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Tube-Tech Compressor Collection レビュー LA 2Aにはないハイファイサウンドが魅力!

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UG(@96bit_music )です。

ボーカルやストリングスなどのトラックを埋もれさせずに自然に大きくしたい!と思いませんか?そのような場合に有効なのが光学式コンプレッサープラグインです。

しかし、光学式コンプレッサーと言っても、機能性には差があり目的にあった光学式コンプレッサープラグインを使わないとイメージする音にはならない可能性があります。

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 光学式コンプなら何でもいいと思っていたけれど

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目的にあったものを選ぼう!!

今回紹介するTube-Tech Compressor Collectionは光学式コンプレッサープラグインのなかでも、音をより細かく作り込み、なおかつ真空管特有のサチュレーション効果が得られるコンプレッサープラグインです。またこのコンプはSotubeからしかリリースされていません。なぜなら、実機のエミュレーションに高い技術力が求められるからです。Tube-Tech Compressor Collectionを使った多くのプロはそのクオリティに納得して、エンジニアたちのマストアイテムになっています。

UG
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Tube-Tech Compressor Collection 概要

メーカーSoftube
製品名Tube-Tech Compressor Collection
特徴CL 1B と最新のCL 1B MK IIの2つから選べる
新機能 – サイドチェーンローカットフィルターとパラレルブレンド。
見事な新しい高解像度グラフィックス。
使いやすいプリセットブラウザ
文句なしのモダン光学式コンプレッサーサウンド
システムシステム要求
macOS Big Sur 11、モントレー 12、ベンチュラ 13
Windows 10(64ビット)、Windows 11
Softubeアカウント
iLok アカウント
AU、VST、VST3、および/または
AAX 互換の DAW ホスト ソフトウェアを搭載したコンピューター
インターネット アクセス (インストーラーのダウンロードとライセンスの管理用)
サポートされている CPU ファミリ 
Intel Core i3/i5/i7 または
Apple シリコン (M1 以降) CPU を搭載した Apple macOS コンピューター。
Apple シリコンはネイティブでサポートされています。 
SSE 4.2 をサポートするクアッドコア Intel Core i3/i5/i7 または
AMD クアッドコア プロセッサーを搭載した Windows コンピューター。
他の Intel プロセッサ (Celeron、Pentium、Xeon) は、
SSE 4.2 命令をサポートしていれば互換性があります。 
バージョンv2.5.62(2023-05-24)
認証方式iLok認証
認証数3つ
容量86.1MB
マニュアル日本語あり
価格299ドル(メーカー価格)セール価格163.90
備考体験版あり(20日間限定機能制限なし)
アプリはSoftube Centralで管理
アンインストールもある

Tube-Tech Compressor Collectionには、CL 1B Mk II コンプレッサーとオリジナルのレガシー CL 1B コンプレッサーの2つがパックになったコンプレッサープラグインです。

CL 1B Mk II はハードウェア光学式コンプレッサーTUBE TECH CL1Aをエミュレートしたコンプレッサープラグインで、光学式コンプの優しいかかり方と真空管特有のサチュレーション効果によりコンプ臭さがなくそれでいて自然に前に出てこれるコンプレッサーとして高い評価を得ています。

実機に関しては宅録村長でおなじみの和田さんが動画を公開してくれています。(動画はCL1A実機です)

このTUBE-TECH CL1Bがオプトコンプと呼ばれているコンプです。

オプトコンプざっくり説明!”

オプトコンプとは?

音を電流に変換して電球やLEDなどを発光させそれをフォトセル(受光体)で検知すると抵抗が働くというのがオプトコンプの仕組みです。って言われても「おーなるほどそういうことか!」といえる人はどれくらいいるのでしょうか?なので、よほどコンプオタクではない人は技術的な部分はひとまずおいておいて、サウンドの質感だけ覚えてしまってください。

音が大きいほどリダクションが深くなるため、アタックの反応速度が遅くなり、かかり方が曖昧になります。これが俗にいう「かかっているけれど、かかっていないように聴こえる」というオプトコンプのからくりです。

Tube-Tech Compressor Collection レビュー

音質4.5
機能性(オリジナル性)4.5
操作性(使いやすさ)5
安定性(CPU負荷)4.5
価格2.5
総合評価4
リンククリックで読みたい内容の箇所に飛ぶことができます!

それでは具体的なレビューをしていきたいと思います。レビュー内ででの帯の色には次のような意味合いがあるので参考にしてください。

  • 青帯はメリット
  • 赤帯はデメリット
  • 黒はどちらでもない

音質

4.5

光学式特有のコンプレッションサウンドと真空管のサチュレーションが心地よい!

