
64ステレオボイス
ベクトル制御付き 4 レイヤー
14の同時エフェクト
セットリストとスムーズなサウンドトランジション
ランダム化
カリフォルニアのコルグR&Dによって設計
wavestate と wavestate ネイティブ間のパッチ交換
システムマック
Mac OS X 10.14 Mojave以降(最新アップデート)
Intel Core i5以上(Core i7以上推奨)(
Apple Silicon Native対応)
8 GB RAM (16 GB 以上を推奨)
8 GB の空きディスク容量 (SSD を推奨)
AU、VST、VST3、AAX (64 ビットプラグインのみサポート)

パソコン
Windows 10 64bit以降(最新アップデート)
Intel Core i5以上(Core i7以上推奨)
8 GB RAM (16 GB 以上を推奨)
8 GB の空きディスク容量 (SSD を推奨)
VST、VST3、AAX (64 ビット プラグインのみサポート)
バージョンv1.2.0(2023-10-13)
認証方式シリアル認証(アプリ管理)
認証数表記なし
容量318.8MB
マニュアル日本語
価格218.90ドル
備考体験版あり

wavestate nativeはコルグによって開発されたシンセシス・エンジンで、Wave Sequencing 2.0をフィーチャーしています。このエンジンは、各パラメーターを「レーン」として独立させ、ダイナミックな音作りを可能にします。ベロシティ、LFO、エンベロープなどを用いて、各レーンのパラメーターをモジュレーションできます。また、MS-20ローパス・フィルターやPolysixローパス・フィルターなど、多様なフィルターが用意されています。

モジュレーションは非常に高度で、4000以上のモジュレーション・デスティネーションがあります。Mod Knobsを使用して、マクロレベルでのサウンドコントロールも可能です。エフェクトとアルペジエーターも各レイヤーに設定でき、高度なサウンドデザインが可能です。

wavestate nativeはハードウェアのwavestateシンセサイザーと完全に互換性があり、DAWやハードウェア間でシームレスに音を交換できます。プリセットとランダム化機能も充実しており、250以上のファクトリー・パフォーマンスが搭載されています。このシステムは、リッチで複雑なサウンドデザインを可能にする多機能なツールです。

KORG wavestate native レビュー

音質3.5
機能性(オリジナル性)4.5
操作性(使いやすさ)3
安定性(CPU負荷)3
価格2.5
総合評価3.3

音質

3.5

wavestate nativeの音質は、驚異的な多様性と変化に富んだ特性を持っています。ウェーブ・シーケンシング2.0の採用により、濃密でリッチなパッド系サウンドから、リズミカルでダイナミックなリズム系サウンドまで、非常に幅広い音色を生成することが可能です。さらに、モジュラー・シンセやグルーヴ・ボックス、アルゴリズミックな作曲法といった多様な音楽制作手法にも対応しており、その多様性は音作りの幅を大いに広げます。

このような音質は、新世代のミュージシャンやプロデューサー、サウンドデザイナーに特にフィットするでしょう。特に、多様な音楽スタイルや制作環境に柔軟に適応したいと考えているユーザーには、wavestate nativeの高度な音質と多様性が大いに役立つはずです。また、ステージパフォーマンスからスタジオ作業、デスクトップ環境での制作まで、その用途は非常に広いため、多様なニーズに応えられるでしょう。

音色的にはレイヤー4つそれぞれにシーケンスを組めるメリットが大きいので、リズミカルに変化するシーケンス的なものが多く、かんたんに世界観を作り出すのには向いているように思います。

音質的にはすでにリリースしているソフトシンセのTRITONやそれ以降のKORGのPCM音源の雰囲気があるのでPCM音源好きには好まれる質感です。

シーケンス以外にも、わりと重厚感のあるブラスやストリングス、ピアノもあるので、色々なジャンルにフィットさせることもできます。

以下の曲は8トラックをwavestate native を使用して作った曲です。

世界観の構築がかんたんにできる音色が多いので、指一本でそれなりにできてしまうのが便利ですね。

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機能性

4.5

4レイヤーによるマルチティンバーと独自のWAV読み込める

wavestate nativeは、KORG WAVESTATIONの進化形として、4レイヤーでベクターコントロールが可能です。ウェーブシーケンスも2.0に進化しており、より複雑な音を作成することができます。ランダムモードも搭載されており、サンプルやシーケンスをランダムにすることができます。また、自分でWAVのマルチサンプルも追加できるため、サンプラーとしても活用できます。

ランダマイズが細かく設定できる

wavestate nativeにはランダマイズ機能が搭載されています。これはボタンひとつで新しい音色を自動で作り出してくれる便利な機能です。

画像
わかりやすい表示にするために画像は編集しています。

ランダマイズ機能はそれほど目新しい機能ではありませんが、wavestate nativeでは各パラメーターに特化してランダマイズすることが可能なので、全体が変わりすぎることがない程度に新しい音色を作りだしてくれます。

