どうもUGです。

今回は「BFD3の使い方基礎編についてお話します」

 

ブラックフライデーでフェクトプラグインや音源が安くなって

いろいろと購入した人もいるでしょう。

ドラム音源のBFD3もその一つ50%オフで¥19,900の安さに

飛びついた人も多いでしょう。

 

リアルなドラム音源としてドラム音源界を牽引しているBFD3ですが、

BFD3の別名は「初見殺し」

つまり新参者には少しばかり扱いにくいもの

という認識があります。

 

たしかに細かく設定できるだけに多少複雑な印象を受けますが、

そんなことはありません。

BFD1から使い続けている私なりのBFD3の使い方とTipsなどを

数回に渡って説明してみたいと思います。






BFD3キットの詳細を確認する

左ブラウザにあるのが各キットのプリセットです。

ここから好みのキットを読み出して使っていきますが、

キットを読み込むと中央下のフェーダーにキットが読み込まれます。

読み込まれたKickとSnareのミキサーの部分三角矢印がついてるのがわかると思います。

これをクリックすることで

KickとSnareの個別マイクを表示することができます。

簡単にマイクの意味を説明すると

 

Kick Inはアタックオンを収録したもの(バチッという音)

Kick Inはキック自体の低音感をしたもの(ドン!という音)

Kick Subはさらに低い低音感を付け加えたもの(ドゥオンという感じの音)

 

これらの3つを一つにまとめてKickというフェーダーにまとまっているというものです。

 

Snareに関しては

Snare Topも一般的なスネアの音

Snare Bottomはジャリッとしたノイジーな音

Snare Rimはスネアの鳴りを収録した音

といった感じです。

 

キック同様これらの音がSnareという一本のフェーダーにまとめられています。

これらのフェーダーを動かしながらバランスをとることでドラムの音作りをすることが基本になります。

ドラムで音を作るときにEQを使用する人がいますが、

実はこれらの音量バランスをEQで補っていたわけです。

だからここで各バランスをしっかりとれればEQでの音作りはカット方向以外で

それほど使うことはなくなります。

 

これらについてはこちらの記事も参考になります。

とりあえずこれだけ覚えたい専用音源不要のロックなキック音作り

ドラム専用音源がなくてもここまで作り込めるロックスネアの音作り

 

また上記の画面では表示されていませんが、下のスライドバーを右に動かしていくと

AMBというフェーダーが表示されます。

AMBIにも三角矢印がついているのでクリックすることでAMBトラック

つまり空間的なドラムの音が収録されたフェーダーが表示されます。

表示では左から

OH

Mono1

Mono2

Mono3

Comp1

Comp2

というアンビフェーダーがあります。

OHとオーバーヘッドという意味で

役目としてはドラム全体を狙った音として使うこともありますし、

シンバル用としてOHを使うこともあります。

BFD3はシンバル専用のフェーダーが存在しているので

かぶりのないシンバルを扱いたいときはシンバル用のフェーダーで音を作り込む方がよいでしょう。

 

順不同になりますが、次のROOMについて説明します。

 

ROOMはOHよりさらに遠い位置にマイクをおいた部屋全体の響きを収録したもの

迫力があるドラム音を作りたいときにはこのROOMが役に立ちます。

 

Amb3という書いてあるROOMよりさらにマイクを遠くにおいたもの

正直私はこれはあまり使いません。

 

monoというのはマイク一本でドラムを収録したもの1.2.3によって

マイクの距離が異なります。

Comp1.2はすでにモノラルマイクにコンプを通して録音したものです。

個人的にガッツリとした定位感とパワーがほしいときにcompマイクを使うことがあります。

 

これらの表示は中央のドラムが表示されている画面を下にドラッグすることでマイクの位置を確認できます。

またこれらのマイクの位置はTweaksという項目で変更することができます。

Distanceは距離

Widthはパンニングと思ってください。

パラメーターを動かすことで

マイクの位置が変化するので音の違いを確認してみましょう。

ちょっと便利なBFD3tips1(ウィンドウの拡大縮小)

地味に知っている人が少ない機能ですが、

上記の説明画像でもわかると思うのですが、BFD3はデフォルトで立ち上げると画面が幾分小さいんですよね。

そこで、上記の赤色で囲った部分をクリックすることで画面の大きさを拡大縮小することができます。

こんな感じでどこまでも広げていくことができます。広げるポイントは

各キットの個別出力+AMB成分を確認できるほどでよいでしょう。

エフェクト

BFD3内にはダイナミクスやフィルター、EQリバーブなど様々なエフェクトが搭載されていて

BFD3内だけで音を完成させることができます。

また、プリセットキットにはエンジニアすでに作り込んだエフェクトが入っているので

それをそのまま使うのも良いと思います。

 

青いマークが点灯しているところはエフェクトがONの状態

インサーションエフェクトは同時に6

SENDは4系統まで同時に使えるみたいですが、私は基本DAWで音を作るのでエフェクト関係はすべてOFFにしています。

BFD3内で音を作るかDAWで作るか?