Tube-Tech Compressor Collectionの光学式ならではのコンプレッションが得られるサウンドです。TUBE-TECH CL1Bは真空管特有のウォーム感とサチュレーション感が特徴的なサウンド!と言いたいところですが、サウンド面としてはハイファイ的な真空管サウンドなので、イメージする温かみとはまた違った印象があります。

これは実機のCL 1Bの説明でも語られておりそのサウンドはプラグインでも同じポリシーだと思います。

LA-2Aのような厚みを感じるサウンドキャラクターの付加はTUBE-TECH CL1Bにはありません。それはメーカーのポリシーとして、特性の向上とTUBE-TECHの考えるサウンドクオリティーがそこにはあるからです。

引用元:ROCK ON PRO PICK UP !! TUBE-TECH CL1B

実際

TUBE-TECH CL1BレガシーとTUBE-TECH CL1B mkⅡを比較するとコンプレッションにおける音質差があり、どちらが良いというよりは「ある意味で別物」と感じる人も多いかもしれません

両者の違いを実際比較すると次のようになります。

設定は画像のように同じしています。

上がmkⅡで下がレガシー(mkⅠ)になります。

画像
ドラム dry
ドラム TUBE-TECH CL1B
ドラム TUBE-TECH CL1B mkⅡ

TUBE-TECH CL1B mkⅡはアップグレードに対してレガシーからのバージョンアップという位置づけではなく本当に別物です。それに関して公式では次のように解説しています。

サウンドの向上。Softubeの最新技術を駆使して一から再構築。

代理店の販売サイトでは「サウンドの向上。最新技術を駆使してゼロからトータルリフォーム。」という説明になっていますが、基本的には全く新しいものを作り直したという解釈で間違いはなさそうです。

コンプの挙動自体はアタックとリリースの設定が無印とmk2の大きな違いがありますが、設定でアタックとリリースを通さないLA-2A的な使い方をした場合次のようなサウンドになります。

ドラム TUBE-TECH CL1B NoAttack/Release
ドラム TUBE-TECH CL1B mkⅡ NoAttack/Release

TUBE-TECH CL1B mkⅡはアタックが派手に潰れているのに対して、無印はアタック感が残っています。

このあたりのサウンドの違いは繰り返しますが「別物のコンプ」と思われる人も多いでしょう。

次にベースに試してみましょう。

ベース dry
ベース TUBE-TECH CL1B
ベース TUBE-TECH CL1B mkⅡ

TUBE-TECH CL 1BとmkⅡを比較すると、無印ではリリースをゼロにしてもリダクション2〜3dB程度かかるのいmkⅡではほとんどかからない状態になります。

このあたりの性能差をどのように意図するところに見いだせるのかが使い分けのポイントになりそうですが、無印の方がコンプレッションが深いイメージがあります。

光学式コンプであってもかけ過ぎれば埋もれますし、パツパツサウンドにはなります。

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機能性

4.5

アタック、リリース、スレッショルドを装備している

一般的な機能とパラメーターは次のようになります。

スペック
Attack0.5〜300msec
Release0.05〜10sec
RATIO2:1〜10:0
GAINOFF〜+30dB
attack / release SELECTFIXED:アタック 1msec、リリース 50msec に固定
MANUAL:ATTACK、RELEASEの値に従う
FIX / MAN:アタック固定(速い)。RELEASE可変

光学式コンプレッサープラグインといえばつまみが2つだけのLA-2Aタイプが一般的に思われますが、コンプレッションシステムが違うだけで光学式コンプレッサープラグインであってもデジタルコンプ同様にアタックやリリース、レシオ等を搭載しているものもあり、Tube-Tech Compressor Collectionもその部類に入ります。

操作性という点においてはつまみ2つだけの方がざっくりと触れるので初心者であってもわりと簡単なイメージがありますが、それだとリリースなどの処理がどうしてもイメージしている音にならない可能性が高いです。

Tube-Tech Compressor Collectionではそのあたりを完全にカバーできるので、より素材の旨味を引き立たせることができます。

また、fix/manを変更することでアタックとリリースをスルーさせられるので、ざっくりと音決めする用途に便利です。

使いやすいプリセットブラウザ

Tube-Tech Compressor Collectionに用意されているプリセットはTube-Tech Compressor Collectionのスペックを存分に使いこなすように設計されています。どのプリセットも使い勝手は良いのですが、それ以上にプリセットブラウザの操作性が魅力です。

画像の赤いマークをクリックするとプリセットブラウザが表示されます。

このブラウザはエフェクトプラグインの中では抜群の視認性、および検索性があります。

メガネツールに「Vocal」と打てばVocal関連のプリセットがヒットします、タグからの検索も可能、さらにはプリセットのカラーも任意に設定できます。

このブラウザはエフェクトプラグインの中では抜群の視認性、および検索性があります。メガネツールに「Vocal」と打てばVocal関連のプリセットがヒットします、タグからの検索も可能、さらにはプリセットのカラーも任意に設定できます。

ただ、1つ残念なのがmkⅡではそのプリセットの量が減っていることです。この理由としてエンジンを一から作り直したことで同じプリセットでは意味がなくなっていることが理由だと考えられます。

パラレル機能及びサイドチェイン

CL 1B Mk IIの新機能としてパラレル機能が付きました。近年のコンプレッサーにおいてドライとウェットの調整を可能なパラレル機能はデフォルトレベルで求められます。ハードウェアCL-1Bの売りはモダンなコンプレッサーサウンドですが、プラグインではそれをよりブラッシュアップした形になり。最先端の音楽シーンで活躍できるようになっています。

