テープエミュに迷ったらSoftubeのtapeをオススメする5つの理由

どうもUGです。

みなさんテープエミュ持ってますか?

テープエミュレーターとはテープに録音したときの質感を楽曲に与えるものです。

その効果とは

 

アナログ感

揺れ

自然なサチュレーション

コンプレッション

テンションが上がるGUI

 

これが俗に言う「暖かみ」のある音と言われています。

 

DAWは何か冷たい感じがしたり、一つの一つの音が抜けすぎてミックスがなじまない

こいういう悩みの解決に一役買ってくれるかもしれないプラグインがテープエミュです。

 

いろんなメーカーからテープエミュは出ていますが、私がおすすめするのは

Softubeのテープエミュレーター「Tape」です。名前に何のひねりもありませんが

音はかなりいい感じです。

 

今日はテープエミュに迷ったらsoftubeの「Tape」にすることをおすすめする

3つの理由を書いてみたいと思います。

なぜテープエミュレータが求められるのか?

きれいすぎる音楽にはゆとりがないからだと思います。

昨今のDAWは音が非常に綺麗でノイズがありません。

 

以下にノイズを減らすか?という問題が

いかに「音楽的なノイズを入れるか?」という問題になったのは

なんとも皮肉な話ですが、それらが、人間の耳には心地よく感じることは

もはや否定されるべきところではなくなっています。

 

しかしテープエミュと言っても各メーカーにより音のバリエーションは様々です。

 

テープエミュを使う前に大切なこと

デジタル=音が冷たい

アナログ=音が暖かい

だからテープエミュが必要という前に

それがなくても成立できるようなアレンジや音作り

演奏レベルに打ち込み技術を磨き上げる必要があります。

そこで初めて機材レベルの「暖かさ」を加えることでより

音楽的なサウンドに仕上げられるのが「テープエミュ」です。

 

テープエミュを使うことで得られる「暖かみ」が本当にほしい理由は

作った曲を聞いてもらった人が「めっちゃいいですね!」「感動しました」

と心底喜んでくれるためのものであるべきです。

普段は100%の人がそうやって喜んでくれるのが「テープエミュ」を使うことで

150%にすることができる。

もしいま自分の曲を聞いて「50%」の人しか喜んでくれない状態で

テープエミュを使っても80%にも届かないでしょう。

 

テープエミュの選び方

実機の音を知っている人からすればホンモノの音の代わりになるかどうかが基準になります。

しかし、多くのDTMerはテープマシンの実機の音は知らないと思います。

 

つまりホンモノをしらない人は「ホンモノ」をいくらプッシュされても

そこに満足できるほどの音色を得られるかどうかで選択肢は変わります。

 

では何を基準に選ぶのか?ですが、

テープらしさより純粋に「音がよくなった」と感じるものを選ぶのが良いでしょう。

そこは主観の世界でもあるので「自分がよければそれで良し!」という覚悟を持って

選ぶことをオススメします。

 

でないとちょっと知っている人から「そのプラグイン駄目だよね」なんて言われたら

DTMのモチベーション下がってしまいますからね。

作った音楽も同じで自分が良いと思ったものには自信を持って接しましょうw

自然なテープコンプレッション

テープエミュに求める機能として有名なのは

「テープコンプ」です。この通常のコンプでは得られない独特のコンプ感も

テープエミュを求めるポイントになります。

 

Tapeは音のフォーカスを絞ってそれを出来る限りずらさないで前に出してくるような印象です。

とは言っても音の明瞭度が上がるのではなく、僅かなテープサチュと重心のポイントを維持しながら

前に出てくる感じなのが好印象でした。

 

またTapeはテープ時代のエミュレーションとテープ速度における音の変化がユニークです

カラーとアマウントとTapespeedでかなり音質の変化を楽しむことができます。

というわけでまずは聴き比べてみましょう。

何もかけていないBFD3で作ったドラムループにテープエミュをかけていきます。

4小節おきにA→B→C→Bと変更しました。

個人的には粘りのあるBが一番好みでした。

パラメーターの設定は

アマウント8

TAPESPEED15(画像は30になっていますが音源は15です)