音色作りがわからない。新しい音色が欲しいけれど、特定のパラメーターは変化せずに新しい要素が欲しい場合などにオススメできる機能です。

アップデートをすぐに知らせてくれる

wavestate nativeではアップデートがリリースされるとすぐに知らせてくれます。

画像

このあたりのスピーディなアップデート表示はユーザーにとって嬉しいところだと思います。

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操作性

3

サイズ変更が特定の画面からしかできない

wavestate nativeにはGUIのサイズが変更できる機能があります。ただ、このサイズ変更はメイン画面でしか調整ができません。

プリセット一覧画面からプリセットを選択する場合「文字が小さい!」と感じても、一旦、メイン画面に戻らないといけないのは少し手間だと感じました。

しかし、それほど頻繁にGUIのサイズを変更することはないので、ベストな大きさで決めてしまえばそれほど問題にはならないように思います。

あと、やはり、一般的なソフトシンセとは少し経路の違うGUIなので、操作になれるまではそれなりに時間がかかってしまう可能性があります。

奥深く、唯一無二的なソフトシンセであるたために、このあたりは仕方ないのかもしれません。

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安定性

3

CPU負荷はそれなり、CPU負荷逃しがある程度有効

デモで作った8トラックのwavestate nativeのCPU負荷が以下の画像です。

画像

レイヤー4つにそれぞれシーケンスを細かく設定できるためやはりそれなりの負荷があります。そのため他のソフトシンセや負荷の高いエフェクトプラグインと併用するときには注意が必要です。

CPU負荷逃しをするとシングルにかかる負荷を軽減できます。

画像
CPU負荷逃しとは?

音源が刺さっていないトラックを選択することでシングルCPUの負荷がマルチコアに分散されることを「CPU負荷逃し」と私が勝手に命名しています。

画像

CPU負荷を効率化させより多くのプラグインを動作させる方法について詳しく知りたい方は以下の記事が参考になります。

CPU負荷計測環境

パソコン  Macmini2018

CPU  Corei7(i7-8700B)6コア 

HT使用時12コア 3.2GHz/ターボブースト(TB)使用時4.6GHz

メモリ 32GB

システム OS12.6.1 Monterey

Audio/IF Focusrite RED 8PRE

バッファー 256

DAW   LogicPro10.7.7

48kHz/24bit

再生ストレージ SSD

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価格

2.5

wavestate nativeの価格は218.90ドルです。すべてのKORGソフトシンセに言えるのは、非常に高価であるということ、しかし、このソフトシンセでしかアプローチできない音色作りがあるため、使いこなせるとオリジナリティを確保できます。また価格が高いということは多くの人がすぐには手を出せないため、先行して使い込むチャンスがあるとも言えます。

もちろん価格が安いに越したことはありませんが、似たような製品で誰もが手をだせる製品が多い中で、KORGブランドの価値を理解できるのであれば、決して高すぎるという印象はないと感じる製品です。

PluginBoutiqueで購入すると月替りプラグインが無料でもらえます。無料と行っても100ドル相当に売っているプラグインがもらえるのでかなりお得です。

7月の購入者特典は

AudioThing Frostbite 2またはNewfangled Audioのどちらかを選択できます!

画像
注意点
  • Rent To Own プランは、無料トランザクション ギフトの対象外
  • Plugin Boutique アカウントが登録されていることを確認してください。アカウントをお持ちでない場合は、 こちらから作成できます。
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PluginBoutiqueでの具体的な購入方法はこちらの記事が参考になります!

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まとめ

音質3.5
機能性(オリジナル性)4.5
操作性(使いやすさ)3
安定性(CPU負荷)3
価格2.5
総合評価3.3

wavestate nativeはユニークで奥深いソフトシンセです。KORG特有のPCM音源の質感と4つのレイヤーをシーケンスで管理できる音作りは本当に面白く、触り込んでしまいます。ただ、アナログソフトシンセのようなGUIに慣れている人はwavestate nativeの機能面を理解するのに時間がかかるかもしれません。

音質:KORG特有のPCMサウンドとウェーブーシーケンス機能による音色で世界観のある音が満載

機能性:レイヤー4つにシーケンス機能やモジュレーション機能が搭載されているため、複雑に変化する音色を作れる

操作性:一般的なアナログソフトシンセ的なGUIではないため、少し複雑に見える。GUIのサイズがメイン画面でしか変更できない

安定性:CPU負荷はそれなりに高い。CPU負荷逃しでシングルへの負荷を軽減できる

価格:218ドル、決して安くはないけれど、KORGブランドの価値と誰でもが手を出さないところに先行者的な意味を見いだせるならば買い

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