どのドラム音源を扱うときにでも言えることですが、

ドラムソフト音源内で音を完結するかDAW側で音を作るかをはっきりさせて置く必要があります。

ドラム音源内で完成させた場合当然音源の出力はステレオになります。

 

これに対してドラム音源からキックやスネアを個別にマルチ出力して

DAWでドラムの音を作り込むときは私の場合は次のような出力設定をしています。

 

どちらが良いか?という疑問があると思いますが

DAWで音を作るメリットとしてはVSTエフェクトプラグインを個別にかけられるというのが大きなメリットになります。

kickには1176をかけたいとかOHにはLA2Aを使用して

まとめたバスにはFairChildをを使うなど

好みにVSTエフェクトをかけることでより好みで音を作り込むことができます。





AUプラグインでBFD3のマルチアウト出力するときの注意点

AU(LOGIC)とVST3によってパラアウトできる数が異なります。

 

VST3の場合はステレオ8モノラル16というマルチ出力が可能ですが、

 

AUの場合は

(16xモノラルアウト)

(1xステレオ、15xモノラル)

(8xステレオ8xモノラル)

(16xステレオ)

という構成の中から選ぶことになります。

 

しかしBFD3のすべてをパラウアウトする場合

Kick X3

Snare X3

HH X1

TOM X3〜

Cymbal 3

AMBI

OH Stereo X1

ROOM Stereo X1

AMB Stereo X1

mono mic X3

CompX3

 

合計で

mono19

Stereo 3

合計21のマルチアウトが必要になります。

 

この場合はいかにキットをまとめるかがポイントになります。

私の場合は

Kick In mono1

Kick out mono2

Kick sub mono3

Snare top mono4

Snare Bottom mono5

Snare Rim mono6

HH mono7

Tom Stereo 1

OH Stereo 2

ROOM Stereo3

 

シンバルはOHに任せます。

この構成だとmonoが1チャンネルあまるので

ここにモノラルマイクやコンプマイクを入れる可能性もあります。

また空いているステレオチャンネルを使用するケースもあります。

 

このようにAUプラグインの場合はマルチアウト出力の数が制限されているので

注意が必要です。

 

BFD3マルチアウト出力の設定方法

やり方は簡単です。

フェーダーの下に「Kick」と書いてある名前をクリックすると出力先が表示されるので

任意に設定していきます。

もしKickを一つのまとめたい場合は

Kick in

Kick out

Kick Sub

の設定は「kick」のまま変更させずに

それらをまとめたKickのフェーダーでマルチアウト出力を設定します。

イメージとしてはDAWでBUSチャンネルにまとめている状態だと思うとわかりやすいかもしれません。

ちょっと便利なBFD3tips2(1クリックでマルチ出力)

加筆2018/11/26

一つ一つのマルチ出力をするのがめんどくさい場合は

フェーダー上で右クリックをして

Auto-assign Output(Direct)を選択すれば一発でマルチアウトが設定できます。

どーんと一発でマルチ出力!めっちゃ便利です。

シンバルはマルチ出力必要がない場合はコンプやmonoマイクに当てはめてもいいですね。

オリジナルキットを保存する

私の場合はBFD3の音作りは

DAWで行います。

なのでBFD3のエフェクトを外し、フェーダーバランスもフラットにし

マルチアウト出力を設定したオリジナルキットをBFD3を立ち上げ時にデフォルトで読み込ませるようにしています。

Fileからsave Presetを選択し名前をつけて保存します。

次にToolからShoe preferencesを選択し

Startupの一番下に先程保存したプリセットが表示されますのでそれを選択すれば

次回起動時からそのプリセット(キット)が読み込まれるようになります。





さいごに

DTM初心者でも解るBFD3のマルチ出力とDAWの設定について

いかがでしたか?

とりあえず一番最初にさらっと触って音出しをしてDAWで作り込めるところまでを説明してみました。

今後もいろいろと機能を紹介していきます。

 

もしわからないことや、記事に取り上げてほしいことがあったら

遠慮なく言ってください。