インプットはMAXの+12db

アウトプットは-7.8db

 

効果を実感しやすいようにちょっとツッコミ気味にしていますが、

もう少しパラメーターをあげることでもっとわかりやすい効果も得られます。

 

音の傾向としては全体的に若干ワイドになるような感じがします。

KushのMODEL458Aの広がりと似ている部分があるように思います。

音の重心が気持ちよく下がる

テープエミュに求めるの要素として「サチュレーション」が挙げられます。

これは一種の歪みなんですが、エフェクターのオーバードライブとは違って

自然に歪みます。これは「飽和」という言葉に置き換えられたりします。

この飽和感を求めてテープエミュを使うひとが多いので、

 

どれくらいテープらしく歪ませることができているか?を

テープエミュに求める人も多いです。

 

しかし私はテープエミュによる全体の飽和感も好きですが、

重心が下がるところに魅力があるように思います。

学生時代にテープを使った音を聴いたことがあるのですが、

当時の私の耳では細かいところまでわからなかったのですが、

「重心が下がった」という印象は受けました。

 

Softubeの「Tape」ではかなり歪ませることができるのは当然ながら

Crosstalkを使うことでかなり気持ちよく重心を下げることができます。

 

今回も4小節毎に右に回しきった状態とそうでない(左に回しきった状態)を聴き比べします。

パラメーターは先程と同じですがテープタイプはBにしています。

 

聴いてみるとわかりますが、えげつないフロア感のあるキックになりますw

サブハーモニックみたいなかかり方をしますw

 

このCrosstalkは機能はStudioOne専用の機能です。

StudioOneのMix Engine FXに追加することでTape Multitrackとして使うことができます。

昔のミキサーコンソールはとなりのトラックの音が漏れることで

音同士が混ざってしまうことがありました。当時としてはあまりよろしくない機能でしたが、

最近ではそれも一つの「個性」として扱われるようになり、

StudioOneでは率先してそのCrosstalk機能が取り上げられています。

 

なので他のDAWではそのようなCrosstalkを使うことはできませんが、

何故かCrosstalk機能を使うことで40hz〜60hzにサチュレーションがかかり

低域が歪むことなく膨らんでくれるので、とても自然に音の重心を下げることができます。

 

他のテーププラグインはいかにもEQで低音をあげた感じがします。

超低域はEQでやるよりサチュレーションで音を作った方がイメージ通りに行くことが多いです。

私がオススメするサチュレーション「WavesFactory Spectre」で低音をつついてやると

似た感じになります。

低音を増強させるならば、サブハーモニジェネレーションを等を使えばいいのでは?

と思うかもしれませんが、サブハーモニックは音によってうまくはまらない事もあります。

そして、今回のテストで「Little Foot」を使ってサブハーモニックを与えてみましたが、

やはりTpaeのCross Talkを持ち上げたような感じにはなりませんでした。

 

次に今回Tapeと比較するために色々なメーカーのテープエミュと比較してみました。

T-RackS Tape Machine Collection

価格20,190円(税込)

2019年6月30日までは約50%OFFの11,870円(税込)

4小節毎に

Tpae Machine99→Tape Machine24→Tape Machine80→Tape Machine440にしています。

パラメーターの設定は

インプット+12db

テープタイプ456

テープスピード15

アウトプット-10db

です。

RECORDとPLAYのEQはデフォルトのままです。

 

バイパスの切り替えが上手く行かずにちょっと切替時にノイズがのってしまいます(m(_ _)m)

 

T-RackS Tape Machine CollectionはTapeと比べてなかなか歪みませんw

全体に太らせたと印象を受けます。

音も真ん中に少しよったような感じもします。

優しい飽和感とレンジの縮小なのか音に良い意味で勢いが生まれた気がします。

 