サイドチェインは以前から搭載されていましたが、CL 1B Mk IIはLOW CUTを搭載することでよりピンポイントに使いやすい仕様になっています。

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操作性

4

インプットとアウトプットを操作できる

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Tube-Tech Compressor Collectionの機能としてインプット量とアウトプット量が調整可能です。そのため素材のゲインバランスをCL 1B取り込み時に調整することができます。

例えばゲインが小さい素材であればインプットを大きく、ゲインが大きければCL 1Bで小さくするという使い方です。もちろんこのインプットスレッショルドにも影響を及ぼすのでリダクションに注意を払う必要がありますが使いやすい機能です。

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また鍵マークをクリックすると、インプットメーターやアウトプットメーターの表示内容を変更できるなど、さらに使い勝手が向上できます。

画像

mkⅡは書き出し時に失敗するときがある

あくまで私だけの環境で起こる話かもしれませんが、CL 1B mkⅡを使いバウンスしたときに頭がかけることがありました。

対処方法としては、頭に半小節程度あけておくと書き出し及び再生に問題はないのですが、頭からのバウンス時にはすこし注意が必要だと思いました。ただこれはレガシーでは起こっていません。

安定性

4.5

CPU負荷、安定性ともに問題のないレベル!

オーディオトラックに1つだけCL 1B を挿した状態でのCPU負荷です。非常に軽く動作も安定しているため、目的のトラックに好きなだけ使えそうです。

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CPU負荷計測環境

パソコン  Macmini2018

CPU  Corei7(i7-8700B)6コア 

HT使用時12コア 3.2GHz/ターボブースト(TB)使用時4.6GHz

メモリ 32GB

システム OS12.6.1 Monterey

Audio/IF Focusrite RED 8PRE

バッファー 256

DAW   LogicPro10.7.7

48kHz/24bit

再生ストレージ SSD

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価格

4.5

299ドル

ブランドバリューの価値をどう見極めるかがポイント!

Tube-Tech Compressor Collectionは率直な意見としてメーカー価格は高い印象です。しかし、老舗でクオリティの高いエフェクトプラグインデベロッパーとして評価されている部分を見ると、私は相応の価格か少し安い印象を持ちます。

安いプラグインと高いプラグインの間にどこまでの違いがあるかと言われるとブランドバリュー的な違いが大きい部分があります。

多少高価であってもそれを使っている自分、それでしか出せない音を追いかけている自分に意味がある!と思える。このような価値はやはりある程度のブランド力がそうさせるのではないでしょうか?

実機の再現に注目する人も多いでしょう。しかし572,000円の実機を触りこんだ人のみが追いかけられる部分で普通に使う人からすれば、再現度はそこまで重きを求める要素ではないと思います。そうなると、使いやすさ、機能性、音質、そしてブランドバリューに購入価値を見出すのは決して間違いではないと思います。

PluginBoutiqueで購入すると月替りプラグインが無料でもらえます。無料と行っても100ドル相当に売っているプラグインがもらえるのでかなりお得です。

2月の無料特典は

Universal Audio PolyMAX または Pulsar Audio W495 または Loopcloud 1 か月アーティスト プランの無料コピー

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注意点
  • Rent To Own プランは、無料トランザクション ギフトの対象外
  • Plugin Boutique アカウントが登録されていることを確認してください。アカウントをお持ちでない場合は、 こちらから作成できます。
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  • このオファーの製品をすでに所有している場合、代替製品を提供することはできません。
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PluginBoutiqueでの具体的な購入方法はこちらの記事が参考になります!

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CL 1Bに関するFAQ

ここではCL 1Bに関するFAQをまとめています。

Tube-Tech Compressor Collection の基本的な使い方は?

THRESHOLDを操作しながらメーターが3〜5dBの範囲にくるように設定します。ここからコンプレッションサウンドを味わっていくのと音質の違いがよくわかります。

Tube-Tech Compressor Collectionのインストール方法は?

Softube Centralというアプリを使って行います。

他の光学式コンプレッサープラグインがあればTube-Tech Compressor Collectionはいらない?

CL 1Bはアタックやリリースを細かく調整できるのが強みで、他の光学式コンプレッサープラグインでは得られないサウンドです。

Tube-Tech Compressor Collection体験版はありますか?

CL 1Bに限らずsoftubeのプラグインにはすべて体験版あり20日間限定で機能制限なし使えます。

まとめ

音質4.5
機能性(オリジナル性)4.5
操作性(使いやすさ)5
安定性(CPU負荷)4.5
価格2.5
総合評価4
リンククリックで読みたい内容の箇所に飛ぶことができます!

音質面に関しては文句をつける人はいないレベルです。LA 2Aとはまた違ったハイファイな真空管サウンドはボーカル、ベース、ドラムなどあらゆるシーンで活躍できるサウンドになります。

また個人的にTube-Tech Compressor CollectionのGUIは見ていて気持ちよく、1ランク上のモチベーションを掘り起こしてくれます。

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