質感の好みは分かれるところだと思います。

 

Tapeと比べると大きな質感変化はあまり感じません。

この微妙な変化が逆にプロなどには高く評価されているのかもしれません。

個人的にはTapeMachine80の音質が一番好みでした。

 

気になる点

Tape Machine Collectionを192KHz環境で使用するとメーターが振り切れてしまいます。

当方のLogicだけの環境によるものかどうなのかわかりませんが、

192KHzで使うことを考えている人は注意が必要かもしれません。

ここは分かり次第追記させていただきます。

 

 

PSP Audio Vintage Warmer2

created by Rinker
¥20,952 (2019/09/05 10:53:31時点 楽天市場調べ-詳細)

昔からあるアナログサウンド有名なPSP Audio Vintagewarmer2は

基本的にテープエミュというわけではありませんが、

歪みの作り方はテープエミュを模倣しているとのことです。

 

非常に荒々しいサウンドで独特の飽和感があります。

これも一時代を築き未だに使い続ける人が多いプラグインです。

パラメーターの設定はDriveをプラス6db

アウトプットは-10db

Kneeの設定は50です。

 

このKneeの設定でかかり方がまったく違うので

他のコンプでもKneeの設定を試してみると面白いですよ。

最初の4小節はオフ(かけていない状態)

次の8小節をVintage Warmer2をかけた状態

最後の4小節をまたオフにしています。

 

きれいに作るのではあえて汚すことを目的とするならば

荒々しい歪と飽和感はまだまだ使えると思います。

Nomad factory Magnetic2

価格13,400円

複数のテープエミュを切り替えることができ、

Tapeエミュの先駆者的な立ち位置のNomad factoryのMagneticは当時すごい新鮮でしたが

今聞くとそれなりに時代を感じる音ですw

中低域のコンプレッション感がかなり際立っているように思います。

今聞くと効果をわかりやすくするためにわざとらしく上げたようにも聞こえます。

Vintage Warmerと同じように

最初の4小節はオフ

次の8小節をかけた状態

最後の4小節をまたオフにしています。

 

パラメーターの設定は

GAIN BOOSTは+8db

OUT CELLINGは-4db(本当はここはボリュームではないのですがボリューム的な使い方をしてしまっています)

TAPEカラーのパラメーターは

Warm 0db

Focus 0db

REEL SPEED(TAPE SPEED)は15

SATURATION TYPEは Tapeで49

TAPE COLORはModernで25

タイプはATR-102を選択しています。

 

それでもどうして質感はかなり頑張っていると思います。

やはり一時代を築いただけはあるテープサウンドの完成形を強く求めたプラグインだとは思います。

Ozone8 Vintage Tape

Ozone8のユニットを単品で使えるのはADVANCEシリーズのみ

通常価格:¥41,800(税抜)がサウンドハウスで¥29,800(税抜)

 

面白かったのはOzone8のテープエミュ「Vintage Tape」です

あまり期待していなかったのですが、他のプラグインを効きながら

設定を追い込むことでそれらしい音を出すことができそうです。

良くも悪くもIzotoneの音ですが、正直なところ「これでいいやん?」と思える部分もあります。

パラメーターの設定

TAPE SPEED 15

インプットドライブ 7.8db

Bias -4.0

Harmonics2.6

Low Emphasis 7.3

High Emphasis7.3

こちらもvitage WarmerやMAGNETIC2と同じいパターンで切り替えています。

 

Tapeが明瞭度を保つことでクリアさを武器にしているのに対して

それ以外はテープ特有のサチュレーションと曇った感じをメインとする音作りをされています。

誤解しててほしくないのはTape以外が悪いのではなくSoftubeとの音の作り方のコンセプトが違うためだと思います。

Softubeはセールが狙い目

もともとsoftubeのプラグインは値段が高いです。

その中でもわりかしリーズナブルな金額で売られていますが、

通常10,742円がセールで45%オフの5,317円で売られています。

みんな大好きPLUGIN BOUTIQUE↓

W.A Production Chord Generator from Plugin Boutique.com

そして今ならば定価12,000円の残響成分を軽減できるProximityEQがついてきます。

おまけの方が高いってどういうことなんでしょうねw

ブラックフライデーなどには33ドルまで下がったことがあるので、

「今すぐはいらないけどブラックフライデーで狙ってみる」というのはありかもしれません。

(セールが来るとは限りませんがw)

 

waveのテープエミュは今回試してはいませんが、以前使っていたとき

確かに使いやすい印象が残っています。またセールをやってい29ドルになっているので

お買い得感はありますが、自然なテープコンプ感と重心の下がり方は

Tapeの方が圧倒的に良く出来ている感じがします。

CPU負荷が少ない

テープエミュはそれほど負荷が高くないと思いますが、

Tapeの負荷はわりかし少ない傾向にあります。

 

「Tape」はそういう技術ではないので負荷は少ないですし

studioOneのトラックに挿してコンソールのように使うことを目的としているので本当に軽いです。

 

Tape Machine Collectionの負荷は多少高めの傾向にあるのは

IK独自の技術ダイナミック・コンヴォリューション・エンジンのせいだと思います。

 

詳しい説明は省いたとしてとにかく

「すごーいややこしい機能をプログラムレベルで再現できる」という機能です。

 

コンボリューション系は(リバーブやキャビネットエミュ)

やはりそれなりのCPU負荷を必要とします。

 

このことからT-RackS Tape Machine Collectionは主にマスタリング用に使うのは良いと思います。

Taple

Tape Machine Collection

Vintage warmer

Magnetic2

Vintage tape

Vintage Tape自体に負荷はないのですが、Machine Collectionと同じく

バイパスの切り替えがスムーズではありません。

特別機能

tapeにはテープストップ機能があるので独特の音の止まり方と始まり方を再現できます。

ちょっとしたエフェクティブなSEを作ることもできます。

テープエミュの使い方の注意

テープエミュの飽和感は使い方次第で諸刃の剣になります。

メタル系のようなギターが歪みまくっているようなサウンドは元々飽和している状態とも言えます。

なので、何でもかんでもさせば「音に暖かみがでる」という考えで使用すると

息苦しいだけのサウンドになります。

ただ指すだけで音がよくなる魔法のプラグイン的な解釈ではなく、

なぜ自分はテープサウンドを求めたのか?

その本質を常に追い求めることでテープエミュの価値を何倍にも引き上げてくれることでしょう。

さいごに

テープエミュには色々と個性があって面白いものが多いです。

比較したテープエミュが劣っているのではなくあくまで個性の違いの部分を楽しむのが良いと思います。

 

その中でTapeはある意味個性がないようにも見受けられるかもしれませんが、

使い込んでみるとついつい指してしまいたくなる音質をもっています。

 

余談ではありますがテープエミュを使うときは

WaveのNLSやSlatedigitalのVCCチャンネルといった

ミキサーのヘッドアンプをエミュレートしたプラグインと併用することで

よりテープの質感が楽しめるような気がします。

 

良い録音状態のものにはシンセとは違ったかかり方を楽しめるのかもしれません。

 

 

私の個人的な使い方は

Neutron3で音作りをしたさいごにテープエミュで独特の飽和感を与えることで

音のまとまりが良くなって気に入っています。

Neutronはきれいになりすぎてどこか味気ない部分があるのでそれを補ってやる感じです。

 

今回はドラムのマスターに指すだけの実験でしたが、

テープのゆらぎを使ってコーラスのような効果も作れるので、

ギターやアコギにもあいそうです。

 

みなさんはどのテープエミュが気に入りましたか?

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